子供にしたら最近よく耳にすると思う『精度』。今日はその話です。つい先日、テレビでバスケットの試合をたまたま見ました(と言っても数分ですが‥)(%ニヤ男%) その試合は最後の最後まで逆転逆転の繰り返しでした。バスケットは普通のシュートが2点で3点シュートもあります。コーチがその試合で一番注目したのが、『一回の攻めでミスが許されない』事でした。バレーでも同じです。昔はサーブ権の移動とかがあり、点数がなかなか動かない試合が多かったけど、今はそれがないからミス=相手に得点になります。つまり、『攻撃にミスは許されない』のです。バスケットもサッカーに似たラグビーも100点以上入る試合はよくあります。野球にも、満塁ホームランのように『一発逆転』があります。何が言いたいのか??サッカーは10センチ手前だろうが50mのロングシュートだろうが1点は1点なのです!つまり、一発逆転が絶対にないだけに、他のスポーツに比べて本当は『精度』が命のスポーツなんだと思う。例えば、海外のサッカーを毎日見ていて、急に日本の試合を見たらつまらなく思うはず。なぜか??やはり、日本のサッカーはミスが多いからだと思う。ミスで攻めから守りに変わるシーンが多いと見ていて面白くないのだ。一発逆転出来る例に挙げたスポーツとの大きな違いは点数もそうだけど、『手』でするスポーツでもある。サッカーは足。普段から使う機会が多いのは手と足ではどっち??鉛筆、掃除、食事‥足でやる子はいないだろう。だから当然、『精度』で言えば本来、手のほうが有利だ。でも、その手でやるにも、最終的には『脳からの指令』で動くもの。それは手も足も同じだ。かと言っていちいち歩くのに、『右足、左足』なんて言いながらはしないはず。体が覚えた事は無意識に出来るからだ。最初からみんなは字を書けただろうか?鉛筆の持ち方や書き順を覚えて『一般レベル』に書けるようになったと思う。だからミスをしない精度まで上げるには、まずは意識してやろうとする。それからここに当てたら真っ直ぐ飛ぶ、とか狙った所に飛ぶ、といった体が感覚で覚えるまでやる必要があるのだ。例の話とかややこしいと思ったかもしれないが、要はサッカーという足でする特別なスポーツは手でやるスポーツ以上の努力が必要なんだと言う事。だから、基礎をバカにしないでしっかりやる。精度のいいプレー=ボールを失わない選手になれるまで体に叩き込もう!!
精度を上げる事は簡単ではない。でもやらないといけない事でもある。一つのキックにしっかり気持ちを込めて練習しよう!!!