1年生合宿総集編!!①初日『自分の為に!!』

今日で1年生の合宿の最終日を迎えたという事でようやくこの合宿での事をゆっくりと書ける事になりました(%笑う男%)

先日は2,3年生の遠征のほうへも参加をしましたが1年生は自分が担当している学年という事もあって余計に責任を持って臨まないといけないという気持ちでいっぱいでした(%ニコ男%) そんな気合いも入った状態もあり春休み以来の1年生だけの合宿になるのでその成長ぶりなどを見る為の良い機会でもありました。楽しみな気持ちで当日の朝を迎えたのですが、一人どうしても参加出来ないという事からスタートとなりました・・・。子供にはそれぞれのタイミングでいろんな悩みが生まれるし、それを全て避けて通れるような甘い年代ではない事も指導者を続けていると実感します。だからこそ問題に対して目を背けるのではなく、しっかり向き合っていく事で新たな成果が生まれる事もあるし、困難はチームをまとめるチャンスの一つでもあると思えるようになったので、今回の事もこれは1年生にとって一つのチャンスでもあると思って解決に全力を注ぎ、またチームみんなで考えるようにしました(%笑う男%)

まず初日はおもいで荘のほうへ挨拶をしてからこの合宿のテーマを話しました(%笑う男%)

日程的に初日と二日目は練習をして、三日目はルーキーリーグの試合、最終日は一日ボランティア活動となっていたのでテーマのほうは、

初日 :自分の為に!!
二日目:周り(自分以外)の為に!!
三日目:チームの為に!!
最終日:地域と自分の為に!!
という事でみんなに話をして、合宿のほうをスタートさせました(%ニヤ男%)

まずは午前の時間に勉強をして、各自の夏休みの宿題にも取り組んでもらいました(%笑う男%) みんなでやると一緒にやれるから分からない部分を聞いたり出来る利点もありますが、ワイワイしてしまう悪い面もあり、どちらかと言うと悪い面のほうが多く出ていた初日だったと思うし、自分は参加出来なかった一人のほうへ関わっていたので勉強を見る事は出来ませんでしたが、合流した時の様子とそれぞれに個別に少しずつ聞いた話によるとあまり良かったとは言えない状況だったようです(%ショボ男%)

ただ、この初日のテーマになっている『自分の為に!』という具体的な話もしましたが『コーチが1言って1しか出来ないのは成果にはならない』という事を説明した上で、『初日はコーチが気付いた点はどんどん言っていくし、その中で自分の為に自分で考えて1言われたら2出来るようにしていこう!!』と言いました。もちろんそれはサッカー面も生活面も通しての事だったのですが、久しぶりの昼間練習となった午後は一緒に参加をした2年生も含めて『頭が重たい』状態でサッカー的に考えるとか頭を使うという事がほとんど出来ていませんでした(%怒る男%)

この日の練習のテーマは『攻撃』という事で、攻撃に関わる部分をメインにして行ないました(%笑う男%) ですが、遠征でがんばった2年生も遠征の成果という事が全く出ていなかったし、こうやって遠征前と遠征後に違いが見えてこそ本物の成果だと言える。それが出ていないって事は『1年生の練習やし・・・』と勝手に見下したのか?遠征自体自分から積極的に行動(プレー)していなかったという事が言えます(%怒る男%) それにはかなりガッカリしました(%ショボ男%)(%涙%) 同じように1年生のほうも、しんどい気持ちばかりが表情に表れて『誰の?何の?為にやっているか』が全く理解されていませんでした・・・。

自分はこの合宿に限らず中学生年代には『全て理屈で理解してもらう』事を意識しています。コーチが言うから・・・大人が言うから・・・という事が判断基準になってはいずれやってはいけない事をやってしまうものです。ですが、物事の理屈を理解すれば行動に判断が出来るようになります!例えば信号を守るという事でも『どうして』を考えれば『信号を守らなければ事故になる』という理屈になります。それを自分で理解すればこちらがいちいち言わなくてもやるようになるという事です。それを生活面でも、サッカー面でも同じように理解させていくのが自分の指導者としての役目だと考えています!

練習が終わり、夕食を済ませてからは洗濯を自分達で手洗いでやりました(%笑う男%)(%音符2%) 2,3年生の遠征でも自分はこの洗濯にかなりの時間を割いたし苦労をしました・・・。1年生にもこの洗濯を通して学んでんほしい事が多々あったし、楽しそうにやっているみんなを見ながら成果は何かな〜???と楽しみにしていました(%笑う男%)(%音符2%)

夜のミーティングでもその話をしたのですが、『物事の目的について考える』のが話のテーマでした。初日は『自分の為に!』という事で活動してもらったのですが、そのテーマの中で行なった洗濯をわざわざ手洗いでした事をどう自分の為に!ととれるか?考えてもらいました。すると、

・洗濯機のありがたみが分かった
・親がやってくれているありがたみが分かった
・時間がかかったし、大変だったけどその分の達成感があった

という意見が出てきました(%笑う男%)(%音符2%)

こういう合宿ではそういう達成感も大きな成果になります(%笑う男%)

人間は出来ればしんどい事はしたくないし、嫌な事もしたくない。でも、充実感や達成感とはそういう事を乗り越えた時にしかないものです(%笑う男%) この経験を『与える難しさ』が指導者としては大きなテーマとなります。単純に『しんどい事をやれば達成感があるんだから』とひたすら走らせるとか筋トレさせる、なんて事をすれば子供の心が先に折れてしまいます・・・。ですから分かっていてもしんどい事をさせるという事と、それを乗り越えさせる為にはそれだけの指導者と子どもの信頼関係だったり、そういう理屈をきちんと教えておく必要があると思います。

でも、今回はこの初日からそういう言葉が出てきたように各自が達成感を感じてくれたという事は次の日からも洗濯は『苦痛ではなく自分の為にやれる』という事が実感出来たのは大きな成果でした!!初日はこういう締めくくりが出来たのは良い部分でした(%笑う男%)(%王冠%)