認めるという事のすごさ!! 5月28日

前の月曜日のお話です(%ニコ男%)

コーチは今年からトレセンにもなるべく顔を出すようにしているのですが、今回もグランドに足を運んでみんなのがんばりとコーチ陣のがんばりを見させてもらいました(%笑う男%) 特に5年生を主に見たりしているのですが、前回の練習の時に終わってから担当の宮内コーチと少し話をしました。悩んでおられた宮内コーチはその後、ファルコの練習見学にも来られたりしていたのですが、その悩んだ結果の行動だったと思います・・・

この日、5年生を集め、最初のミーティングで一日の練習の主旨を説明するのは僕達もいつもやっているのですが、この日の様子は少し違っていて、宮内コーチの口からは、

『少し長い話になるから座ってくれてもいいよ』と。。。。それで空気はだいたい察したので、宮内コーチの場所から離れるようにしたのですが、内容は所々耳にも入り(全部は聞いていないのですが・・・)それを聞いていると、宮内コーチのすごさを実感しました(%笑う男%)(%王冠%)

人は、特に男は『プライド』のある、もしくは高い生き物だと思っているし、自分もそうです。プライドって『誇り』って事で、自分が生きていく為の力だったり、エネルギーだったり、糧(かて)にしたりしていると思う。それって大切な事だと思う反面、そう思う事が邪魔になる事もあります。それが成長していく最中です。

人は成長する為には努力が必要であり、学ぶ事によって伸びていくと思います。でも、『学ぶ』って事は『自分』という殻を破る必要があると思う。絶対にこうあるべきだ!!という意見があるのも大事だし、意志の大事な事はファルコでも言い聞かせている。そしたら矛盾するんじゃないの??って話ですが、意志だけでは『自分だけが正しい』という事になってしまう。コーチがファルコのみんなに言ってるのは『会話』をしてほしいという事で、会話をするには意志が必要だという順序を言ってます。だから、意志のある人間同士が会話をしてさらにいいものにしていくのが最終的な狙いでもあります(%笑う男%)

と、話を戻すのですが自分を成長させる為に『他人を認める』事もものすごく大事なんだと思います。尊重するって事です。人の言いなりではなく、自分から良い部分を学ぶ事が大事で、良いものは良いと認められる事が大切だと今になってつくづく思います。良いと分かっているのに認めようとしない人もいます。そういう人は最初に言った『プライド』が邪魔になっている人です(%痛い男%) 自分もそうだったのです。選手としてやってきたプライドだけで指導をしていた頃は周りを認めようとしなかったし、だから成長しなかった。でも、ファルコの立ち上げに伴い自分のやり方は大きく変化をし、指導資格もしっかりと取得するようになったし、自分が出会う人から何かを学ぼうという姿勢がついた。当然、発見が多く気付く事が多く、成長していく事となった(%笑う男%)

ファルコ立ち上げ前ならキッズなんて到底見れなかったと思いますし・・・(笑) それだけ周りを見る、感じる力が付いたからキッズにも対応出来るようになったと思っています。

そんな中で、今回の多可トレセンの5年生に宮内コーチが話していた内容に『自分はサッカーはあまり出来ないけれど、教える事を一生懸命学んでやっている。』というような事を話されていました。サッカーを教える子供に自分がサッカーは出来ない、というのです・・・・でも、それだけでは当然すごいという訳ではないけれど、その後に

『出来ない事を悔しいと思うし、だから一生懸命勉強をした。出来ないからって諦めたりしなかった』と話されていました。。。。

感動しました(%ショック男%)

一緒に多可トレセンを見た時があったのですが、その時は宮内コーチがコーチとして始められたばかりだったので、一緒にがんばっている感じでしたが、そこからの宮内コーチの成長ぶりと言ったら多可でも一番ではないかと思うし、逆に今では学ぶ事のほうが多いです(%笑う男%)(%星%) 

みんなは自分の弱い部分を認められますか??プライドが邪魔をしていませんか??人に言えますか???自分もそこかもしれません。教え子との心の距離を縮める為には自分のプライドを捨てる事も必要なんだって気付いた事で成長出来たんじゃないかって・・・。昨日のミーティングでも、そういう話は少ししました。ファルコのみんなに届いたかどうかは分からないけど、『自分の弱さを認める』事は出発点だと思う。そこから、努力をするのか?諦めるのか?2択になってくると思う。誰もが心の弱さを持っています。でも、それを認める事から強くなっていくんだと思います。自分が変われば周りも変わる。自分に関わる全ての人が変わる・・・・そう思っています。サッカーはチームスポーツだから、お互いの心が通わないといいサッカーは出来ません。心を通わすには、お互いを認め合う事です!自分を認める事です(%ニコ男%)

自分の心に嘘をついているうちは成長もしません。強がっても仕方ありません。本当に強くなりたいのならプライドを捨てる事も必要だと思います。ファルコの3年生のみんなには、この部分に脆さ(もろさ)があります。みんなちっぽけなプライドに縛られています。『こんなん言ったら恥ずかしい・・・』『間違っていたらどうしよう・・・』って。ミスをしない『完璧な選手』を自分で作り上げてしまっているのです(%ショボ男%) それこそが『いらないプライド』なのです。

サッカーが好きでうまくなりたい!!そんな単純な事ではないでしょうか???だから、ミスしたっていいし、完璧ぶったりしなくていいと思う。それでも、ガムシャラにはする必要はある。そこはみんなならもう分かるよね?(%笑う男%) 深呼吸してみよう!自分が今、『こうあるべきだ』と思っている考えを一旦リセットしてみよう!新たな発見があるかもだしね(%笑う男%) 大きくなるにつれてそういうプライドはどんどん大きくなってしまうから、今のうちに肩の力を抜いた自然体であってほしい。コーチは今回の宮内コーチのように自分の出来ない部分を認める姿勢はすごいと思った。だから、宮内コーチは素直に伸びていく指導者なんだと思った。いい部分はマネをする。コーチもそうやって成長していきたいからだ(%笑う男%) みんなはどうだろう???成長する為に自分の殻を破ってみてはいかがかな(%ニヤ男%)??案外、今よりも『自分らしさ』が出たりすると思うよ(%笑う男%)