緊張と恐怖の狭間で・・・HAP研修②

午後はハイエレメント(難しい課題)だけがメインだったので、最初に簡単なアップとして1班はストレッチを兼ねた遊びを一つやってから説明をされていました!2班のほうは最初から説明を受けてのハイエレメントという事でした(%笑う男%)

午前に大きな達成感を味わったみんなにとってまた気持ちを作り直すのは難しかったと思うし、午後の最初は少し緩い空気になっていたのは事実です(%ニヤ男%)(%涙%) ですが、それも仕方ないと思う状況だったし、きちんと切り替えられるみんなだと信じていたので見守る事だけをやるようにしました(%笑う男%)

どちらのグループも苦労を経てからの成功をした事で、本当に良い経験をしたと思うしファシリテーターの方々もそれがサッカーにどう繋がっていくかな?という問い掛けもしてくださっていたので、子供の中にも入っていきやすかったと思います(%笑う男%) 最近自分もコーチをしていて思うのですが子供に何かを伝える際には『みんながイメージしやすい例え』を用いる事が大切だと思うし、その例えがうまいと子供の中にも入っていくという事がよく分かるので今回は自分もそういった良い勉強をしました(%笑う男%)(%音符2%)

まず先に2班がスタートしましたが、こちらは『ジャイアントラダー』という事でこの写真のように上からぶら下がっている巨大なラダーを二人で協力して登っていくというものです(%ショック男%) 足場は揺れるし、下から見るのとは全く違う上からの景色に恐怖感もある事で非常に難しいものとなっていました(%痛い男%) 自分もファルコでこの種目は初めてだったのでどうなるか?も全く分からなかったのですが、ここでも『難しい局面』に出会う事でみんなの本心というものがしっかりと出てきたし、それがたったこの一日だけでも成長していると思える部分が多々ありました(%笑う男%)(%音符2%) お互いに少しでも上に登ってほしいという思いがあったし、やっている二人での協力も苦難の中でどんどん深まっていきました(%ニコ男%) これがクリア出来てしまう難易度の中なら結束って生まれなかったと思うけど、本当に限界に近い部分を出さないと前に進めない状況があるからこそ、みんなの中で『なりふりかまわず』という素晴らしい一面が出てきた(%笑う男%)(%星%) これってなかなか出来ないものだし、人間は誰だって良く思われたい気持ちがあるから、このなりふりかまわずという事が出来ないものです(%痛い男%)(%涙%) それを、このメンバーはお互いにやってくれたし、全員が経験していく事で『経験したからこそ伝えられる言葉』に変わっていったし、永遠くんなどは自分が下から見ている時にはいろんな指示を出してくれていたのですが、実際に自分がやると思っている以上にうまくいかず『俺、あれだけ言ってたのに全然出来へん!』と上でもがきながら、それでもがんばってやり続けた事でお互いをまた尊重出来ていたし、『子供を批判ばかりするあなたはプレー出来るんですか?』とよくあちこちのグランドで観る保護者の方々にも同じ事が言いたいです(%怒る男%)

外から見るのと実際にやるのは本当に違うし、物事を違う角度から見れば全然違ってくる事を子供は経験し、難しい状況の中でも考える力とか困難に向き合う勇気などがここで生まれた事は良かったし、見ているのとやるのとでは大違いなのが分かったのは大きな財産のはずです(%笑う男%)(%音符2%)

こちらは1班ですが、これは『手つなぎトラバース』と呼ばれるもので高さ10mのワイヤーの上を二人でこちらも協力して進んでいくという非常に見るからに怖いエレメントです(%ニヤ男%)(%星%)

当然足も震えるし、高所という恐怖感がどうしてもごまかせない中で唯一信じられるのは『隣にいる仲間』という事です(%笑う男%) それこそ手と手を取り合って進んでいく作業はこれからの人生とも重なると思うし、困った時にこうして危険な中でも助けてくれる仲間を今ここで創っているのではないかと思いました(%笑う男%)(%星%)

全員が経験しましたが、ただでさえ高い所が苦手な子も多かったようで終わった後は『こんなに怖いと思わなかった・・・』とみんなが口を揃えて言っていましたが、それでもこうした経験は普段では絶対に出来ないし(やってはいけませんし…笑)、協力する隣の子に加えて、サポートするみんなの力があってこそ成り立つ事の重要さを感じたと思います(%笑う男%)(%音符2%)

これは、今高校2年生のファルコ生も経験したものですが、その時は恐怖をごまかす為に大声で校歌を歌ってくれている子もいました(笑)

今年のメンバーは地域がバラバラ過ぎて同じ校歌が歌えないという事で(笑)、歌はなかったのですが、凌くんと宗一朗くんコンビは『野生の動物』に戻っていました(笑) 二人から出てくる叫び声は完全に『獣』の声でした(笑)

また普段は『平和主義』である富永くんもこの時ばかりは強い声で三枝くんに『早く来いよ!!』(%怒る男%)と怒ってしまうぐらい恐怖は性格を越えました(笑)

途中には天気が良くなり過ぎて眩しかったので、サングラスまで用意していただき各自で装着していたのですが、司龍くんは『問題を起こす小学生』といった雰囲気になっていました(笑) 大きな自転車にハンドルを改造し、がに股で運転しながらガムをくちゃくちゃいわしている・・・・・そんな風貌でした(笑) 慎之介くんは『マルサの女』みたいになっていました(笑)

そんな風貌は面白くなっても、恐怖に笑う余裕なんてないみんなはとにかく必死に協力し、見事全員がクリアをしてくれたので良かったと思います(%笑う男%)(%音符2%)(%音符1%)

最後までみんなが多彩な良い経験をさせてもらってので、きちんとお礼をしてから終わりになりました(%笑う男%)(%音符2%)

コーチから観てもほんの5時間でみんなの成長をしっかりと見れたし、短い時間で変化が分かるにはこれぐらいの困難に出会うしか方法はないとは思う(%ニヤ男%) ですが、いつもいつもこうして『強烈なストレス』を与える事は出来ないし、やっぱり自分はコツコツ指導をしていくしかないと思っています!そんな中で、終わってから指導員のお二人にみんなの印象や感想を尋ねました(%笑う男%)

第三者の子供に対する評価は要するに、『自分の評価』でもあるのでとにかく気付いた細かい点を教えていただくようにしたのですが、共通した『前向きな言葉掛け』『反応の早さ』『モチベーションつくり』がすごく良かったと誉めていただきました(%笑う男%) 具体的な点もたくさん挙げていただいたのですが、その多くに、

自分が目指している子供の形

と重なっている事が多くあっただけにこの4月からの1年生の活動は順調に進んでいる事を改めて確認出来たのは非常にうれしかったですね(%笑う男%)(%音符2%)

初対面の方々に言われた訳ですから、当然『本音』な訳で、その本音が自分の目指している形であるという事に意義を感じます(%ニコ男%) 確かに自分も普段練習しているみんなだったと思うし、飾らない空気は練習でも試合でも見ている感じだったので、『いつも通り』が他でも出せている事は当然『これが普段のみんな』だと言える訳だし、それが良い評価を得た事は進むべき方向は間違っていないという事です(%笑う男%)(%音符2%)

みんながこの日だけで得たものは大きかったと思うし、コーチにとっても大きなものがあった(%ニコ男%)(%星%)

また新たなスタートのつもりで毎日がんばっていきましょう(%笑う男%)(%音符2%)

生涯教育センターの日外さん、ファシリテーターのナイジェルさん、岳さん、本当にありがとうございました(%笑う男%)(%笑う男%)(%笑う男%)