意識をするという事の大切さ 6月2日

最近、練習ではサポート役となり、試合でも審判をしながら中で一番選手に近い場所で見る機会が多くなり、その中で気付く事がたくさんあるのですが一番強く思う事が、

『意識していない』

子が多い。というのも、局面を見ているだけで何もしていない子が多いという事。次の動作の準備をしたり、予測したり、声を出したり、指示したり、情報を与えたり、フォローしたり・・・これだけしようと思えば出来る事があるのにそれがグランドの中でほとんど出来ていない。どうしてだろうか・・・?と思う事が多々ある(%ショボ男%)

毎回の練習にも必ずテーマがある。でも、終わった時にそのテーマがどれだけ表現出来たのか?をサポートしながら見ていると本当に曖昧で終わっている。三木コーチが与えたメニューをこなしているだけでテーマはこちらには見えるけど、やっている選手がそのテーマを意識して実行していないから、コーチにテーマは見えても選手からはそのテーマが見えない。。。つまり効果が薄い状態だと言える。みんなはそしたらどういう意識で取り組んでいるのだろうか??と考えながらプレーの一つ一つを見ていると、『目の前の勝負』だけしか意識がいっていない。かと言って、その勝負に負けない為に必死になっている訳でもない。。。要するに、視野が狭く、考え方の幅も狭いって事になる。これはコーチの今までやってきた指導の悪さもあるのだけど、みんなにテーマを持ってやる事の意識も薄い事が大きな課題であると思う。例えば、合宿なんかになると一日みんなの意識は高い。毎日変化が見られるように成長していくのは全体で意識し合ったり出来るからだろう。でも、普段だと家に帰り、自分の時間にリセットしてしまう事で継続して出来ないのだと思う。

と考えれば、やはり合宿のように『みんながいる。みんなでやっている。』という環境がベストであると思える。一人がウッカリしても周りによって気付くだろうし(%ニコ男%) そう思えば、みんなでやるしかないのとお互いに気を配りあって指摘しあって、アドバイスしあってやっていくのがいいと思う。今の現状は『誰かに任せている』のがみんなの心理。そして失敗も含めてその人に責任を預けようと逃げている子が多い(%怒る男%) それでは、チームが苦しい時、がんばらないといけない場面で手抜き、逃げ、弱さが出る。昨日のゲームでそういうのがよく出ていた。がんばれない選手が多いのは、手抜きを許している周りの責任でもあると思う。

サッカーをやるのは自分達。その一言には大きな責任が伴う。ましてやみんなはファルコを『選んで』入ったという責任もある。その責任をしっかりと果たす為の意識、どうすればいいのか?と悩む前に『こうしたほうがいいんじゃないか?』と提案をしてほしい。もっともっとお互いに意見交換をし、たくさんの意見の中で前向きに進めばいいと思う。きっかけは小さくても変化は大きい事ってたくさんある。みんなもそうだと思うし、このチームがそうだと思う。そのきっかけを誰が作るのか?と待つのではなく、自分が、個人が意識を変えるだけで大きく変わると思う。

『今』以上の何かをすれば全体が変わる。一人一人が何かを変えれば全体が変わる。チームはたくさんいるから面白い。たくさんいるから変化も大きい(%ニコ男%) まずは自分が!そしてみんなが変わるようになってほしい。プラスの、前向きな気持ちで考えた案は全て前向きにつながる。悩んで不安で・・・そういう気持ちだから前に進まない。自分と自分の意志に自信を持って毎日をがんばってみよう!!(%笑う男%)