学童スタート!中南にこにこクラブ♪5月9日

今日は今年度の学童保育での遊び出前出張の初回となりました(%笑う男%) 昨年の夏からスタートさせてもらったこの企画を今年度も継続させてもらえているのはまずは大きな収穫です。どんな物事でも続ける事が最も大切だし、一回きりの活動では何の効果も期待出来ないし、自分としてもファルコとしても地域の中で少しでも青少年育成という分野で貢献していけたら、と思います(%笑う男%)(%音符2%)

今日は初回は中南にこにこクラブでの活動となり、いつもと同じように3時過ぎに訪問しました(%笑う男%) 学童保育は小学1年生〜3年生までなので昨年一緒にいた子は4年生でいなくなっているけど、代わりに新しく昨年は幼稚園だった子が1年生で入っているので新鮮な空気もありました(%笑う男%)(%音符2%) でも、幼稚園の訪問も増えているので、自分を知っている子ばかりになってきたので自分としても入りやすくなってきました(%ニコ男%)(%星%)

今日は3時半からいつもならおやつを食べている時間なのですが、先生がわざわざ気を配ってくださり、せっかく自分が来ているのでおやつを食べる子は食べて、それ以外の子はもう外で遊んでいいですよ、という形にしてくださいました(%笑う男%)

そうなると、遊びたい気持ちが強いみんなはまさかのおやつを食べる子『0人』という事になりました(%ショック男%) 自分との時間がおやつに勝ったというのはすごい事だと思います(%笑う男%)(%星%) たまにしか来れないだけに、みんながこうして楽しみにしてくれるのはありがたい話です(%笑う男%) 昨年も含めて、『みんなでこれをしよう!!』とコーチが決めてしまうとどうしても『やらされた』結果になり、しんどくなってしまうので、あくまで自主的な遊びが出来る環境を作る為に、今日も遊ぶ種目はみんなで決めて、その上でルールを調整したり相談したりしてみんなで出来るようにしました(%笑う男%)

最初は外で元気に鬼ごっこからスタートしたのですが、今日のおかしな天気により突然雨が降ったりやんだりの繰り返しの不安定な状況だったので、体育館に場所を移しました(%笑う男%)

体育館には本当にほぼ全員が集まったので何をしようか?とまずはみんなと相談しました(%笑う男%)(%笑う男%) 大事なのは、一緒に決めて一緒に失敗もする事!です。やれば何かが起きるし、その際に大人の判断だけで決めてしまうと子供から『遊び』を取り上げてしまう事になります。どの学童でもよく見かける風景なのですが、預かっている指導員の方々はどうしても『先回り』の声掛けばかりになってしまうので『それはダメ、これはダメ』となります・・・。預かっている責任と言えばそれまでですが、子供にとっての遊びとは子供が決めないとやっぱり意味がないと思うのです(%ショボ男%) 今日も、あれこれやっていく中でいろんな事が出てきます。例えば鬼ごっこ一つにしても、ルールを決めずにただ始めたらいろんな問題が起きます(%ニヤ男%)

①逃げる範囲(コートの大きさ)
②人数が多すぎて全然追いかけられない子も出てくる
③タッチ返しはあり??なし??

こんな事が起きます。何も決めなかったら必ず子供同士で問題を起こしてくれます(%ニヤ男%) それは要するに『自由』ではなく『身勝手』だからです。そこを調節する為にあるのが『ルール』なのです。これがものすごく重要で、家でもいろんな約束事などの規制を親が決めたいとするならば、やっぱり『何故そうするのか?』を子供ときちんと理解し合ってからでないといけないのです。親(大人)の基準だけで『これは良い、これはダメ』と言ってしまうから、子供は逆にダメと言われた事をやりたがるのです・・。これは当然の形ですし、大人でも自分が納得出来ない事を言われたら反抗心は湧きますよね(%ニヤ男%)(%涙%) 人間である以上は、自分を行動に責任を持つ事が大事で、その上で社会の中で一緒に生活する為の集団への気配りなどが必要になります。学校やこういう学童などの集団生活の場でも、そういう力を育てるのが大切だと考えているので、大人が先回りして決めるのではなく、一緒に決める事にはこだわっていきます。

今日も、こういうルールを決める際には、『どうして?』を必ず問いかけるようにすると子供なりの言い分も必ずありますからそこにも耳を傾けてやるのが大切です。それでも自分勝手に遊びたい子は好きにしたら良いと思うし、何も強制で全員が同じ遊びをしなくても良いのです。コーチの体も一つですから、全員とバラバラの遊びをやる事は出来ないし、ほうっておくと生まれるのが、

『楽しそうだな〜・・・』

って自分勝手に遊んでいた子は必ずこちらに戻ってくるものです(%ニヤ男%) この形が大事だし、そこで戻って来なくても気にはしません。大人が子供に合わせるとか、子供が大人に合わせる、ではなく両方が納得してやる事が全ての場をうまくいかせる方法です。

今日は最後にドッジボールをしましたが、ここでもチームは男子対女子に分かれてやりました。最初は元気だった男子が女子の勢いに押されていくと・・・

『おもろない・・・』

と逃げてしまう子が多く、結果的にも女子が勝ちました(%ニヤ男%) 差はいろいろありました。違う学年がいる中で女子は1年生にも投げさせてあげる気配りがあったけど、男子は自分がやりたい主張ばかりで譲り合いがないから誰かが楽しくなくなる・・・。しかも一生懸命やる事をしないからすぐに飽きる。単純なのはいつも男の子ですし、自分も同性としてそれは常に感じています(%ニヤ男%)(情けないのですが、常に同年代なら女子のほうが大人なのです)

こういう時間を一緒に過ごしていると、やっぱり子供から教わる事は多々あるし、大人の世界でも同じ事が起こるものです(%笑う男%) 指導員の先生方は、『あの人来てくれるのはいいけど、何も子供に注意したり指導してくれないわ』と思われているかも知れません(そういう雰囲気は感じたりします(%ニヤ男%))。ですが、自分の『指導』には『哲学』があるし、考えさせる、理解させる、納得させる、責任を持たせるようにしなければ、実は指導とは言いません。そういう考えがある自分は起きた状況だけを見て注意したりはしません。ただ、『どうしてこういう事が起きたのか?』は問いかけます。悪さをした子供にも、それなりの理由があり、それを聞いてあげる事から指導は始まると思っています。学童をあちこち回っていると、まだまだ指導員の方々のほうが余裕がない状態でガミガミ言ってしまうシーンを多く見ます・・・。そうなると子供にも当然のように余裕がなくなり、反抗したくなるのは当然なのです(%痛い男%)

大人だって完璧な人間はいないのですから、お互いに学ぶ姿勢を持てるといいですね(%笑う男%)

今日も良い勉強が出来ました!!(%笑う男%) この場に感謝です(%ニコ男%)