The Sounds of Silence

MNです。

「今日の支援室」ネタは、いつもそんなに面白いことがあるわけではないので、仕方なくマクラを用意していたら、そちらのネタの食い付きがあったので、今後はマクラを定番にします。

前回のアバのマイブームは、NNさんのブームと内容、時期が重なっていたことが判明しました。
NNさんは、支援室の母を自称されておられますが、京女(きょうおんな)で神戸御嬢、人となりは「男前」で、普段の会話は驚くほど「娘さん」な方です。いいとこだらけでうらやましいです。
特に昔ネタなら、熟男・熟女が食いついてくれるので、そうします。

今日のマイブームは「サウンド・オブ・サイレンス」でした。
歌い手はサイモン&ガーファンクルですが、これはアバよりちょっと前、ビートルズよりちょっと後という時期でしょうか。
もう年寄りなので、昔の曲にしか興味がわきません。

私にとってのこの曲の思い出は、サイモン&ガーファンクルではなく、映画の「卒業」です。
生まれて初めてのデートが「卒業」でした。歳の頃は、中3です。
恋愛映画だからベッドシーンは大したことはないだろうと思っていたら、あにはからんや、映像は無難でしたが設定が過激で、主人公が恋人の母親と関係していて、それを恋人に告白してしまう・・・なんて筋書き、その刺激はチューボーには尋常ではありませんでした。
こんな状態で手でも握ろうものなら、ひどい手汗、手脂がバレて大恥モノです。

有名なクライマックスは、教会で他の男性と結婚寸前の恋人を奪還するという感動シーンです。その後のラストシーンは、ヨットパーカー姿の主人公がウェディング姿の恋人とバスの後部座席に乗っているのを、バスの客が奇異な目で見ている、というものです。

http://blogs.yahoo.co.jp/ytjcg649/16752503.html 

これにヒントを得て自分の結婚式には、ウェディング姿の「現妻(今のwife、現地妻ではありません)」と三宮センター街を練り歩く、というプランを立てました。プランの趣旨は「衆前結婚」、道行く人に祝福してもらうというものです。しかしあえなく周囲の反対で没。これは結構後悔していて、今は誰か他の女性と実現したい思いを抱えたまま生きてます。この場を借りて公募します。(年齢50歳以下・女性・容姿不問・体型不問・学歴不問・財産不問・既婚非婚未婚不問・持家不問・持親不問・持子不問・不問・不問・不問・・・)

で昔話に戻って、映画の後、結局何事も果たせず(手を握ることさえもできず、という意味です)。
「どうするよ、この後・・・」と自問し、終わってから一緒に喫茶店に行ったものの、お互いに刺激的な話の残像があり、気まずかったのか、ろくに映画の話もできず会話は弾まず、そそくさと帰ったほろ苦い思い出があります。

そんな刺激一杯、困りものの「卒業」をデートのネタに選んだのは、主人公のアイビールックに注目していたからです。(トラッドとも言われています。トラディッショナルの略です。)
アイビーはスタイルに対する頑固なこだわりがあって、理屈っぽく、説教臭いファッションなので、今はすたれていますが当時は全盛期でした。
主人公のダスティン・ホフマンは、この映画の中でシーンが変わるたびに、気取りのない自然なアイビールックを見せてくれます。ダスティン・ホフマンは背が低く、日本人が真似ても着こなせるスタイル、そんな印象を持っていました。

その時の彼女は、地味だけど確実に正統派アイビーで、「mc Sister」というアイビー系ファッション雑誌から出てきたような着こなしが好きでした。男性なら「MEN’S CLUB」、メンクラの愛称で親しまれていた、これもアイビー系のファッション雑誌で、ここでのネタをマネて自分流に着こなす、それが目標でした。ユニクロ三昧の現在は、当時のこだわりがウソのようになっています。これからは、かつてのこだわりを少しでも取り戻したいと思っています。

ここで気づいたのですが、元カノがらみのこの話、初出で「現妻」にもまだ・・・。ヤバッ、撤収!

——————–

通年実習はすでにスタートしていて、夏休みの集中実習の事前訪問が始まりつつあります。
訪問する時の「手土産」としては、皆さん「すいせいさん」や「すずかけさん」のクッキーを好まれるのですが、いいものは日持ちしないので、結局関学クッキーになってしまいます。
関学クッキーをもっと美味しくして欲しい!

ネタが伸びず、おしまい。

実践教育支援室年長 MN