今日は加美スクールの日でした!良い季節になってきたので、活動をするにもやりやすくなってきました!子供も動けばもちろん暑さはあるだろうけど、汗だくになるとかまではいかないので、がんばれる良い時期だし伸びる時期でもあると思うのでがんばてほしいと思います。
今日もスクール前には試合をしたのですが、最初は5年生の石塚 啓心くんと寺尾 元秀くんと試合をしたのですが、コーチ一人でもちょっとしんどくなってくるぐらい5年生ぐらいになってくると、どうすればコーチに勝てるか?を考えて、良い意味でひねくれてくるので相手をしていても楽しくなってきました!一つ下の4年生になれば、本当に純粋過ぎてひねくれる事も出来ないから素直にコーチの罠にもハマるし、やりやすいので(笑)、そろそろ5年生相手ぐらいならがんばらないと勝てないようになってきました!
そんな5年生の相手を4年生の於保 敦政くん、足立 龍晴くん、足立 拓海くんの3人で相手をすると5年生二人が躍動し、一気にコーチが貯金していた点差をひっくり返されました(笑) ただ、4年生もみんな真っ直ぐにがんばる姿は良くなってきていると思いました!
スクールはいつものようにラダーからのスタートになりました!!
二学期は『速く』という事を目的に行っているし、その『やろうとする姿勢』がまず大事なのですが、どうしても中には『失敗したくないという自分』に負けて丁寧にやってしまう子がいます…。丁寧にやるのはもちろん良い事ではあるのですが、チャレンジをするという意味でもスピードを求めている訳ですから、出来る、出来ないではなくやろうとする事からみんな統一してもらいたいと思います!
ラダーの次はレベル6キャッチをしました。こういう個人種目は非常にレベルの高い加美スクールのメンバーはミスも少ないし、安定した技術を出してきます!これはうまい子が出てきて、それを手本しながら周りが良くなってきたという加美伝統の繋がりが生んだ成果だと思っています!それは大事にしているのですが、真似をするという事は『上手にやる方法』であって、『上手になりたいと思う気持ちがあるかどうか?』をここでも揃えていきたいと思っています!
今日は6年生の藤賀 翔大くん、寺尾 佳吾くん、松本 慶太くん、池田 隆彦くん、5年生の石塚 啓心くんの5名が完全クリアを達成してくれました!!4年生も安定してレベル6まで到達してきている子が増えているので、その調子でがんばってほしいと思います!
次はリフティングという事で、最初はコーンをジグザグしていくようにしました。ワンバウンドからノーバウンド、さらには苦手な足だけで、という課題を提示しているのですが、今日は6年生の藤賀 翔大くんがついに時間内に全部クリアをしました!!なかなかすごい事だと思うし、そこから先は『自分がもっとうまくなるようにどうしたら良いか考えてみて!』という事で課題も任せていると、ヘディングだけで挑戦していました。こういうある程度自分に自信が出てきたら苦手な課題にも目を向けられるようになってくるし、それが観ていても楽しいと思える瞬間の一つですね!
ここでも、ずっと観察しているとうまくいかない子はすでに物事を半分諦めています・・・。どうせ出来へんし・・・という雰囲気がそのままボールに伝わるから余計に思うようにコントロール出来ないという悪循環でした。だいたいの子供がこうやって自分の不都合を受け入れられないし、それが成長を止める大きな要因になっていると感じます。伸びている子というのは自分の事をよく理解して、出来ない事を修正したり、出来る事を伸ばそうとします。でも、伸びない子は反対で自分自身の事をよく分かっていないのです。。。今日、ナイター練習をした中学生でもやっぱり同じ事が当てはまるし、それが全てなんだろうな〜って思いましたね!
リフティングの最後はフリーの測定をしてもらったのですが、今日は6年生の池田 隆彦くんが592回→628回と更新してくれました♪
その次はドリブルという事でコーンゴールを8個作ってタイムトライアルを一人一回の挑戦としてやってもらうのですが、一発勝負ってなかなか思うように力を発揮出来ないにも関わらず練習時間を3分間与えているのに、ボ〜っとしたり、座ったりして練習そのものをしません。別に子供が選んでいる事なので否定をする事はしませんが、そういう子に、
『ねぇ!今日は何をしに来たの?』と聞くと、
『サッカー!!』と言います。なので、『何でサッカーをやりたいの?』と聞くと、『うまくなりたいから!』とお決まりのセリフ!!そしたら『座っててうまくなれそう?』と聞くと、やっぱり答えられなくなります。子供にだって自らの言動に責任を持たせるという事はやっぱりしなければいけない事なんです。誰が来ても良いスクールですが、スクールにはスクールの目的やルールがあり、それをしないのに『うまくさせてください』なんて話はありえません。なりたければ、もっともっと自分自身がやるべきなんだと理解してほしいと思います!
最後のメニューをやる前にも少し子供と向き合って話をしていたのですが、みんながどうやってうまくなっていくのか?という事についてもっと責任を持って考えないといけないって事を言いました。来れば何とかしてもらえる、ではなく何をしに来ているのか?のほうがまず整わないとこちらが与える事に対しても、全く機能しない事がたくさん起こります。どうして速くやるのか?どうして正確にやるべきか?どうしてがんばったほうが良いのか?そういう一つ一つが全く考えられていない状況を打開していかないとって思う!自分で役割を見つけ、自分で考えて動く!
小学生だから、スクール生だから、ではなく自分で選んだ場所で自分の選んだスポーツをやるならば、それだけの責任を持ってしないといけないって事をよく理解してほしいと思います。
考えればそれだけ楽しい事も待っているし、なりたかった自分になっていくのです!前向きにがんばるような環境作りをこれからもやっていきたいと思います!