牧農林の複合方式で世界を緑化できれば、その木材の総合利用で世界のエネ、CO2問題を抜本打開できます。木材が大量供給でき、価格が低下すれば、林の近隣で木質エネを総合利用できるし、また複合経営では牧草から林間へ放牧して有利となる。木質エネは熱源利用が最効率ですが、電力利用でも、たとえば英国は今、木質発電所の建設ラッシュです。英のCO2削減を達成するため2020年までに総エネルギーの15%を木質と決め、300万KWH、原発3基分の木質火力発電所を建設中。図は最大のロンドン東のTirbury木質発電所、75万kwhです(根本昌彦ブログ参照)。木はチップを米Jorgiaから輸入。多少の補助金を付け、太陽光等よりも最有利(利益が高い)なのです。英の環境保護団体は、バイオ発電が世界に広がると熱帯林等世界の森林破壊を招くと警告しますが、森林より広い砂漠を緑化できれば心配ご無用。実際、英国内に米から輸入するより自国の樫等を使え、もっと植えろ、の声もあります。ホルチンのある中国は、実は、人口、砂漠、石炭の大国です。木質の熱源利用、石炭に木質混焼、石炭火発の木質火発へ切替え等のバイオ利用と複合方式との同時推進が最有利です。原発廃棄に悩む森林大国日本でも福音でしょう。どなたか、脱原発の最有利な代替エネは木質利用だと研究願えれば・・