今日は3年生の二人、花瀬くんと慎太郎くんを連れて岡山の作陽高校に行きました。前回も見てもらった二人ですが、進路を決めるならもう一度見させてほしいとの事で、急遽、予定に入れてもらい練習試合に参加するようになりました。今日は土のグランドで、と聞いていたのですが行ってみるときれいな人工芝のグランドでした。朝早くから出た甲斐のあるすばらしい天気とグランドでした(%笑う男%)

今日の作陽の練習試合の相手は岡山のクラブチームでも有名な『アバンサール』とでした。グランドにも、高校生相手にも慣れているような感じで、全く物怖じせずに試合していました(%ショック男%) 個人、チーム共に質が高く、その中でも一人存在感のある子がいて、その子はU-15の日本代表候補までいった子だと言う事で、なるほど!とうなづけるレベルでした。アップの時間が短く、20分ぐらいしかなかったですが、30分×2本を見てもらいました。

個人的な評価でいくと‥

慎太郎くんは、ポストプレーか、裏かが中途半端になりなかなかボールが来なかったのがもったいなかった。自分の特長を生かすには大きな動き(ダイアゴナル、裏への動き)がもっと出来たら良かったと思う。自分の欲しいタイミングは言えていたけど、『ここに!』と言うもっと明確な意見を言えるようにしないといけない。監督の評価は悪くはなかったけど、アピールに関して言えば能力の半分ぐらいしか出せていなかった感じがする。

花瀬くんは‥

自分のやりたい事はハッキリしていた。だから多くボールを触りたくさんドリブル出来ていた。でも、周りの味方の能力、特長も生かさないといけない。自分の動きで味方を生かしたり殺したりする事を考えないといけない。後半に見事な3人抜きからゴールを決めたけど、あいては中学生だったし高校でやっていくには、ドリブルのスピードに緩急をつけないと通用しない。速いけど、速いだけ。その速さをもっと相手に早く見せる為の『緩急』が覚えられたらもっと勝負に勝てるドリブラーになれる。二人共に、自分らしさは出せていたが、流れの中に入っていくにはまだまだ動きの質が低い。でも、これは高校で十分に改善できるし、これから伸びる部分がたくさんある。と監督さんからも評価をいただきました(%ニコ男%)

二人の試合の後には、作陽対大阪の強豪『北陽高校』との試合があり、勉強に見てから帰りました。さすがにスピード、パワーは格が違うと言った感じでした。見ていて思ったのは、やはりほんの少しのミスでやられると言う事。上のレベルになればなる程、ほんの少しが大きな結果になる。だから、『だいたい』のパスがほとんどない。必ず○○くんの足元、右足、左足、と確実なパスが出されていた。動きも大事な勝負の場面は1対1で強引に勝負もあるけど、それ以外はチームでしっかり連動してカバーしたりフォローしたり、と非常に見ていて『流れ』のある試合だった。結果は1−2で北陽が勝ったけど、Aチームの相手に対し、サブメンバーの作陽だったので層の厚さに驚愕しました(%ショック男%) 間近でレベルの高い試合を見るのはすごく楽しかった。自分にもいい刺激になった。やはり、中学生の間に100%の基礎作りをしていれば、必ずやれると思った。動き、戦術は後からでも付けられるが、基礎や技術は今しかない!これを教訓にして、明日からまたがんばって指導していきたいと思う!!