今日は年始の大会初日でした。アザーレアさんの主催で行われる大会で、県外からも多くのチームが参加している大会なので、いい刺激になる大会です。そんな中で自分達の成果をしっかりと出せるようにしたいと思っていたし、最初の三木コーチからの言葉は、休み明けの大会だからしっかりと足を動かして体力を戻す事。そして守備の面でしっかりとしゃべってやろう!と守備が安定すれば勝てなくても負ける事もないから、と言われて守備を起点にした考えでスタートしました。自分は三木コーチと2人だったので、キーパーのアップを手伝うようにしました。

昨日も三木コーチから少し厳しい話がみんなにあったのですが、その話をどう受け止めてやろうとしてくれるのか?という面でもコーチとしては期待をしました。

今日のアップも見て思った事と、最後に三木コーチとの話している時にも言ったけど、最初に簡単な鬼ごっこをしました。単純なルールの中ですが、意図は何だろう??という事です。『アップ』という位置づけをみんなは理解していない。鬼が来なければ動かないでいい。ルールとしてはそれでもいいでしょう。だけど、動かないでアップになりますか??って話。遊びでやっている鬼ごっこではないのだから、その辺を考えないといけない(%怒る男%) 実際、試合を見てもボールを持っていない子がサボり過ぎているのが今日は特に目立った(%怒る男%) いつも言っているように『練習で出来ない事が試合で出来るはずがない』という事です。アップからやろうとしていない子が試合で出来るはずがないのです。甘い気持ちの面がスタートから丸出しだっただけに試合が心配でした・・・(%ショボ男%)

最初の試合はIRIS生野とでした。このチームもよく年末年始の大会でよく会うのですが、よく走るイメージがありました。それでも、今年のチームはしっかりとつないでサッカーをしてくるようになっていて、その上で『うまく走る』事もプラスされていました(%笑う男%) やはりみんなが考えてやっている証拠!走り出した子を見逃さないし、みんなでそこを使う意識があるから簡単に、うまくボールが出ていました。逆にファルコは、年末にも繰り返し言ったのですが、両サイドが上がらないとリズムは生まれないよ、と何度も何度も言ったのに、右サイドの上がりはなかったし、そのないという中に『やろうとする気持ち』も同時になかったのが痛かった(%痛い男%) 左の藤田くんも上がれたわけではないけど、自分の中でタイミングを見つけて何かをやろうとはしていた。最低限その気持ち・・『もがく・あがく』気持ちがないとどうしようもないと思った。右のサイドの森野くんと一翔くんにその『あがき』が全く見られなかった事もあったし、それは誰が見ても同じなわけで、前半で三木コーチも2人を交代しました。が、その2人が何がダメだったのか?を気付いているのか、いないのか?って事です。そこがこのチームの大きな課題。僕はどこがいけなかったのですか?何がダメなのですか?と質問の一つあってもいいと思うのだけど、自分の中でもうやっていないうしろめたさもあるから聞こうともしない。だからいつまでたっても前へ進まない・・・もっと本気になってもらいたい。

試合は、前半も後半も、終始相手ペースと言ってもいいぐらいでした。一体どうしたいのか?その意図がまるで見えないうえに失点するごとに下を向く気持ちの弱さがモロに出てしまい、戦う気力すら失っている様子でした。

勝負なんだから勝ち負けは絶対に出ます。が、やる事やって負けるのと単に負けてしまった、と言うだけの内容では次へのつながりが全く変わってくる。今日のみんなはハッキリ言って悲惨でした。前向きにやりたいコーチ陣の気持ちは選手には全然届いていなかった。情けないぐらいにみんなの気持ちが下がってしまう状態で、まともな試合になる気配がなかった。 

個人的には数名良かった。良くなってきた。だけど、数名では試合で、チームとして勝てない事は事実だし、甘えている子がそんな自分に気付いていない。みんなで気付かせる声も雰囲気もない。『仕方ないか・・・相手強いし・・・』言葉にするとそんな感じです。出来ない事は諦める、という最低な手段を選ぶ子が多く、喰らいつくようなプレーをしているのは本当にごく一部の人間でした。そんながんばっている子ですら、やっていない味方に何も言わない今のチームでは、上へ行ける可能性をも自分達でなくしている状態です。このゲームは時間だけを過ごした無意味に近いゲームでした(%ショボ男%)

2試合目までの合間の時間に、守備のメンバーを集めました。今回三木コーチから守備への話があったにも関わらず、あまりに軽かったし、役割とか責任とか全く果たせていなかったので、簡単な練習を行いました。そこで軽くやってもステップがおかしかったり、簡単に相手に裏を取られてしまっていた。

どうしてだろう??

そういう疑問を自分で投げかけてほしいものです(%痛い男%) 軽く動くだけでもやられている現状への危機感がないというか、本番では相手は全力でくるのに、それに対応出来る自信あるの?と言いたい。そう聞くと、『ないです』とすぐに答えるぐらい自信がないのにやれる時にやろうとしない事もコーチにしたら不思議で仕方がない。

イルソーレとの2試合目でも、そういう疑問がそのまま試合でも出ていたし、最初に言ったような『相手が自分達より技術があるから負けても仕方ない』と諦めている子がほとんどでした。試合よりも自分達が自分に負けていました。必死にプレーしている子は1試合目と同じメンバーでした。11人のメンバーがいる中で1人はやっていない子の数倍汗かいて、体張っているのにやっていない子はたいした汗もかかないで平然としている。それに対しても言う勇気がないという気持ちの弱さ。。。仲良しサッカーはいい加減やめてもらいたいものです。結果に対してどうこうはコーチは言っていない。だけど、結果が出る前から今のファルコは結果がある程度分かってしまうぐらい『勝つ為の努力』をしないのです。偶然でもいいから・・・そういう『願い』だけで済まそうとしている。進路も勉強も、全部『出来たらいいな』で済ましている。

本当に情けない。今日は心底思った。あらゆる面で『最低ライン』の子が多い。サッカーが好き、なだけでそれ以上のものがない。サッカーが好きだから誰よりも努力をしよう!って子がいない。好きだから・・・・だけ。それだけで終わっている子がほとんど。上を目指す気持ちも努力もない。それが情けない。

出来るのにやらない事が一番卑怯で情けない人間。でも、悲しいのはそういう人間になろうとしている子がたくさんいると言う事。もっとみんなの本気がコーチにぶつかってこないかなぁ?。。。。。本気の気持ちをこっちからぶつけても跳ね返ってこないし、待っててもぶつけてこない(%ショボ男%) みんなは一体どうしたい??強くなりたいです!なんて言葉は人に任せるもんじゃないんだよ(%怒る男%) 自分が強くなろうと努力する事でしょ?そういう当たり前の感覚が子供とは思った以上にズレている。それを今日確信した。でも、コーチは諦めない。みんなは諦めるのだろうか?諦めるならサッカーを辞めればいいし、続ける必要もない。無理にやってもらうスポーツではない。やりたいならやればいい。だけど、やる以上は何事にも責任が伴う事も理解しろ!(%怒る男%)

新年から気持ち空っぽのゲームを見せてもらった事で、やるべき事は逆に明確になった。明日からきっちりとやっていく。楽しいという事への間違った解釈を正していこうと思う。みんなは残された時間をまだまだ先の話だと思っているからこんなにのんびりしているのだろうが、そうではない事をこれからは気付かせていこうと思います!!