甘さと成長!1年生練習試合!!7月16日

今日も朝から容赦のない日差しが注ぐ中、練習試合という事で1年生は稲美町にある稲美中央公園にてサルパさんとの練習試合を、2,3年生は県のリーグと強化試合という事で2年生はリゲルさんと三宮さん、3年生は芦屋学園高校との練習試合をさせてもらっています(%笑う男%) 2,3年生は監督と代表が、1年生は自分が担当をして試合をそれぞれにやるようになりました。

1年生の相手となるサルパさんは近年ハッキリと頭角を現してきた東播地区でもトップレベルだし、県内でもトップレベルにあたるチームでもあったので4月からずっと練習試合を組みたかったものの、日程が合わずに再三流れてきただけに今日は楽しみでもありました(%笑う男%)

テーマは、『攻撃でボールを追い越す動きをする事』でした(%笑う男%) 今日も暑い中ではあったのですが、1年生19名で3試合がんばってくれました(%笑う男%)(%晴れ%)

追い越す為の動き作りを意識した簡単なアップを終えて試合を迎えるようにしました。いよいよ夏本番を迎える為の最初の日でもあるし、これから一ヶ月間は過酷な夏休みの日程があるだけに、みんなが体力的にも精神的にも成長出来る時間としていけるようにがんばろうと思っています。チーム全体で見てもこの一番下にいる1年生の底上げがチームの底上げになるという認識で、今出来る事をたくさん増やしていけたらと思います(%笑う男%)

3年生はこの夏が大きな山になるし、引退も視野に含めて活動をする時間となるし、進路についても新たな目標を立ててがんばる時期にもなります。2年生は新チームとなれば自分達が中心となってやっていかないといけないし、その責任感を持って活動をしなければなりません。それぞれの学年によって、個々によって目的は違ってもファルコという一つのチームとしては北播大会で結果を残して県大会へつなげたいという思いでがんばります(%笑う男%)

今日の試合のほうは、序盤から動きというか『反応』が遅い感じを受けたし、それによる一歩の遅さや動き出しの遅さがあちこちに見えて、後手後手になる展開でした(%ニヤ男%)(%涙%) 主導権は相手に握られていたし、それに対して攻撃も守備も『単発』なうちでした。。。最初の試合は失点こそ2点でしたが、得点差以上の大きな差があったし前半と後半でメンバーを交代して全員起用したものの、1試合を終えての出来はここ数試合の中でも最低レベルの出来でした(%怒る男%)

何が最高?何が最低?という基準ですが、『自分でサッカーをやっているか?やろうとしているか?』です。試合前にみんなに話をしました。

『しんどさを半分以下に出来る方法が一つだけあります。何でしょうか???』と。

それは・・・・

自分でプレーをする事

なのです(%ニコ男%) そもそもこの暑い中を『こんな暑い中でサッカーをしないといけない・・・』と思った時点で終わりですし、やらされた時点で終わりなのです(%ショボ男%) 試合の中で何もしゃべらない、何も言わない、そんな選手が半分以上も後半のピッチに立っていた事で1試合目の後は、みんなを突き放しました。。。奮起を期待して。

コーチは悪いけど、サッカー選手にしかサッカーを教える事は出来ない。と言いました。

そういう状態のみんなでした。2試合目は自分がやってやる!というメンバーで試合をしてくれ、と言いその11名が懸命にピッチの中で戦いだしました(%ニコ男%) 難波くん、小林くん、安藤くん、などが声を枯らして全力プレーをしてくれたのです(%笑う男%) この暑い中、普通に大声出すだけでも正直しんどいのに、プレーをしながら必死に声まで出してくれたこの選手に比べ、『自分がやってやる!』という以外のメンバーとなったベンチでは一番楽である『日陰・座っている』状態でも一言も声を掛けないし、試合すら見なくてゴソゴソしている子もいました(%ショボ男%)

そのハーフタイムに『こんなんありえない』とハッキリ言いました。きつい中でも必死にやっている子と楽な状況の中でも何もしない選手とのこの差は何なの??と。出来ない、出来ないと言うだけでやろうと、変わろうと努力しない自分を棚に上げて一番卑怯な存在の仕方をしているとコーチは思う。後半も黙っているだけのロボットが中に入ってもみんながしんどくなるんだから、変わろうとしない、変われない選手は試合には出る資格もない。と告げて交代も選手に任せました。

その後半!覚悟を決め、必死になったのが翔太くんでした(%笑う男%) もちろん急激に何かが出来るようになったのでもないし、うまくなったのでもない。だけど『やろうとしたし戦おうとした』のです。その姿勢はコーチだけじゃなく、みんなに伝わっていたのです。こういう事なんです(%怒る男%) 努力はした分報われるものです!やりもしないで、自分の中で満足している人間に成長はありません。

3試合目にはコーチの言葉なんていらないぐらい、ピッチの中で自分の良さを出し続けた難波くんや井上くん、板場くんに翔太くん、全力プレーで体を張り、ゴール一つに大声を出すぐらい気持ちの入っていた安藤くん、ゴールはなかったもののチームの為に体を張り、キープをし続けた創史くん、貪欲にゴールを追い続けて相手の自殺点を誘った三村くん、苦手な『走る』という事でもしっかりと役割を果たし、チャンスに絡んだ宗希くんなど、各自の良さとチームの為という気持ちがやっと融合したこの試合は、結果そのままに3−0という快勝につながったのです。試合後のみんなを見れば一目瞭然ですが、『勝った』という結果ではなく『自分達でやれたのが楽しかった』という事なのです。これが『スタート』です(%笑う男%) ここから変わらないと成長とは言えません。

人間は誰しも、楽をして成長は出来ないものです。成長の過程には必ず困難を乗り越えるタイミングがあるものです。だからこそ、どんな事でも『結果』ではなく『過程』に目を向けてほしいのです。コーチはみんなを『仕上げる』のではなく『育てて』いるのです(%痛い男%) この意味を分かってください!今日まだ変化できなかった子もいます。後悔を残して終わった選手がいます。だけど、毎日が変われるきっかけになる日なのです(%笑う男%)

後は君達の勇気次第です!その勇気が出るまで、コーチは待ちたいと思います。いろんな逃げ道を自分で用意するのではなく、立ち向かっていく方法をいろいろ考えてみてください(%笑う男%) みんなが同じ道を通る必要はありません(%ニコ男%) でも、チームとして同じ方向を向いて進んでいる事だけは忘れないようにしてください(%笑う男%)

今日も一緒にがんばってくれたみんなにありがとうと言いたいです(%笑う男%)