今日はまた朝から八千代南小学校さんで1時間目〜4時間目までの体育をさせていただきました!
今日は1時間目が5年生、2時間目が3年生、3時間目が2年生、4時間目が4年生という形でさせてもらえる事となり天気も快晴の中で良かったのですが、ちょっと風が強く、冷たかったので子供にとっては少し寒かったようでした。
それでも良い季節なので、がんばるにはちょうど良いと思うし、子供達の笑顔や雰囲気がどんどん良くなっているのを感じるのはありがたい事です!
今日も4時間の中で、子供から多くを学べると信じ、また自分がやろうとする形、目指すべき子供の世界というものへちょっとでもヒントになるような事が出来ればいいな、と思いました!
まずは5年生からのスタートとなりました!!5年生は体力アッププロジェクトをした事もあって、9時間目の授業という事になるし、もう自分との距離もかなり近くてみんな元気いっぱいにやってくれました!
5年生は男子が14名と女子は7名という事で人数に偏りがあるので、最初はちょっと孤立している感じもあったのですが今では男女も仲良かったし、今日も男女で助け合うメニューをしっかりと最後までやりきってくれました。お互いに声を掛け合うシーンが増えたし、その分だけ笑顔が増えたという事実も『必然』である事を感じました。
次は3年生でした!!3年生も4回目になったので、どうすれが良いか?もちょっとずつ感じてくれていました。集合の速さやコーチの話を聞く姿勢・・・最初はイチイチ言わないと分からなかった事も、今ではちょっと質問をすれば分かってくれます。どっちのほうが良い?という選択肢を持った質問を常にやっていくと子供は子供なりに考えるし、その事が大事だと思います。大人の考えだけを押し付けるのではなく、子供の意見を尊重し、また一緒に良い方法を考えていく事が本当に大切だと思います!
ルールを守る事で楽しくなっていく事も、かなりよく分かるようになってきました!
次は2年生でした!!
Fの会でもいつもお世話になっている杉原先生のクラスですが、なかなかの個性派揃いです(笑) 子供らしいと言えば子供らしいし、元気なのですがどれだけのメリハリとかしつけという部分を教えていけるか?は大事になってくると思います。低学年ってなかなか話だけの理屈で言い聞かせようとしても難しいので、体で経験させてから話をする事がとても大事だと思います。例えば、仲間を作るゲームでなかなか作れないこがいたとして、『どうすれば出来るかな?』という事を教えずにやらせてみると何かを感じてくれます。誘ったのに、断られた・・・とかそういったケースもあります。でも、今度は断ったほうにも理由を聞くし、聞いてみると『もう組んでしまっていた』というような事もある訳です。断ったから断ったほうが悪いのではなく、やっぱり話の根底をしっかりと聞かないと物事の本質は改善されません。そういう事を学ばせてもらう為の機会になっているのがこの小学校体育なので、これからの自分の指導の幅を広げる意味でも大いに役立つし、ありがたい限りです!!
手を繋いでみると、何か楽しい・・・・♪♪
理由は『人が温かいから』なんです!冷たい人間なんていません。人は心を持っている以上温かいし、だから手を繋ぐと安心するし、楽しくなるものです。今日もみんなにそういったメニューをしてもらうと、本当に楽しそうにやります。例えうまくいかなくても、本当に楽しんでくれるものです。人からもらうエネルギーや人に与えるエネルギーってやっぱり大きいものですね!!
最後は4年生でしたが、この学年は3回目でここまでの2回の体育で課題をクリア出来ずにすごくふてくされて終わりました。でも、自分は4回するのを分かっている中で、大事な事を伝える為に2回はうまくいかなくても、そのまま終わりにしました。成功経験ではなく、我慢の経験にしようと思ったのです。簡単な事だけど、みんなで揃えるというだけで全く出来なかったみんなに、『出来るまでは変な課題を与えるコーチをうっとうしいと思っていいよ!その代わり出来た時の喜びはきっと大きいよ!』という事で前回終わっていたので、今回、その約束に向けて再度挑戦してもらいました。
最初の頃は、まとまりが全くなくて一人一人が好き勝手してしまうから、出来そうな予感すらないままでした。2回目に、ちょっと揃いそうな雰囲気が出てきた所で終わり、今回の3回目は最初からまとまりがありました。ようやく、『失敗したこを励ます声』が出るようになった事で雰囲気が一気に活性化すると、あっという間に課題をクリアしました!2時間かけても出来なかった事が数分で出来たのです!!
これが子供の素晴らしさなのです!そして、こういう力を引き出すのが大人の役目だと思っています。もちろん1回目からヒントを与え、やり方を教えれば出来ていたと思います。やらされば出来ます。ですが、自分達の喜びには繋がりませんが、今回3回目で出来た事により本当に簡単な事だけど、喜びは爆発し、クラスで喜んでくれたのです。
苦労が長ければ喜びが大きいのも当然なのです!それを子供自身で経験した事が何よりも大切なのです。仲間がいて、励ます事を知って、喜びを分かち合う・・・。きっとこれからもクラスの中で起きる問題にもこうした経験が活きてくると思います!
子供も大人も同じです。苦労をしたらその分喜びは大きくなるし、自分だって同じです。ですから、苦労という意味で子供に答えを教えないし、その分子供自身で獲得した時は一緒にうれしくなります。こうやって寄り添っていけるようにこれからもがんばりたいし、子供の成長の力になれればいいなと思います♪いよいよ明日が最終日になりますが、自分自身も悔いのないようにがんばりたいと思います!!