目的を持って!加美スクール♪♪11月6日

今日は爽やかな秋晴れになった中、加美スクールを行ないました(%笑う男%)(%音符2%)

昨晩に降った雨の影響でグランドはまだ少しぬかるんでいたのですが、元気いっぱいの子供には関係のない事で、今日も元気にがんばってくれました(%笑う男%)(%音符2%) 加美スクールは先週に伝えたように今改善すべき最大の課題は『悪口を言わない』事です(%笑う男%) でも、自分は指導者ですから悪口を言ったから・・・と指摘しているだけでは改善されません。大事なのは、『どうしてその悪口が出るのか?』をしっかりと探ってあげる事からしないといけません(%笑う男%) 子供が悪いのではなく、関わる大人の責任として受け止めないといけないし、自分もその一部にいる訳ですからせめて自分の関わっている時間の中で出来る改善を子供と一緒にやっていこうと思います!!その事もあって、今日もスクール前の元気なゲームをしながらまず気付いた大きな課題は、『自分の意思で参加出来ていない』事です(%ニヤ男%) 楽しそうにやっている子はたくさんいますが、中にはこんな自由な試合にも関わらず『自分の意思でサッカーの判断が出来ない』事です・・・。チームを選ぶ時点から『僕はどっちのチーム??』とみんなに判断を委ねないと出来ない状況です(%ニヤ男%)(%涙%) 実はこの現象は加美スクールにしか起きない事であり、技術レベルが一番高い加美にだけ起こるという事は、ここを改善すれば加美のチームが丸ごと良くなると確信しています(%ニヤ男%)(%音符2%)

そういう事で、またスクールにも大きな楽しみが増えました(%笑う男%)(%笑う女%)(%音符2%) 出来なかった事が出来るようになる・・・指導者にとってこれ以上ない楽しみを子供と一緒に味わいたいと思うし、その為に一緒に考えていこうと思います!今日も、『①悪口を言わないように意識する事②自分が今何をすべきか考える』事を言いました(%笑う男%) 加美スクールにおいて起きる『悪口』は一体どんな時に起きるのか?を検証してみると・・・・

『勝ちたい気持ちでサッカーをやっている子とそこにこだわりを持っていない子とのギャップ』が大きな要因であると考えます(%笑う男%) 本来スポーツとは楽しむものだけど、やっぱり競技スポーツをやっていると勝ちたいと思う気持ちが芽生えてくるのは悪い事ではありません(%笑う男%) その気持ちも尊重してあげたいと思うけど、でも成長は各自にあって今すぐに勝ちたいと思わせるとか強要する必要もないので、このギャップが生まれるのも事実。ではどうするべきか??ですが、単純に勝ちたい子がそう思っていない子に『合わせる』だけでは恐らく改善は出来ないでしょうし、勝ちたい気持ちが強い子に不満が残ります。では、そう思っていない子に『がんばって勝つ気持ちを持て!』と言ってもいきなりは出来ません(%ニヤ男%)

だから難しい部分はあるのですが、結局は双方の合意点になるのは『自分の意思でグランドに来ている』という事です(%笑う男%)

そのグランドに来ている以上は、『自分の足でグランドに来た自覚と責任』は持たないといけないって事です(%笑う男%) 全てはここだと思います(%笑う男%)

最初の試合を見ても思った事は、『自分で地に足を着けられない子』がいるという事が加美スクールの課題点でしょう(%ニコ男%) 自分はどうしてこのスクールに来たのか?その目的をグランドの中で出せば変化はきっと起きます(%笑う男%) 自分で選択し、自分で判断し、自分でサッカーをする。その責任を果たす事で、周りも『もうちょっと言い方があるでしょう!!』という指摘も出来るという事です。今の状況は、そういう自分で来ている責任も果たせていないからきつい言葉を言われたりもする。それは大人の社会に出ても同じで、人の指示を待ってしか行動出来ない人間は結局周りをイライラさせるし、人の力にはなれません(%痛い男%) だから、今だからこそスポーツを通してそういう部分を学んでほしいし、自分が最低限の責任を果たす事で周りと対等にものが言えるようになる事を教えていきたい(%笑う男%)

長々となったのですが、加美スクールの現状の全てと言えるべきコーチとみんなの課題ですから、この部分をクリアしていけば恐ろしく成長するでしょうし、その明るい未来に向けて自分もがんばりたいと思っています(%笑う男%)(%音符2%)

さて、今日もしっかりとがんばってくれたメンバー達のレベル9キャッチから紹介します(%笑う男%)(%笑う女%)(%音符2%) 今日は残念ながらレベル9クリアが達成出来ませんでしたが、5年生の佐野 太一くんが26回と惜しくも残り1回の所までがんばりました(%笑う男%)(%星%) 続いて4年生の藤賀 翔大くんが21回、6年生の安藤 圭汰くんも21回、6年生の遠藤 彩椋ちゃんが20回と奮闘しました(%笑う男%)(%笑う女%)(%音符2%) 回数がしっかりと20回ぐらいに来るメンバーは日頃の努力が実っている証拠です(%笑う男%) 遊びでも、技術でも、自分で習得した人間はうまくなるし、やらされている状況では成果は出ない事を気付かせたいですね(%笑う男%)

リフティングでは、6年生の二人が最後まで素晴らしい競争をしていました(%笑う男%)(%笑う女%)(%星%) ものすごい集中力を見せた遠藤 彩椋ちゃんは1709回→2129回に(%ショック女%)(%笑う女%)(%音符1%)(%音符2%)(%星%) 同じく安藤 圭汰くんは1565回→2814回に(%ショック男%)(%笑う男%)(%星%)(%音符1%)(%音符2%) となりました!!こういうすごいお手本が自分達の身近にいる事を『目標』と出来れば全体がうまくレベルアップすると思うのですが、まだ大半は『あんなに出来ていいな・・・すごいな・・・』と『他人事』で見ているだけですから到達は出来ません(%痛い男%) ここを『僕もきっとあそこまでなってやる!!』という気持ちに変えられた子はきっと6年生の時に同じ事が出来るでしょうね(%笑う男%)(%音符2%)

さらに5年生の佐野 太一くんが401回→578回に(%笑う男%)(%音符2%)(%音符1%)(%星%) 4年生の寺尾 佳吾くんが44回→57回に(%笑う男%)(%音符2%)(%星%) となりました(%ニコ男%)(%音符2%)

最後は2人組、もしくは3人組で手つなぎゲームをしました(%笑う男%)

ここでも、『協力しないと出来ないよ・・・』というコーチのメッセージに対して『自分の事しか考えない選手』が多々いた事が露骨に出ました(%ニヤ男%) 今は、課題を出してもらった上で向き合ってもらうやり方をしていますから、そういう状況をわざと作ります(%ニヤ男%) 見ていて面白いのは、協力出来ない子・・・要するに『自分優先』の子が結局、みんなとうまく動けないし、不満や文句がどんどん出るし、当然良いプレーとはかけ離れてきます(%笑う男%) しかも、そういうメンバーが最後のコーチの片付けを手伝う際にも『知らんぷり』となってくる訳です(%ニヤ男%)

面白いものです!素直な子供はいろんな行動に自分の『本音』が出てきますから、そういうのをいつも見ているコーチは毎回楽しいという事です(%笑う男%) 重たい荷物を一人で運ぼうとしている子・・・・その隣を手ぶらでヘラヘラ笑い、談笑しながら帰っている子・・・(%ニヤ男%) どう思われますか??

そういう『気付きの能力』もサッカーには大事な要素です。最初の自由な試合に話を戻しますが、自分で気付く力を持つといちいちみんなにチームがどっち?なんて聞くよりも『僕こっちに入ろうっと!』と自分で選択出来るのです。自分がその場で今何をすべきか?を考える力は『持ってほしい能力』ではなく『必ず必要な能力』です(%笑う男%) だから、自分はスクール内での子供からの質問は基本的に答えません(%ニヤ男%)

『コーチ、どうするんですか?』という質問には、

『みんなどうしてる??見てごらん?聞いてごらん??』と自分で判断させます。

よくあるのが『コーチ!トイレ言ってもいいですか??』という質問。

『コーチに聞くって事はダメって言ったら我慢するの?』と言うと、

『・・・・いえ、したいんですけど・・・』と小声で言う。

『そしたらどう言えばいいの??』と再び聞くと、

『コーチ!トイレ行ってきます!!』という言葉。

それでいいと思います。そのトイレに行ってる時間も、自分の判断であり、その間に分からない事が起こればまた周りに聞いて責任を取れば良いのです(%笑う男%)

子供を育てるって『考えさせる事』だと思うし、その機会を与えてやるという事だからそれぞれのスクールカラーがあるけど、根本はそこにあると考えてこれからもやっていきたいと思います(%笑う男%)(%音符2%)