図は春になり、雪が解けてきた蒙和の周囲の畑。去年来、雨量が増え、まだ天候は曇りがち。雪は解けてきたがのこり、おかげで黄砂はゴビ方面からはまだ本格的でない、これからだ。この雪の為、放牧に出せず(一部のみ)、飼料代が高騰し、経営上大きな打撃を受けた。
右図は奥の畜舎内だけで育った子羊が前庭で濃厚飼料を食んでいる。畜舎飼いの為、豪雪だったが子羊は無事だった、放牧の牧民は大変な打撃を被った。ホルチン地区でも口テイ病がでたが、寒風と飼料不足のため体力の弱った子羊から犠牲になる。そこで、放牧の牧民は羊を早めに売りに出し、羊の値段は下がり、飼料は高騰し、廃業した牧民が大量に出た。