今日はナイター練習の日でしたが、夕方の雨天により室内練習となりました。
今日はエリート塾のほうもあって、新美コーチがメニューを考えてくださって、それを堀金コーチ、智貴コーチに伝えてからファルコのほうへのサポートをしてくださいました。ファルコのほうは今中代表がダメだったので、一人でやる所を新美コーチにサポートを受ける事が出来て本当にありがたかったし、考えを持った指導者にサポートを受けるとかなり助かります。エリート塾のほうも、やってくれる指導者がいてくれて自分がファルコをやれる環境には本当に感謝をしたいと思います!!
今日はフルコートでのゲームをしたいと考えていたのですが、こういう状況になってしまったのもあって、目的を切り替えて行うようにしました。今週の練習をやってきた中でテーマに対して曖昧であったりとか、自分の責任というものが曖昧になっている事を受けて、選手にやっぱり考えてもらわないといけないと思いました。でも、全体に聞いてもなかなか『俺には関係ない』と捉える選手も多くて伝わりにくいので、今回はグループを小分けして4グループでミーティングを行いました。それも、本当は自分が関わらないミーティングを理想にしているし、やっていくべきなのですが今の状態で選手だけでやらせても『本質に向けた話』が出来ないので、まだもう少しアシストする必要があると思うので、『引き出し役』という形で関わっていこうと思いました!
1年生グループと3年生グループ、2年生を二つのグループに分けました。
まずは全体でのアップという事で久しぶりに鬼ごっこをしました!
鬼ごっこから『自分達だけの共通のテーマ』というものにこだわってもらいました。プレーをして、ミーティングをする、という流れを少し繰り返し自分達で出来ているか?の検証を行った上で再度プレーをしてもらうという形にしました。
3学年で混ざってやっていく中でそれぞれのグループのテーマを持ちながらやれていたと思うし、雰囲気は良かったと思います。ただ、大事なのは『何を目指してやっているか?のグループ内の統一感』なので、そこに対してどうだったか?という事が大事だったと思います。3年生に聞いた所では、そのテーマに対しては最初なかなか出来ていなかった部分が多かったけど、途中からしっかりと改善出来たという事でした。
自分達で、という事は本当に大事なのですが、9人グループぐらいのこの中で、やっぱり自分から意見も言わずに受け身になっている子も多かったようには見えました。
そこから、4対4でキーパーを付けてゲームを回してもらいました!
ここでは3年生がチームを決めて(テーマに添って)、審判もしながら運営をする側となってメンバーの選考も同時に行ってもらいました。
ゲームをしている横で並行して、自分は4グループに分けたメンバーとミーティングをしました。最初は1年生からやりました。
1年生の課題は『より良くするという発想を持つ』事でした。この1年生はファルコ全体のグループの中でも、もちろん1年生という緊張感があるとしても一番決められた事、決めた事に対しては真摯にやっています!だけど、やっている事をもっと良くしようという考えがないから、出来ていない時の注意はするけど出来ている時に『もっと良くならないか?』という前向きな発想が持てていないので、そういった事のミーティングをするようにしました!
次は2年生の2グループをやりました!
片方のグループには『メンバーとして出れない今をどう考えているか?』という事でした。すると、理由の多くは『出ているメンバーと比べて・・・』という言葉が多かったのです。。。要するに『比較の考え方』だから自分を見失っていると思うし、良さが出ていないんだと思う。誰かと比べて・・・では本当に考え方や正しいという感覚が振り回されてしまうのです。自分のなりたい選手、やりたいチームに向けて努力をすればもっと不満もなくなるし、課題とも前向きに向き合っていけると思うのです。
それが、メンバーと比べてこんな事が出来ていない・・・なんて言い方、考え方をするとマイナス思考になるに決まっています。そもそも『出来ない事』を考えるのですから、前向きにはなりにくいですよね?そこをもっと自分の将来の為に、という考え方を持ってほしいと思います!
もう一つのグループは今回のノートを期日に提出しなかったメンバーです。自分がこのメンバーに考えて欲しかったのは、『出していないからダメ』とかではなく『どうすれば自分で出さないといけないノートに出来るか?』だったのです。
今日ミーティングをしていった先には、必ず前向きな未来があるという事を共通にしていました。内容は学年によって異なっていましたが、その先に繋がる部分はあくまでファルコが目指している『自立・自律』へ向けたものであるという事です。
今現在、真剣に考えてくれている子と、上辺だけ参加をして何も聞いていない子と、やっぱり分かれていました。そういうのは話をしている本人が一番分かる。ただし、それを注意したからと言って簡単に良くなるのではなく、『この話は大事だ』と思わせる事がいかに大事か?なんです。聞かない子供が悪いのではなく、聞かない子供にした大人の責任であると思うし、それを自分も受け止めないといけないって思う。だからノートを提出しないのは子供の責任だとしてしまうのではなく、『ノートを出さないといけない重要性』が伝わっていない自分のほうに問題があるのでは?!という考え方です。
まず自分の考え方をしっかりと整理いないと、相手の批判では何も変わらないし考え方を考えるというややこしいですが、それをしなければいけません。
自分自身、指導のテーマみたいなものはあるし、それを子供を使って『あ〜こんな事をやっているんだね』と周りが観ても分かるようにしないければいけないと思う。それが大事な選手を預かっている責任でもあると思うので、これからもがんばっていきたいと思います!!