今日は『今の時代』について話をしたいと思います。
この前に、U-6の資格を取った時に現代社会と昔との違いを質問されました。良くなった点と悪くなった点を書かされて発表し合いました。そこですごくなるほど!!と思ったのが、『地域社会とのつながりがなくなった』と言う意見でした。コーチもみんなとは一回り違うだけだけど、すごく変わったと思う。何が?と聞かれても難しかったけど、今、それがはっきりと分かりました。昔は例えば、友達の家に遊びに行った時に、はしゃいだりいたずらをしたら、その家の人がしかってくれました。土曜はコーチの時は半日授業でそこから一斉下校をし、午後は地域で野球やサッカーをしてみんなで遊びました。暗くなると帰る‥それが当たり前でした。今は、暗くなってからうろうろする子が多いです。夜遅くまで起きているのがカッコいいと勘違いしてる子が多くなりました。また、よその人にしかられるなんて事もないでしょう。自分の子にすらしかれない親も増えているから、勝手な事をしたり、ルールが守れない子が多くなっている。隣の家の人と会話したり、遊んだりする機会は減っていると思う。だから近所付き合いも減り、隣に住んでいた一人暮らしの老人がいつの間にか亡くなっていた‥なんてニュースがあったりします。地域でのつながりは本当に大切だし、『自分をしかってくれる人』を大事にしよう!ただ、言葉で感情をぶつけるのは、『怒る』で、相手を想って言ってくれるのが『しかる』です。言われる側がこの違いに気付くのは難しいけれど、せめて自分が言う時はこのようにしてほしい。相手を良くする為にと想って言ってあげよう!!

話はまた違うけど、今FALCOはサッカーを通して人のつながりを大事にしています。あいさつをしよう。靴のかかとは踏まない。この当たり前のテーマも逆に言えば、あいさつのできる子、靴や物を買ってくれた親に感謝しよう。と言う事です。つまり、『人間性』を養う事が大きなチームの理想です。わざわざ暑い夏の昼間にゴミを拾う‥なんでこんな事をしないといけないの?そう思うのが普通です。でも、みんながんばってくれたら、地域の方から『ありがとう』と感謝の言葉をもらえた。自主的にやる事で価値は上がる。嫌々でも人がしたくない事をやれば喜ばれる。だけどどうせやるなら進んでやるほうがいいに決まってる。市位監督に頼まれた事を『え〜(%ショボ男%)』とよく言いながら物事を引き受けていました。そして『どうせやるなら、はい!って言ってやれ』と言われたのが印象的です。コーチはよく市位監督と喧嘩します。しかられます。でも、尊敬しています。しかってくれる人の存在のありがたみはすぐには分かりません。でも時間が経てばその価値に気付くはず。コーチは市位監督のおかげで今のサッカーに関わっています。

 『自分をしかってくれている人が周りに今いますか?』いたらその人は幸せ者です。何をしても何も言われない人はきっと不幸な人です。悪いと分かっている事は大切な友達だからこそ言ってやろう!言わない事はその人を見捨てる事になる。FALCOはそんな冷たい人間にならないでほしい。『大切だからこそ言う』 もし、そう思っていれば必ず気持ちは伝わる。違う地域から集まり、つながるFALCOだけの特権を生かしていこうな(%ニコ男%)