今日はナイター練習でした(%笑う男%)

昼間に酷使した体は悲鳴を上げまくりだったので、何をするにも痛みが走る状態でした(%痛い男%)(%涙%) とは言っても心は充実していたし、子供に対する気持ち・・・今日のキーワードとなった『愛』はあったので問題ありませんでした(%笑う男%)

最近はいろんな場所へ顔を出す事で、物事を違った角度から見れるようになりました。そしてサッカーという一つのスポーツも違う見方をすれば見え方も変わってくるし、今みんなが持っている『サッカー観』も本当は正しいのか?という事も自問自答してもらえるような環境を作っていきたいと思う。コーチの言う事が全て正しいのであれば、もうすでにプロ選手を輩出しているはずだし、いわゆる『地位的な成功』を収めているでしょう・・。でも、そうではないという事はコーチが全てではないという事。サッカーというスポーツは局面での各自の判断だったり、その選択肢によって勝敗が決まるものだから、各自が考えてサッカーをしない限りはサッカーではないという事です(%ニヤ男%)

そんなみんなを今日はグランドに着いてから何も言わずに準備をしながら観察していると、いつものようにグランドに着いて、着替えて、基礎をやって・・・と淡々と流れ作業をしていました(%ショボ男%)

そこからスタートした最初のブラジル体操でも何も伝わってこないみんなを止めて訪ねました。。。

『このアップはどういう意図でやっているものなの?』と。

『チームが一つになるように』とか『怪我をしない為のアップ』とか回答が出たけど、そういう意識で本当に取り組んでるの??と再度聞いたら返事もなくなりました。。。

要するに、グランドに着いてから帰るまでみんなはサッカーを自分の考えでやっていないし、全て与えられた事をこなしているだけなのです。中身のない事をいくらやっても効果が出ないし、実際に試合でたくさんのパスミスやキックミス、トラップミスが起きるのは基礎を試合のつもりでやっていない、意識のない証拠なのです。そういう話をした上で、今日のテーマは

『判断と反応』です(%笑う男%)

文字通りに判断とは『自分で考える』事で、反応とは『その考えを行動に移す』事でした(%ニヤ男%)

アップをしてから一旦すぐにゲームをやり、2グループに分けてお互いの試合を見ながら、

『何もしていない(関わっていない)選手がたくさんいるよね?』とみんなと確認しました。

結局、考えていないから関われないし、動かないという事だからこのテーマに集中して3人でのパス交換などをやってもらって2対1までしました。

そう言っても動きが止まる選手はたくさんいたし、パスをしたらホッとしている選手が多くいました。そこで『これが試合中だったらどうなるの?』という形で問いかけすると、『あ!』と気付く子も出てきたけど、試合を想定しない練習なんて意味がないし、何の為にやっているのか?ももっと考えてしないといけない。

そこから、ハーフコートで7対7をしました(%笑う男%)

ここでまず起きている問題は、『ボールのある場所に全神経を集中させている』子ばかりで、自分の周りがどうなっているのか?どこにチャンスがあるのか?ピンチがあるのか?という事を見ている(見ようとしている)選手が全くいませんでした(%痛い男%) その事は途中説明をしたけど、守備という気の抜けない場面で、休んでいる選手がとにかく多い・・・。それが7人という人数でも半分ぐらい休んでいるんだから、11人にもなればもっと手抜きをして休む子が増えるのです・・・。サッカーは守備をしている時間が苦しい時間なんだから、その時間を減らすには攻撃するしかない。攻撃をする為に守備をしないといけないし、攻撃をする回数を増やす為には守備の選手も攻撃に絡まないといけない事が分かってくるはずです。

ところが、今日のみんなを冷静に分析していると『自分の欲(思い)』しかプレーに出ていないのです(%怒る男%) だからチームがまとまらない話は最後にしたけど、みんなが今必要なのは『愛を持つ事』です。それも『与える愛』です(%笑う男%) 人からもらうチャンスばかりを期待するのではなく、自分からまず与える努力をしないといけないって事です。自分が甘えているくせに人に対してはどうにかしてほしいとばかり思っている今のみんなでは『一つの生き物であるチーム』がうまく機能するはずがありません(%痛い男%)

今日を振り返ってどうですか?

『あいつの為に走ってやろう!』とか苦しい事も隣の選手の為に出来ましたか?自分のドリブルだけにこだわっていませんでしたか?そんなプレーが成功しても実は周りは喜んでいませんよ。だって、そこには自分への愛しかありませんから・・・。

友達はいますか?恋人はいますか?人を愛する事の経験がファルコは少ないと感じます。人から与えられる事に慣れ過ぎて甘えやワガママになっているのです(%怒る男%) 親にはやってもらうのが当然と思っていませんか?親はもちろん子供への愛は世界一ですから子供の為にはがんばってくださいます。でも、みんながそんな親への感謝の気持ちが果たしてどれだけありますか???一番身近な人への感謝が持てないから、試合をしても隣の選手への気配りが足りないのです(%痛い男%) 

コーチはこの愛の話をふざけてしていません。みんなに欠けている唯一にて最大の欠点だと思っているからです。相手への愛を感じれば、いくら討論をしても、言い合いをしても、喧嘩をしても、絶対に関係は切れません。でも、愛がないから痛い言葉となり、攻撃となり、心に刺さる言葉になるのです。チーム内がまずこういう雰囲気に気付き、改善していく事が大事であり、その為の方法が『裸になれ!!』という事です。

素直なファルコの選手は風呂上りに裸になっていませんか???(笑)それではただの変態ですよ(笑)

心を裸にするという事です。相手への偏見を捨て、愛を持って『喜ばせる方法』を考えれば自然と関係はうまくいくのです!そういうチームが素晴らしいチームだと思うし、みんなで目指したい所です。大人の社会でも、社長の考えは末端の社員まで伝わっている上に、その末端の社員がみんなの為に動ける会社は必ず成功すると思います。

このファルコもコーチが選手に対して、選手がコーチに対して、選手同士がそれぞれ愛を持って接すればどんな試合でどんな状況になっても必ず良かったと言える試合が出来ます(%笑う男%)(%星%) 

自分は相手の事を考えられる選手でしょうか???はいと言えない選手はここを目指しましょう!!サッカーは技術を習得する為にやるのではなく、社会に通用する人間性を豊かに出来るスポーツなのです。このファルコで得るものが自分にとって将来絶対に役立つ事をコーチは責任を持って伝えていくので、みんなは出来るだけの事を『自分の判断で』吸収してください(%笑う男%)(%音符2%)