今日は木枯らしが少し吹くような寒さも感じる中でしたが、3回にわたって体育を行う事になっている2回目の時間でした(%笑う男%)(%音符2%)
兵庫県の教育委員会の事業の一環でもある今回のこの体育は『体力アッププロジェクト』という事で一応のテーマをいただいているのですが、中身はお任せという事でさせていただいているのでサッカーの授業をやるようにしています!ただし、その授業はサッカーをうまくさせる為のものではなく、『人の、仲間の事を考える』といった事が出来る為の材料として考えているので、一回が2時間の3回で6時間という中でそれを全て伝えるのは難しいですが、何かのきっかけになればいいなと思います(%笑う男%)(%音符2%)
今日も2名が見学の中でしたが、31名の5年生と3時間目、4時間目の2時間いろいろがんばりました(%笑う男%)(%笑う女%)
まずは最初に二人で勝負をしてもらいながら体を温めてもらった後に、
『今日の2時間で、みんなが楽しくやれる為に何が必要か?を考えましょう!』
というテーマを与えました(%笑う男%)(%笑う女%) その上でいろいろやったのですが、集合一つにしても、なかなかみんながすぐには集まってくれません(%ニヤ男%) でも、絶対に怒らないようにという自分の中の決め事もあるので、
『みんなはどんなクラスになりたいですか?したいですか?』と聞くと、
『仲の良いクラス!みんなが楽しいクラス!』と言います。
『そしたらみんなが楽しくする為に自分は何が出来るんでしょうか?出来る事をやろうとしているでしょうか?』という事を尋ねました(%ニヤ男%) 集合の遅い(わざとゆっくり来る子)に、『ゆっくり来たほうがみんなの為になると思いますか?そっちのほうが楽しいですか?』と聞くと、
『・・・・いや・・・・』とすまなさそうに言います(%ニヤ男%) 実は子供自身も分かっているんです!でも、ちょっと違う事をしてやろうとか、注目をしてもらおうって気持ちが出てきたりする事も分かります(%笑う男%) ただ、やっている事がみんなにとってプラスでしょうか?どうでしょうか?と聞かれたら・・・
『プラスにはなりません』となる訳です(%笑う男%)
そんな問答を繰り返していると子供達は自分で考え、自分で行動し、自分で気付きます(%笑う男%)(%笑う女%)
いわゆる『自主的な経験を手に入れる』のです(%笑う男%) それによって本当に変化します!やらされていた経験から、自らの経験になるだけで成果は雲泥の差なのです(%笑う男%)(%音符2%) たった2回目の体育なのに、この5年生の変化はものすごかったし、1回目では仲間になれなくてスネて、イジけて、泣いているという子もいましたが、今回は全くしなかった子がイキイキとボールを追いかけ、一人になった友達に多くの子が声を掛けて誘うなど、杉原先生も毎日努力されている成果が十分に見えました(%笑う男%)(%笑う女%)
楽しいクラスにさせる!!!
先生なら誰もが思う事です。コーチとしても楽しいチームにしたい!と同じ事を考えます。でも、実際にやっている事が『楽しさを強要する』という事が多くあるのです(%ショボ男%)
こうすれば楽しくなるから!とかこうでしょ!!と大人の考えを押し付ける関係性のほうが現場は多いと思うのです(%痛い男%) そうではなく、やっぱり子供と問答を繰り返しながら『何が楽しいという状況なのか?そこには何があるのか?』などをしっかりと自覚させる経験を積ませるのが先決なのです。ついつい大人は焦って先に教えようとするのですが、それでは子供は変化をしません。させたつもりになっている大人が多いでしょうが、子供の本質は全く変化をしていないのです。
今日は2時間で、やらない子が出なかったしみんなが協力して『はみだす子をなくす』ような努力はしっかりと、ハッキリと見えました(%笑う男%)
でも、楽しむ為の条件とは『気付いた子が周りを助ける』事ではありません。楽しむ条件は、自らがルールを守り、マナーを守り、思いやる気持ちを持つ事なのです(%笑う男%) 全員がそうする事なのです。この3つの答えは自分が決めたのではなく、今日5年生が答えてくれた、見つけた答えです(%笑う男%)(%笑う女%) でも、その通りなのです。それをやってくれた子はやっぱり最高の笑顔で終わるし、楽しかった経験を自ら手に入れたのです(%笑う男%)(%笑う女%)
ですが、『その事を周りに期待している子』はやっぱり本当の楽しさには出会えません(%ニヤ男%) 当然ですね!自分から動かないのに自分の楽しさを手に入れようとするほうが間違っている事は同時に経験の中から教えなければなりません。例えば一人ぼっちになった時に、『かわいそうだから』と手をすぐに貸してしまえばその子はずっとそれを『期待』して待つのです(%ショボ男%)
一回目の授業で『僕はサッカーが嫌いやから』という理由で全くやろうとしなかった子にも、コーチは『やろうよ!』とは絶対に言いません。
『一人でそうやっているほうが落ち着く?楽しい?』と聞くだけです。決めるのは子供なんです(%笑う男%) そうしていると、今日は最初から最後まで一生懸命やってくれていたし、実は『あれ?やってみると思ったより嫌じゃないぞ!』って気持ちだったと思うし、嫌だと思うきっかけも些細なものが多いと思うのです。
自分達で相談し、自分達でやってみる!
今日はそれが本当にしっかりと出来ていました(%笑う男%)(%笑う女%)
『なぁなぁ次はいつ来てくれるの??』
『今日は何かめっちゃおもろかった!』
など、感想も良いものが多かったです(%笑う男%)(%笑う女%) ですが、それはコーチの力ではなく、みんなが『良いものを創る為にした努力の成果』です(%笑う男%)(%笑う女%)(%音符2%) それが出来る、クラス、学年である事は十分に理解出来たはずだし、まだ来年も同じメンバーと同じクラスでがんばる訳だから『いかに楽しく過ごせるか?』をみんなで考えればきっとクラスはどんどん良くなるでしょうね(%笑う男%)
良いイメージの未来について話をしてみる・・・・すごく大切な事です(%笑う男%)(%笑う女%)
どんなクラスにしたい?どうなれば楽しいと思う???
こんな学級での話が増えれば子供の笑顔は増えるのではないでしょうか(%笑う男%)(%笑う女%)
今日も給食までごちそうになり、本当にありがとうございました(%笑う男%)(%音符2%)(%音符2%)(%音符1%)