今日は雨天で、北播フェスティバルが延期になったので室内での練習に切り替えました(%ショック男%) 今日の室内練習では自分は普段見れない2,3年生を見るにあたって、少し考えてもらいたい事もありました。そして教えてもらいたい事がありました。
今日は最初はその教えてもらいたい事として、
『自分の理想のプレーを絵にしてみよう!!』という事をやってもらいました(%笑う男%) 自分のやりたいプレーを絵にしてもらい、それをコーチに伝えるという作業を全員にやってもらいました。それはイメージというみんなに足りない部分を引き出す事が目的なのですが、全員が提出してくれた絵にはたくさんのプレーが詰まっていました。。。
つまり、単純に『絵の書ける(イメージの出来る)選手が集まっている』という事は確認出来ました(%笑う男%) でも、それだけでは前へは進めません(%痛い男%) だって、各自の絵があっても、バラバラではくっつきませんから・・・パズルのように各自の絵をそれぞれの『意志』として、会話をし、くっつけて形にしていく・・・そう!みんなで『絵』を『ジグソーパズル』のようにしてほしいのです!!今日は、各自の事だけを欠いてもらいましたが、後日そのイメージの絵をお互いに意見にしながら会話をし、チームとしての方向性も決めてけたらいいな、と思います(%笑う男%)
後は、みんなで一緒に考えてもらった言葉があります。その言葉で伝えたいものとして、『みんなで知恵を出し合おう!』という事でした。各自の考えも言い合わない今のチームでは言える子だけの考えになってしまっている(%痛い男%) それでは限界があるし、みんなで言い合えばもっといい意見も出てくるはずなのです!その為に、みんなが本気になって知恵を出し合うようにしていこう!!と最初に選手との対話からスタートしました。コーチの思いが少しでも伝われば、と思います。

その後から体を動かすという事でコミュニケーションを取る事と、会話をする事、アイデアを出し合う事をテーマにしてゲームを簡単にしました。最初は、7人組になって体育館の端から端までリフティングをして移動し、一番早いグループがゴールするまで競争をしました。ここでのルールは『必ず全員が触る事』でした。そんな中でもコーチの狙いは、
『ズルいと思うようなアイデアを出してくる事』だったのです(%ニヤ男%) 何も言わずにやってもらうと案の定、みんな円になってゆっくりと前に進み始めました。。。ファルコらしいプレーです(%ニコ男%)(%涙%) その一つの形にこだわってしまう・・・違う角度からルールを考えようとしない真面目さがモロに出ていました(%痛い男%) そして、真ん中のグループが普通に勝利した所で、一旦集合し『やり方にこだわりすぎるなよ!全員が触るっていうだけのルールなんだから』とだけ言って2回戦をしました。すると、端っこの翔太くんのグループに大きな変化が出て、円ではなく一人がずっとリフティングしながら全員でゴール手前まで移動し、最後に残りのメンバーが1回ずつ触るようにしました!!
なるほど!!(%笑う男%)です!そういうのを期待していました(%笑う男%) 面白くなってきたので3回戦をすると、2回連続負けていた右端の翼くんグループが、逆の発想で最初に一回ずつみんなで触り、残りを悠平くん一人で前に突っ走る作戦をし、見事に優勝しました!!全チームが1回ずつ勝てた事に意味があり、各チームに工夫が出た事が大きな意味だった。そういうのを普段のどんな練習でも頭をひねってアイデアを出してほしいと思う。
続いて一列に並んでのバックヘッドを全員でつなげるゲームです(%雪だるま%)

ここでは、アイデアというほどの事は出せませんが(形は決まっているので(%ニヤ男%))、それでも『意見』は出し合えるので、それを期待しました。失敗は起きる。でも、その時に『もっと高く上げてほしい』とか『俺は低いほうがいい』とか、やっぱり『自分のベストを出来る為の要求』をしてほしいのです!それだって試合では必要な事です。自分が苦手なプレーを『これがチームの為だ』なんて勘違いしてやっている子もいる。もちろん状況に応じてしないといけない事はあっても敢えてやる必要はない。それよりも個人の武器をどんどん出す方法を考えたほうが賢明だとコーチは思う(%笑う男%)
そういう事を考えながらやってほしいと思っていたら、やはりさっきのゲームで頭が柔らかくなったのか、自然と声はよく出ていました。ミスが多い子の順番を変えてみたり、投げる子を変えてみたり、うまくいかないからって黙ってしまうのではなくアイデアを絞ってみる事で成果は上がり、技術には実際1〜3年生がいるのだから差があるにも関わらずこうしたチームにすると12回、11回、10回と大きな差のない結果でした(%笑う男%) つまり、
連携(協力)
アイデア
があれば、どんな相手にも簡単には負けないって事です(%笑う男%)

その次は、さらに難易度を上げ、インサイドのダイレクトパスを一番手前の人とパス交換するものです。一番前の子とリターンしたら、次はその後ろの子と、その次の子と・・・・と最後の6人目の子ともリターンが成功すれば終わりというものですが、難しいと思っていたのですが、全チームとてもうまくこなしていました(%笑う男%) ここでは『何回もチャレンジ』という事を狙いにしていましたが、以外と簡単にクリアをしてくれたのが驚きでもありました(%ショック男%)
3つのゲームをしたのですが、共通したのは『協力』という部分であり、そこが全チームに意識が浸透していたのは良かったと思います(%笑う男%)

その後はコートを使ってのポートボールをまずはやりました。ここでももちろん協力がいる訳ですが、今度は『ゴール』という明確な目標があるし、サッカーの試合に近付いただけにその目的に向かってプレーを意識してほしかったのですが、全部のチームに『ゴール』の意識は薄かったと言える(%ショボ男%) みんなが本当の試合でも弱い部分である『こうするからこうなる』という考えが試合の中でないのです(%ショボ男%) ポートボールは手で扱い、手でシュートが出来、キーパー役の選手がキャッチしたらゴールです。足よりも確実性のある手で扱うのに、シュートの意識がほとんどなかった。キーパーの前に立つ選手がいて、『そんなんズルいぞ!』と言ってしまう・・・。そうでしょうか?まん前まで行くからその選手が邪魔になるのであって、上からのシュートなら3mも4mもジャンプ出来ないから邪魔をしようがないと思うのです。みんながシュートをしないから守るのも簡単だったのです。そのキーパーの前に立つ選手を『邪魔とかズルい』と考える前に『どうすればあいつが前に出てくるだろうか?』と知恵を絞るのです!発想なんです、必要なのは。
今日、最後のゲームでうまくいかない藤田くん、竹内くん、賢悟くん、悠平くん、森本くんのグループには言いました。『うまくいかないからこそ会話をして改善する努力をしよう!』と。悪い雰囲気になると下を向いて黙ってしまうのがファルコの弱さです。最初のミーティングで必死にがんばれば知恵は出る。という話をしたばかりなのに、その言葉はもう忘れてしまっていた。ただうまくいかない現実に黙っているだけだった・・・それでは前に進まない。みんなは毎回の練習で何かを得て帰る事が大事なのです。黙って下を向いて得られるものはない。みんなが前へ進む勇気を持って会話をする事が大切!一歩を踏み出すには勇気がいるものだ。でも、その一歩を踏み出さないと前へは進めない。現状に満足して終わるのか?本気で前に進もうと努力するのか?そういう時期にきている事を3年生は特に考えよう(%笑う男%) 残りの時間を無駄にする事なく、毎回の練習、試合を自分のプラスになるようにがんばろう!!(%笑う男%)
