今日は朝からまたフォルテさんの交流試合に参加をしました!!

昨日に引き続いての交流戦となったのですが、今日は試合相手はフォルテさんとだけやる形でした。ただ、うちは相手がどうこうではなく自分達がテーマについてしっかりとやれるかどうか?が大事だったので、そこへ向けてのチャレンジを今日もしたいと思っていました!朝の道中はかなりの雨が降っている箇所もあったのですが、グランドに着くと雨もやんでいたし、途中からは晴れ間も出てくるぐらい暑い一日となりました。自分としてはこうした暑いというのも一つの『不都合』なので、そういった中で出来るかどうか?の価値を見極める為にも良い環境でした!

今日は40分ハーフで1試合をしてから、25分ハーフ。最後に25分一本という事でやっていただきました。

まずはテーマを自分達で決めて、スタメンを決めてからアップをして試合をする事となりました。

ちょっと人数が多いのは、前半、後半のメンバー全員だったからです(笑)

40分ハーフという事で当然あまり慣れた時間ではありません。でも、疲労も出てくるだろうし、こういう中でどれだけ出来るかな〜?と楽しみにしていました。

自分はベンチに入ると目の前しか見えにくく、今日のサンブロススポーツフィールドは上に人工芝グランド、下が天然芝グランドになっていて試合は天然芝のほうでやる事になっていたので、前半は上から全体とベンチ、それ以外の選手の様子を観ていました。やはり上から観るとかなり様子が分かるし、みんなはチームの為に、みたいな事を簡単に言いながらも実際は出来る時間があっても何もしません。という子がいます。

自分が試合をしなければ関係ない、みたいな。試合だけでええ格好をしよう、したいと考える事自体が間違っている事に気付いてもらいたい。

試合のほうはラインを押し上げるという狙いはしっかりと持っていたのですが、『それによって何が起きるのか?』を考えていないから上げるだけで裏を取られるシーンがあったりして失点もしながらでしたが、得点もそれ以上に奪えていたし攻撃面では良さがたくさんあったと思います。

でも、この試合は普段やらない長さがあって、暑さ、疲労、うまくいかない状況が重なり『自律』を忘れてコントロール出来なかった選手が出てきました・・・。今回はそれは残念ではあるし、チームは社会性というものを持ってピッチに立つはずなのにそれが欠けたにも関わらず対処出来なかった、しなかったチーム全体には課題として残りました。

何事もなかったように切り替える事はプラス思考という面では悪くないですが、うまくいかなかった原因から目を背けるのは違う。次への改善材料としてしっかりと向き合わないといけないし、それを理解した上で改善する方法をみんなで考える必要がある。今のみんなは、まだまだ『行き当たりばったり』で、その時に起きた事だけになってしまう。そうではなく、今日が明日へ、明日が明後日へ繋がるようにしていかないといけないですね!

そのメンバー以外は次の試合に向けてアップをするという事で、自分はそちらの見学をしました。意気揚々とアップを始めたみんなでしたが、テーマは先ほどの3年生チームと『同じ』にしていたのです。その決め方が悪いとは思いませんが、3年生チームですらやれていなかった事を同じにしてみんなは逆にやれると思える?言える?と聞くと、

『・・・・』でした。今、取り組んでいる、こだわっているのは『みんなが確認、指摘出来るテーマつくり』です。誰かが出来たから、一回出来たからOKではなく全員が試合を通して意識を継続出来るものにしようと思っているし、そうでないと練習試合そのものが意味をもたなくなるのです。その事を話した上で、アップをしばらく見ているとミニゲームをやっていたのですが、テーマに沿ったものが全く出ないまま『ただ試合をしているだけ』になっていたので、

『これで試合に出るの?出せるの?試合の時はいきなりやれるの?』と聞くと、

『出来ません・・・』となり、テーマごと決め直していました。やっぱりこんな所からもそもそもの決め方が曖昧だし、ミーティングに相変わらず積極的に参加しない子もいるし、そうやって『発言しない事による人のせいにする方法』が一番卑怯だと自分は思うし、選手にも言います。

だって俺はその意見に参加していなかったもん!!と後で言い訳が成立するからです。そういう『逃げ場』をすぐに作ろうとする2年生の数名には『ファルコでサッカーをやる意味』がないんじゃないの?という話までしました。ファルコが何にこだわり、どこへ向かうのか?を理解せずに『ただ、サッカーをやりたい』ならよそのチームでやれば良いと思います。

結局は、各自の中にある『自分の弱さ』とまず向き合わないといけない事を再度確認しました。それをしない選手が口にするのが、『僕はやっているつもりです!』という言葉です。本人がそう言っても周りはそういう評価ではない事ばかり・・・。自分基準の考え方は誤解と誤差を生むのです。

自分に弱すぎるみんなは、すぐに楽なほうへ逃げようとします。痛みや苦しみには一切触れないようにして、平らな道を真っ直ぐ歩きたがるし、親もまた同じように考えます。曲がった道でも、逆方向でも、それでも前を向いて歩いていれば必ず目的地へ行くのですが、下や後ろを向けばそこで終わりです。自分への『戒め』という形でカッコだけつけて『今日は罰としてサッカーをしません』などと言う子もいます。ですが、自分の不注意や自分の責任で問題などを起こした人間がサッカーをしない、という楽な状況を作って何かをした所で、『楽な時に出来たもの』は結局本質の変化には結びつきません。

みんな同じ条件下でこそ競争に意味が出るのです。例えばみんなが練習している時に自分だけ勉強をして、『他の子よりテストの点が良くなりました』と言っても平等の条件でないのですから勝負の対象にもなりません。だから、サッカーで起きた問題はサッカーをしながら苦しみ、打ち勝つしかないのです。

『責任をとる』

という言葉があります。サッカーで言うと『自分が失ったボールは自分が取り返す』というような典型的なものがありますが、それ一つとっても『自分で取り返すまでの労力はしんどい』のです。もちろん精神的にも疲れます。でも、責任を取るというのはそういう事です。大人になっても、ルールを破れば罰せられるし、その時は嫌な思いや罰金、罰則などのしんどい事も伴うのです。

みんなは簡単に『責任を持って』と言葉を使うけど、それだけ難しい事も同時に理解しなければならない。

自分自身と戦う事にもっと各自がこだわっていこう!!がんばろう!!