今日はナイター練習がありました！
今日も新美コーチと担当でしたが、新美コーチは仕事が後にあったので途中で抜けるという事になりましたが、それまでの時間をしっかりキーパーに関わっていただきました。自分が担当をする事への責任を持ってこうして関わってもらえるのは本当にファルコとしてもありがたいし、キーパーをやっているみんなもありがたいと思ってほしいです。一人の力で成長出来ないからこそ、こうした事への感謝の気持ちは忘れないようにしてほしいです。
全体は自分が担当をしましたが、メニューのほうは決まっていて、その中の細かいテーマを書いたものを選手に提示してそれを元に練習をやってもらうようにしました。
本当に夜は冷え込むようになったので、今日は空気も冷たかったですが選手は熱い気持ちでがんばってくれました！！
毎週サッカーノートを提出してもらっているのを観ているのですが、その返事を書きながら『あ〜この子は内面から変化してきているな〜』などと思う事が増えてきました。選手は大人が思っている以上によく考えているし、よく悩んでいます。何もないようにがんばっていると思っても、しっかりとその中ではよく考えているものです。そして、それを自分の力で乗り越えるようになってきています。
まずは『気付く事』です。そこから『具体的なアクションをする』事です。ここがまだ繋がっていない選手が多く、気づいているだけで終わっている子と、それを越えて具体的な行動に移している子との差がやっぱり今の試合でのスタメンとそれ以外という形に分かれている大きな要因です。
これも含めて『自分で気付く』事から始め、『気付いた上で何を具体的にするか？』です。例えば自分はもっと良い指導者になりたいと思うから、出来るだけ毎日勉強になる場所へ足を運ぶし、そういう思うだけではない行動によってこそ価値が出ます。
結局、最終的な結果も日々の積み重ねによって出てくるものです。
毎日を大事に出来ない人間が本番だけ良い格好をしようとしても無理があるのは当然です。普段の練習では一切教えるような事も、経験させる事もないくせに試合になったら『あ〜しろ、こ〜しろ！！』なんて言う指導者もたまに見掛けますが、そういったものは全て指導者が普段伝えていない責任なのです。ですから、選手も指導者も日々の努力が大事だし、自分も毎回の練習は同じ内容であっても細かい部分や求めているものを変えたりしています。試合ではどんな相手が出てくるか分からない訳で、どんな練習をしたとしてもそういった変化する相手や環境に応じて自分で変えられる力こそが大事なのです。ドリブルを教えてもらったからドリブルしかしない、出来ないでは良い選手とは言えません。自らの判断で状況に応じて変化させていく力がある選手こそが良い選手だと思います。
メニューは火曜日と同じ流れになっていきましたが、今の２年生チームには特に『３人目の動きによる関わり』を重視しています。これは攻撃面だけではなく、３人目に関わるという事は『流れを一つ早く読む事』ですから、守備面でも十分通用する考え方なのです。自分の頭の中を良い準備させて、流れを読めると相手を出し抜くアイデアが出てくるものです。それがサッカーの醍醐味の一つだし、駆け引きと呼ばれるものの一つです。今はそこに挑戦してもらっているのですが、非常に柔らかい頭と感覚を持っている２年生は対応は早いと思っています。
３人目の動きは感覚が入ってくるので、言葉ではない部分が必要になってきます。それこそ信頼関係とか繋がりの成果とも言えるものになってくるので、ここで本当の意味でのコミュニケーション能力が試されるのです。チームがもう一段階上に行くにはこの事を体で覚えるしかないし、やっていくしかないと思っています！
みんな目の前の事は精一杯がんばるのですが、がんばる事が目的になっては困ります。それは『当たり前』だからです！最初のミーティングで自分達でも決めたように『手抜きをしない＝がんばる』事は絶対条件と決めたのですから、『今日はがんばりました』なんて感想は成果がないのと同じです。
大事なのは、『何を、どのように』です。それが言えない、残せない選手はその日の練習を無駄に過ごしたという事です。ですから、保護者の方々も日々の練習を『どうやったの？』という質問だけではなく『何が？どうだったの？』という事を問いかけてほしいし、それを習慣付けてほしいと思います。ノートを見ても『感想ではなくあらすじ』になっている子はまだまだいます。それがコミュニケーション能力の不足さとも言えます。上手に話せる人は上手に決めるし、対話が出来る。サッカーはその力も大きなウエイトを占めるので、これからももっと日々の練習で自分から関わる努力をみんなでやっていけるようにしたい。魅力あるチームがやっている練習は魅力があるはずです！そこを目指してみんなで毎日を大事にがんばりましょう！！
