昨日は、スクールをしていて何人もの子が申し込み用紙を持ってきてくれた。その中で祐樹くんは『こんなに悩んだ事はない(%ショボ男%)』と、苦しんだ胸の内を明かしてくれました。そして、『やっぱ祐尾コーチともう3年間したいしな(%笑う男%)』と最高の言葉をくれました。これは冗談だったのかもしれない。でも、コーチをしていてこういう言葉を言ってもらえるのは本当にありがたく思える。
FALCOを始めてもう丸2年になります。今の2年生は小学校5年生から見ていたし、中学でも関わっていきたい気持ちもあって作ったクラブチーム。最初は簡単な決め事を考えてスタートしていきました(%ニコ男%) と言っても、何もかも手探り状態だったので簡単な事しか決められなかったと言ったほうがいいかな(%痛い男%) そんな状態でスタートしました。最初スタートする前には『こんなチームにしたい』とか『この時期はこんな練習をがんばろう』みたいに予定を立てました。でも、実際はそんなうまく物事は進まなかったし、サッカー以外に大事である『生活態度』への改善等に多くの時間を割いてきました(%ショック男%) 3年生ともたくさんミーティングして気持ちの面から変えていく努力をしました。最初に決めていない事をたくさんしてきました。どうしてだろうか??それは、子供達が教えてくれるから、です。指導者として悩む一つにどういうタイミングで怒ればいいのか?があります。いつも全体に言うだけでは伝わらないし、全体に言う事で自分も気付く事だってあると思う。そういうきっかけやタイミングは子供を見ていたら分かるのです。成長に個人差があるように性格も十人十色です。その子に対し、どこまでしてあげられるか、どういう声を掛けていけるか、が大事だと思う。昨日、個人との会話の中にも、たくさん学ぶべき所がありました。子供の本音に考えさせられる事もありました。そうやってお互いが成長していくものだと思います。
この2年間の中で、『いい事』と自信を持ってやってきた事でも理解をなかなか得る事が出来ずに、何が正しいのかを見失いかけた時期もありました(%ショボ男%)(%ショボ男%) でも、そんな時も純粋にサッカーが好きでFALCOが好きな子供達に助けられました。何をするのも嫌な顔をせず、文句も言わずにやってくました。暑い中での一日審判や、夏のゴミ拾い‥‥何をするにも、笑顔いっぱいの子供達を本当に誇りに思います。ボランティアをやっている事を評価してほしいのではなく、こういう事をも笑顔でがんばってくれる子供の良さを理解してほしいと思う。こういう子供を見て自分の大きな自信にもなります!『俺達は間違っていない!!』と。同じサッカーをするなら部活もある。でも、わざわざこうしてクラブチームとしてやる以上はそれだけの意味があると思う。何をするにも一生懸命になれるこの子達を一人でも多くの方に見てもらいたいし、理解してもらいたい。僕だけでなく、大人全員学ぶべき所はたくさんあると思います。大人になると周りの目を気にします。周りに合わせる事で『いい人』と評価される事が多い。でも、違うと思う。周りと常に足並み揃えるのがいい事ですか?僕は子供にいつも言っています。『考える人間になれ』と。全員個性がある人間なら考えだってそれぞれに違うし、それを言い合ったり話し合うからこそ気持ちが通じたりするんだと思う。周りに合わせる事が自分もいい事に思っていた。でも、それは『逃げている』事でもあると思った。人に賛同するばかりでは何も生まれないんだ、と。FALCOは今、少しずつ地域から認められてきたように思う。これは子供の純粋ながんばりの結果だ(%笑う男%) 新しい事には賛辞と批判がつきものだ。全ての人に認められようとは思わない。ただ、これだけがんばっている子供がいる事を一人でも多くの方に伝われば、と思う。子供から学んだ事はしっかり生かしていきたい。最近ゆっくり子供と話をしましたか??しっかり目を見て話を聞いてあげてください。今まで気付かなかった事がきっと分かりますよ(%笑う男%)(%笑う男%)(%笑う男%)