地場衛(ちば まもる)です。
初めての方は驚いたかな。
2回目です。
今日は快晴で、暑さは抑えられていたように思います。
空気が乾いていたのでしょうか。
<今日の支援室>
午前10時頃出勤、そこにしばらくして先にT先生の部屋でGP作業をしていたKK君が登場。
今朝私は、GP資料を美しくする役目を仰せつかっています。
昼ごろ、突貫工事で資料の図を仕上げてKK君に渡す。
さすが元コンサルと言うが、こんなことコンサル仕事のごく一部だからね。
もっと高度な仕事してたのに、こんな程度のことで褒められると馬鹿にされたようで・・・素直になれません。
今日は訪問者もいませんでした。
休みだから当たり前か。
その後、自分の仕事に戻りました。
仕事といっても科研調査の仕事で、音楽をかけながら快適に進めていました。
いやあ・・・幸せだ!
そこで聴いていたのは「クサイ歌」でした。
<クサイ歌>
ここでいう「クサイ歌」とは、私の勝手なジャンル分けです。
例えば中高年者なら「マイウェイ」とか「昴」とかの、世界を語ったり、道を説いたり、自然をめでたり、時間・空間を論じたり、人生をかみしめたり・・・で、やたら説教くさかったり、悟りをひらいたり、俗流哲学、人生哲学のにおいがするような歌のことをいいます。
これを広く取ると、すべては「クサイ歌」になりますが、その峻別は個人差のあるところでしょう。
こうした性格に加えて、多くの人が時代遅れを感じたり、センスが悪いと感じれば、かなり高度な「クサイ歌」になってしまいます。
中高年の「マイウェイ」というと、それだけでポマードのにおいがしたりして、一種の嫌悪感を感じるようなこともあります。
少し若くなって、松山千春「大空と大地の中で」、中島みゆき「時代」などもそうかな。
中島みゆきの「地上の星」は、確信犯なのでそこが他と違いますが、やはり「クサイ歌」に入ります。
しかしこれは中高年の特権ではありません。
例えば・・・・。
キロロは好きだけど、そして「未来へ」は好きだけど、完璧クサイ。
「未来へ」は歌詞がやたらと説教クサイ、加えて伴奏がクサい。
リズムとおりのピアノ伴奏が続いたかと思うと、途中からドンドコ、ドラムが入ってきて、バックコーラスも冗長、昭和だ。
魅力的な声なんだから、ほとんどアカペラでいけると思うのです。
アカペラをベースに、ハーモニカを味付けに使うとか、アカペラのコーラスを一部前面に持ってくるとか、そういう演出をして欲しかったな。
徳永英明のほうがセンスよく処理するんじゃないかな。
以上、「クサイ歌」って言ってしまったけど、元気が出るもの、癒してくれるものなど多彩で、実は基本好きなんです。
話を戻して、今日、仕事しながら聞いていた「クサイ歌」は、竹内まりあ「人生の扉」、これも曲のタイトルからして「クサイ歌」の確信犯ですね。
50歳になってしまったので、これはほとんどそのままハマりました。
陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気がつけば五十路を 超えた私がいる
一人で酒を飲んでいたなら、確実に泣いています。
情けない話だけど、一人のときなんか、感動モノのテレビなどをみては泣くんだな。
涙腺が弱くなったというよりも、論理が後退してきたのかも・・・。
気をつけよう。
収録されているアルバムのタイトルは「デニム」、「人生の扉」の歌詞の終盤に「デニム」が出てきます。
色あせたデニムに経年の思いを重ねているわけです。
やはり説教クサイ、けどイイ!
いかがですかね、フィフティを迎えた先生方。
■人生の扉(歌詞)
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND52277/index.html
■人生の扉(歌)
http://www.youtube.com/watch?v=yuYxIVfsbHc&feature=related
マモちゃんこと、地場衛