今日は加美中学校の2年生がスキー教室に行っているので13名での練習となりました。なのでAもBも関係なく一緒に行うので、テーマは『個人の責任』という事を伝えてやりました。前の練習でも、ミーティングでも言ったのですが練習前の時間は自由でありながらもいい練習が出来るように準備してほしい時間でもある。今日はリフティングなど考えてやっている子がいたのは良かったとは思うけど、どうせやるならもっと高い意識でやってくれたらいいと思う。自由なだけに強要はしないけど、何度も言うが、目標があるなら努力をしろ!!って事ですから。
アップもステップを含めた体を動かせるものをしました。全力でやっている子、まだやれるのに手抜きしている子、まだまだいるし、よく分かる。全員が全力でやれば3人でも活気のある雰囲気って出来るから。。。そこが各自の甘さで『誰かが声を出すやろうから・・・』って気と手を抜くのです(%怒る男%) 自分がやらないと!って意識を持とう!!

ドリブルも個人の責任においては重要なので、アップでリフティングをしながら多くの子ともコミュニケーションを取ってもらい、その後にドリブルをしました。コーンをたくさん置いて、守備のメンバーが守るコーンを避けて、空いているコーンにドリブルで移動する練習をしました。守備の受け渡しで何回か行ったのですが、今回は個人がテーマなので、各自の判断で守備もしたりドリブルでコーンを見つけてやるようにさせました。また攻撃の、ドリブルをしている選手は相手を引っ掛ける(騙す)ような動きをどんどん意識してやるように!と言いました。時間の経過と共に意識してやれるようになってきましたが、もっと思う場所へトップスピードでドリブルし、方向変換をするような動きがほしいですね(%ニヤ男%)

次は、6対6なのですが、3等分したエリアの中で2対2をするものでした。最初はゴールは関係なく、キープをとにかくするようにしたのですが、途中からはゴールを決めて方向性を決めました。それでも、ここで意識させたかったのは、『一番ボールから遠い子が何をしているか?』です。個人の責任とはボールがある時だけではなく、ボールがなくても声を出したりチームの勝利の為に何かをする事だと思う。だからボールがなくてもパスコースを作ったり、声を出して指示したり、マークに付いたり、確認したり・・・やれる事はいっぱいあるのにゲームになると頭も体も止まっているだけの子がファルコにはたくさんいる(%怒る男%) 何かで関わる為にこの練習をしたので、途中に止めて『君は今何が出来るの?』など確認を繰り返しながら『何かをしなきゃ!』という意識を持たせるようにしました。

その後は大きなコートにして6対6のゲームをしました。エリアはなくても自分が何かを常にしないといけない事を意識させたのですが・・・やはりしゃべる子がしゃべり、黙っている子は黙っている。しゃべる子にボールは集まるし、そういう子がやっていない子の倍以上動いているような試合になった。現に翔太くん一人をチーム移動させただけで得点がコロコロ動いたのが何よりも一人に頼っている証拠だった。そこに気付いたのは当然としても、気付いているのにまだ言わないし、やらないメンバーがゼッケンには多く、内容も結果もボロボロでした。もがくどころか目の前の責任すら果たせていないメンバーには甘さと弱さの固まりでした(%怒る男%)(%怒る男%)(%怒る男%)
両方が必死になってこそチーム力は上がるのに、片方だけががんばっても成果は出ない。もっともっと必死になってほしい。やるからには成果を毎回残してほしい。

最後は60Mぐらいの距離のドリブルを全速力で行いました。常にトップスピードでなおかつボールを足から離さないように!!と言ってやったのですが、やはり足元に置くとスピードが落ち、スピードを上げると精度を欠く。両方が出来ない今の技術では試合で止めようと必死になる相手を抜けないのも無理はない。この最低限の技術を上げていかないと結果的に、サッカーが面白くないのが自分だし、その理由が『自信がないから』って事になる。そうならないように練習があって、やっているのに、やらない子はいつまでもやらないし、どんどん楽しくなくなっていくに決まっている。サッカーを甘く見ている子はそれだけの痛い目に遭うだろうから。それでも逃げない事が大事で、戦う気持ち、うまくなってやるんだ!!って気持ちを忘れずグランドで出してほしいと思います。
