今日はナイター練習でした!!
夜は本当に強い寒気の影響で寒さが痛いぐらいでしたが、元気に練習を行い隣では同時に、エリート塾を新美コーチと堀金コーチで担当してくださいました!!
今日はエリート塾のほうはフルコートでのゲームをさせたいという要望もあってコートを作ってやってもらったのですが、大きなコートだからこそ見えたものもたくさんあったようですし、子供自身も普段より大きなコートでやれたのは良かったと思いますね!
ファルコのほうは自分が担当する事になっていたので、今日はハーフコートでの4対4のキーパーありでのゲームをメインとしました。テーマは今もずっと3人目の動きという事もあってどのように関わってくれるか?を楽しみにしていました!
こちらもマラソン大会を終えた後という状況の子もいて、疲労感を感じましたが寒さがどうしても強かっただけに体を動かさないと怪我にも繋がるので、温める事は注意してやりました。とは言っても、寒さのほうが厳しく温まるまでには疲れてしまうような今日の気温でした・・・。
なので、最初の予定ではパス&コントロールをしたらすぐにゲームをしたいと考えていたものの、パス&コントロールでは全然体が温まった様子ではなかったので、少しハードなメニューを取り入れて心拍数を上げてもらいました!
そこからは4対4のゲームをしましたが、入れ替わりの時間を短くするのと、待っている時間を短くしたいという事もあって、1点でどんどんと入れ替わっていくようなゲームにして、自分がプレーをする時間の短い時間の中での関わりをどのようにしていくか?を観るようにしました!
最初のパス&コントロールもそうですし、昨日の室内でのパスをしてからの移動、3人目の動きにしても『失敗の仕方』が大事だと言いました。昨日の練習後にはキーパーにも同じ事を話しました。うまいとか下手とかよりも、何をしようとした失敗なのか?って事です。目的があっての失敗は『チャレンジ』ですが、目的もなくやっているプレーの中で起きたミスは『ただのミス』です。それは次にも繋がりません。そういう失敗の仕方をしていると当然ゲームでも失敗が多いし、考える事もありません。
こうした事を繰り返している現状をそろそろ具体的に打破していかないといけないって思います。その為にも、成功にこだわるよりも失敗の仕方にこだわってほしい。何をしようとしていたのか?それは正しい選択だったと言えるのか?などです。何もなくてうまくいかないはずはないし、原因が必ずある。と同時に、何かがあって成功もするという要因がある。原因と要因。どちらも分かる選手になってほしい。
今日のメインの4対4では、広いピッチの中でスペースもたくさんあったし、考える余裕も与えたつもり。
そんな中で任せる選手がたった4人の中に一人でもいれば当然穴は出来ます。そして問題なのは、穴になった自分が原因だと自分で気付かない事です。自分から関わらないから自分とは関係ない所でやられたように見えるし、その事で『俺のせいではない』と思っているんでしょうが、関わっていない時点で自分に問題がある事を気付かないといけない。だから、まずは関わって失敗をする。その上で、失敗の原因を見つける、考える、気付かせてもらう、事をする。そして、その失敗の質を高めていく事が順序としては正しいですかね!
選手は本当に良くなりたいと思うのであれば、この流れを自分で作るべきです。この流れは何も選手だけではなく、指導者にも、親にもあてはまるものなんです。それを真摯に受け止めて自分を改善しようと努力するか?周りにばかり期待をするか?の差です。
ゲームも途中に、3人目の動きの確認をしてからは良くなったと思います!
もちろん技術的な部分なんていきなり良くなる訳もありませんが、やっぱりそれ以外の部分(子供はよく意識と言いますが・・・・そうではなく、具体的に考える事)が大事です。何を狙ったのか?どうしてそうしようとしたのか?が必ず一つのプレーで言える選手を育てたい。そこから始まる。意見のすりあわせとか、会話ってそこから始まると思う。
急いでもうまくはなりません。要するに、前への、縦への攻撃を急ぐだけでは強くはなれないって事。サッカーには横も、後ろもあるんです!でも、『なぜそこを使うのか?』を持つ事が大事です!『急ぐ』ではなく『効果的に速く』が出来るように目指していきましょう!!