協力のきっかけを・・・11月7日

今日は日中の天気が悪く、練習も室内で行いました。最近、自分も風邪をひいてしまっていたのですが、生徒も文化祭の歌の練習の影響もあって喉の調子が悪い子が目立っていたので、明日や明後日にほとんどの生徒が文化祭を行う為に風邪をひかれては困ると思っていました(%痛い男%) 

今日は3年生の翔太くんも参加をしてくれた中で一緒にがんばるようにしました(%笑う男%) どんどん3年生も息抜きでも構わないのでグランドにたまには来て欲しいと思います(%笑う男%)

今日は自分の中で協力しながら声を出してもらえるように考えていました。どうやればみんなが声を出せるのか??ただ『出せ!』と言っても決まり文句みたいな声しか出ていなかったら意味がないし、それぞれの考えた言葉を出してほしいと思ってメニューの趣向も変えてみました(%ニヤ男%) まずはブラジル体操で声を出してもらいましたが、そこまではいつもみんな出るので、それから、ですね(%笑う男%) 大事なのは(%ニコ男%)

その後は室内なので、ステップをやってもらいました。ただし、この時に同時に集中してもらう事も望み、一つステップしたら一つリフティングをするようにしました。リフティングも3箇所で、ステップは4種類で、ミスしたら罰は3種類用意しました。常に何かをやっている状態を作って、体と頭を休めないようにして15分間続けてもらいました(%ニヤ男%) コーチも一緒に入ってやりました。リフティングをミスすると罰をする形だったので、リフティングのミスさえしなければ罰もしなくていいので、いかに集中してやれるか?を試しました。結局、15分間ミスがなかったのは近澤くん一人でした(%笑う男%) 15分間で数回ミスをしている子は試合だったらどうなるでしょうか??そういう事も考えた緊張感を持って取り組んでほしいですね(%笑う男%)

その後は少しリラックスした状態の中でも2人で会話をするようにさせました。鬼ごっこをしながら2人で手をつないで逃げる、追いかけるようにしたり協力をする事をテーマにやらせました。この写真は、2人が縦に並んで前の選手が後ろの選手にボールを当てられないように守るゲームをしました。前の人はしっかりと体で守り、後ろは指示をしながら逃げる事がテーマでした。さすがみんなぐらいの年代になると逃げるのも守るのもうまかったですし、やはり守備をやっている子の体の張り方はうまかったですね(%ニヤ男%)

とにかく2人という会話をする上で最も少ない人数の時にしゃべれる事が始まりです。たった2人でもしゃべらない子はしゃべらない・・・みんなで決めたテーマだろうと僕は関係ないと思ってしまう子が絶対にいるし、そうなるとチーム全体に迷惑を掛ける事になるんだって事をしっかりと教えていきたい。みんなで決めた目標にはコーチは一切関わっていない分、決めた事への責任は果たしてもらうようにコーチとしてアプローチしていこうと思っています。

その後は2人組で片方が目隠しをして、もう一人がナビゲートするゲームをしました。見えないという事はものすごく不安になります。でも、実際みんなが試合の中でも焦ってしまうのは『相手がどこにいるのか?』という事が見えていない事から焦るんだと思う。それを解消する為には自分が見える事は一番大事です。でも、それが真っ先に出来るならもちろんそうしたいけど、みんなの技術を今すぐに上げる事は難しい。自分自身が余裕を持つ事はすぐには出来ないので、顔を上げる癖を持たせながら、周りの声でサポートする習慣を付けさせたい。今日でも、人を動かす事がどれだけ難しいかも分かったと思う。右に行かせたいのに、焦ると右って言葉が出なかったり・・・自分はちょっとだけ動いてほしいのに本人は大きく動いたり・・・・そういう細かい意図を合わせる為の言葉がいつも言っている『オリジナル』の言葉になるんだと思う。うまく言えてる子は堂々と目隠ししても歩けるし、不安に思っている子はヨチヨチ歩きになっている・・・味方を不安がらせていた子はそれだけ指示がうまくないって事を自覚してほしい。伝える事もセンスの一つ!!それが出来るのも大きな武器になる。みんながそれを出来るようになるのがコーチの作りたいチームの理想なので、それに近づけていきたいと思う。

最後はゲームをしたのですが、ここもテーマにこだわって2人が手をつないでやるようにしました(%ニヤ男%) ここでも制限させる動きの中でどれだけの工夫が出来るか?が楽しみな点でした(%ニヤ男%) うまくお互いに声を掛けたり、チームで声が出せているとやっぱりパスが回る。声がない今日のゼッケンチームはやはりパスがなく、ドリブルと一発狙いのプレーが多かった(%ショボ男%) 結局、一日の練習の意図を理解したのはゼッケンなしチームだったし、それだけ自分達で声を出してやっているから楽しくも出来た。反対にゼッケンチームは声もないし、やられたら落ち込む雰囲気はまさしく試合をやっているみんなの状態だった・・・。今日は明らかな差が出た。自主的にやっているチームとやっていない差が明らかに見えたのは良かったと思う。今日のゼッケンなしのような雰囲気で自分達が自分達で楽しむ声とかアイデアを出し合えたらサッカーって本当に面白いと思う(%笑う男%) 言われたり、指示を待つからコーチのやりたいサッカーだけになってしまうし、みんなのやりたいサッカーとは違ってくると思うし、楽しさが沸いてこないと思う。みんなでやるという事の責任は大変だけど、言い換えれば自分達でやれる楽しさはそれ以上にないものだと思う。

今日は楽しさの中での会話を求めたけれど、これがきっかけになればいいと思うし、これでもしゃべれていない子(2,3人)は、本当に自分からやらないとみんなに置いていかれると思う。みんなで進んでいく為にも、出来ていない、やっていない子に声を掛けられる気の回るチームになってほしい。やっていない子は自分で早く気付いて自分を変える勇気を持ってほしいと願います(%ニコ男%)