極寒・大雪のなか、ドンホラの牛たち

ドンホラのD牧場は2012年の4月に複合方式を開始、これまでの牛8頭から夏には48頭に増やした(また農地6haを借りた)。10月末から肥育を始め、12月末に9頭を出荷しました。この回転ペースなら、販売高粗利益率は60%にもなります(次の頁を参照)。
 右の図は屋内畜舎で肥育する25頭、次の図は露天畜舎で育てる繁殖用16頭、その内で今年の出産予定は13頭、他の3頭は肥育販売、とします。

繁殖牛は、従来の畜舎を改造し敷地内で動き回れるだけの一頭当たり15平方mあります。例年なら雪が少ないので昼間は外に放牧していたが、今年は大雪のため出れず、餌が追加的に必要になった。餌は主にトウモロコシの茎葉だ。

大雪といっても、シベリアの強く寒い風が対馬暖流を渡って降らせる日本海側の数メートルに及ぶボタ雪ではなく、強風で固まっており、図は センチくらい。雪で冬の昼間に牛を外で放牧できず、餌代は例年より50%も値上がりし、打撃を受けた。西ドンホラからホルチンの中心都市の通遼(人口80万人)までの路が舗装され、通遼まで1.2時間に短縮されたのが朗報。