子供の中に残していくもの!中区スクール♪

今日は夕方に中区スクールがありました!

昼間の体育授業で、喉がかなり潰れてしまっていたので大きな声は出せませんでしたが、気持ちを伝えながらやっていこうと思いました!!

今日は4名での活動となったのですが、自分はこの4名に対してある挑戦をしたいと思っています。その挑戦とは、4人のうち3人はサッカーを習っていません。ですが、いつも来てくれる事を考えても『何かを獲得したい』という気持ちがあるという事だし、それを自分としては『何かを残せた』という事をしたいので、サッカーを習っていない子がサッカーの何かを獲得する事への挑戦でした!!

まずはステップ練習という事でラダーから開始しました。正直、このステップからどうしてもうまく足が運べません。なので、後に続くメニューでも同じように課題は続いていきます。ただ、改善を急いでもこういった地道な事はすぐに変化するものではないので、慌てずに、でも確かな意識変化を尊重しながら、褒めながらやっていこうと思います!

次はレベル6キャッチをしました!

各自が自分でどれだけうまくなったか?は分かっていないかも知れないけど、確かに上達しています。キックの質、強さの調整は本当にうまくいっています!!問題は『足が動かない』事なのです。それは、サボっているとかそういうレベルの話ではなく、現時点での物理的に無理な事だと思っています!細かく動かす習慣があまりないからどうしてもうまく出来ない部分はあるけど、今はその出来ない事よりもキックの質とか、出来るようになった事をどんどん認めていこうと思います!

今日は6年生の吉田 悠成くんと古谷 優斗くんが14回とレベル5まで到達しました!この二人はボールの感覚が完全に肌で分かるようになってきているので、確実に出来る回数がこの辺りになってきましたね!

次はリフティングでコーンをドリブルしていくものをしました。

ワンバウンドで最初はやっていき、4箇所クリアしたらノーバウンドで挑戦していくのですがここではなかなか自分の思うようにボールが蹴れない現実に遭遇します・・・。当然ですが、子供だって『出来る自分になりたい気持ち』から『自分自身へ期待をする』事をします。だから、出来ない現実が目の前に来るとショックを受けると言うか、落ち込んでしまいがちです。それによって前向きに取り組めないという事も起きてくるので、自分としては、そこを原因に向けてのトレーニングをしていく事を何か改善したいと考えました。

他のスクールでは、この後にドリブルなどをやっていくのですが、今日のこのメンバーには『ボールの強さを考える』事にテーマを置いてみました。要するに、リフティングにしても、うまくいかないのは足で当てる強さに加減が出来ないからボールがあちこちに飛んで行ってしまうので、そこの意識改善という事で一つやってみました!

それは、二人組になって股下を通したボールを追いかけて、コーチが指定したライン上に止めるという遊びのようなものをしたのです。

ここには、蹴る側は相手を思いやる強さの調節と、止める側には相手の為にしっかりと止める責任感みたいなものが芽生えてくるので、自分が思っている以上にみんなの意識は高く、とてもうまくやれていました!

何も言わなくても、こうした設定をうまく与えると『あ〜今のは強すぎた〜〜〜』とか『ちょっとズレてしもた〜〜〜』みたいな自分のキックを反省するようになってきました。リフティングの失敗については落ち込むだけだったのに、この設定にする事で自分のキックを省みるようになったのです!!これは、かなり意味が出たような感じがしましたね!

最後は2対2のゲームをしました!

5点先取で、決まれば仲間を変えて、みんなと組んで試合をするようにしました。すごく積極的だったし、さっきの練習でうまく変化が出た事もあって、『この時はどう考える?』みたいな聞き方で、『ハッ』としてくれたし頭の回転が速くなりました!

当然2対2ではサボれないのですが、それ以上に前向きにがんばってくれたのが良い成果として残りました。やっぱり、サッカーをしている、していないなんて関係ないし、自分がどうやって努力して、どんな選手になりたいか?によって決まるのかな〜って思います。それがない選手が一番困る訳で、やっぱりサッカーをやっている以上は『こんな選手に、こんなプレーをしたい』という具体的な思いは持っておいてほしいと思います!

最後に話をした時に、『今日は何を学びましたか?』と聞くと、『相手の事を考えて蹴る大切さ』とか『思いやる気持ち』とか『上手に止める事の大切さ』などが出てくるぐらい、残るものがあったのは良かったと思いますし、毎回こういったものが出来るスクールにしたいと思います!!