昨日は西脇工業さんとのゲームをさせてもらったのですが、西脇工業の1年生にはたくさんコーチが知っている子もいました。そしてもちろんファルコの卒業生である、祥二郎くんと真鍋くんは真っ先に挨拶にも来てくれて、試合でもがんばる2人の元気なプレーを見れてうれしく思いました(%笑う男%) そして、帰ってから祥二郎くんのお兄ちゃんで、ファルコ1期生のキャプテンをしてくれていた今中 俊介くんからコメントがあったように、1期生はもう高校を卒業する年になったんだなぁ〜〜としみじみ思いました(%ショック男%)
そう、思い起こせば何も分からずただ真っすぐに目の前だけを見てやっていた立ち上げ当初の1期生にはたくさんの思い出があります。バスもない頃だったので電車で芦屋まで行った事もありました。合宿では、八千代まで自転車で毎日通い、多くのミーティングを重ねて来ました。『1期生なんだから・・・』という自覚を持たせる為に、何度も何度もミーティングをしました。そして彼等はその気持ちに応えてくれました。いや、気付いてくれるようになった、と言ったほうが正しいでしょうか(%ニヤ男%) 中学生の間には分からなかった事かもしれません。高校へ行き、それぞれの道を歩み始めてから大切なものが見えたのではないかと思います。それが昨日の俊介くんのコメントに凝縮されていたように思います。工業では足立 健くんともチームの歯車が噛み合わない相談も受けました。健くん本人も、一生懸命、必死にやる事が最初は恥ずかしかった、と言っていました。それが今では本当に真っすぐ純粋にがんばってくれているのです。岡山に行った2人も、夢や希望をたくさん持っていたにも関わらず、『現実』を知り、毎日もまれる中で、精神面がたくましくなっていました。3年生になった彼等を見てそう思いました。慎太郎くん、花瀬くんも何度もケガや挫折の壁に当たっているにも関わらず今、一生懸命がんばってレギュラーの座にまで近付いています(%笑う男%) 西脇高校にも、梨木くん、俊介くん、釜谷くん、杉原くんの4人がいて、何度か試合も見させてもらいました。ファルコの時よりもたくましく、みんなを引っ張る存在になっている事を頼もしいと思いました(%笑う男%) 多可高校でがんばる卓磨くんもファルコとの練習試合でがんばってくれている姿を見せてくれました。卒業してからそれぞれの活躍の場でがんばる姿を全員見て来たけど、もちろんそれぞれの高校の指導者にも恵まれたのだと思うし、みんなが個性を持ってがんばってくれていました。

そんな中、ファルコの思い出の場所でつながっている事もうれしく思いました。卒業してからも顔を出してくれました(%笑う男%) そして、そんな時に話をしていてみんなが口を揃えて言ってくれるのは、
『ファルコは楽しかった』という事です(%笑う男%)(%音符1%) 本当にコーチをしていてこれ以上の言葉はないでしょう。もちろん他の場を知らないから、と言えばそれまでですが1期生は中学の前半は部活動でやっていたし、両方を知っている事もあります。2期生も、あちこちに卒業生が行きましたが、たまに帰ってきた時にいろいろ話をしていると、気付いた事もたくさんあるようです。それは各自が成長している証拠でもあるし、喜ばしい事です(%ニコ男%) ただ、そんないろいろ気付いた事の中で、先になってから
『ファルコで言われている意味が今になって分かった』という事もたくさんあるようです。。。コーチはみんなに悔いのない3年間を送ってもらいたいという思いでファルコを立ち上げたし、その為に何が出来るか?してあげられるかを日々考えています。でも、実際に選手の立場になると『うるさいな〜』と思う事もたくさんあるでしょう・・・思春期です。反抗もあります!男です、人間です。コーチをうるさい存在だと思う事も多々あるでしょうが、やっぱりみんなは今やっておかないといけない事があるのです。努力や規則の厳守、外から見れば『堅苦しい』と思う事かもしれないけど、常識がゆがみかけている今の時代には絶対不可欠な事だと思っています。ファルコには三原則があり、その三原則は人生の最後まで必要な事だと個人的には思っています。中学の間に意識した子は高校でも意識をしれくれます。高校で気付く子もいます。もっと先で気付く子もいるかもしれない・・・それでもいいと思う。でも、コーチには今、伝える義務があります!みんなが理解をするのがいつになるのかは分からないけど、伝える事は今しないといけないのです。

子供にきっかけというものはいつ起こるのか分かりません。でも、きっかけ一つで大きな変化をする事もあります!卒業生もそうやって変わっていった子もたくさんいます(%笑う男%) まだまだ地域に密着するまではいってないし、どんな事をやっているのか理解もされていない・・・・みんなの学校での意識も曖昧だし、それを見た周りの評価も当然『なんや、これがファルコかいな・・・』という声もたくさん聞く。それでも、こちらは何度も何度も伝えていくしかない。もちろん指導が悪いから子供が変わらないのもあると思う。でも、諦めてはいけないし、毎日毎日やっていくしかない。活動が毎日ではないだけに子供の中に意識を植え付けさせる為にがんばるしかない!
本当に年々子供の質は変わっているし、子供の『甘えたい・休みたい』という弱い気持ちに負けないだけの『やらなきゃ!』という気持ちを根付かせないといけない。その為にはいろんな角度から子供に関わっていかないといけないし、それは保護者も同じだと思っている。預けたさえそれで責任を果たしているではなく、一緒になって決め事への意識付けを行ってもらわないと子供の意識も散漫になってしまうと思う。一人では出来ない事だし、コーチ陣だけでは出来ない。だからこそ、学校との連携も大事だし、保護者との連携も必要になってくる。がんばる事は今じゃなくても出来る。でも、がんばらないといけないという気持ちを持たせる事は今しかないと思っている。先になればなる程、がんばる事がバカらしく思えたりするものだ。この純粋な年代の間に、そういう気持ちを持たせていきたいと思う。時間は当然かかるものだけど、かけた時間に無駄はない事も卒業生から教えてもらっている(%ニコ男%) だからこそがんばれる!!子供に大切な事を教える立場でありながら、結局は大事な事とか大切な事は、子供から学んでいるように思う。いつもそうだ(%笑う男%) だからこそそれをまた還元していく事で、毎年質の上がった指導にもつながっていくと思える。コーチだって日々成長していくものだと思えるし、現状に甘える事なくこれからも子供と一緒に100%でがんばっていきたいと思います(%笑う男%) みんなも、今しかない時間を目一杯がんばれるようにしよう!!
