よく言われるように、デモクラティックスクールは一日中が「休み時間」です。
ところで、「休み時間」ってみんなにとってどんなものだったでしょう?
「休み時間」は休む時間ではありませんでしたね。
今、従来の学校に通っている子どもに、学校にいる間で一番楽しいのはいつ?と聞いたら、「休み時間」と答えます。
それぐらい、子どもたちにとって「休み時間」は楽しみな時間です。
休み時間は一番わくわくする時間です。
自分が自由に使える時間。
唯一な時間。
その時間だけ、学校の空気が変わります。
学校がそれまでの時間とは異なる空間になります。
あれはなんなんでしょうね。
あの自由さ。
たしかにデモクラティックスクールは朝から終わりまでそれが続きます。
遊んだり。
あるいは、既存の学校でずっと喋り続けたような時間が朝から続きます。
自分のしていることが有意義かどうかなどは問題になりません。
もちろん「成績」のことはみんな気にしていません(「成績」はないのですから)。
自分のやっていることが将来役に立つかどうかも気にしていません。
大人からみて何もしていないように見えても、何も有意義なことをしていなくても、子どもたちにとっては、それは自由の満喫です。
>>子ども「が」まなぶ 「超」学校。
都会のサドベリー・スクール
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日本におけるデモクラティックスクールの「これまで」と「いま」を紹介した『自分を生きる学校』(デモクラティック・スクールを考える会編 せせらぎ出版)好評発売中 宙(そら)のメンバー・保護者・スタッフも書いてます。