今日は朝から京都まで京都サンガのサッカーつながり隊の活動を見学、勉強に行きました!

ここには自分の指導を変えてくださった池上さんがおられ、その池上さんからは本当に直々に色々教われるようになりました。池上さんのすごい所は、自分みたいな名もない指導者に対しても、一つ一つ丁寧に答えてくださる事です。また、自分がすごいとかそういったものも一切に出さずに、常に謙虚でありながらそれでも子供の指導については細部にわたる徹底的な目を持っておられるスゴさがあります。自分はまだそんな池上さんの足元にも及びませんが、自分の中で池上さんの何がすごくて、どうなりたいか?がどんどん具体化されていってる事を考えても、時間は掛かるにしても必ず今目指している形にはなっていけると思っています。自分が今必要なのは、選手との対話の時間だと思っています。関わる子供にもっと一人一人と関わっていけるような対話力を身に付けたいと思っています!

そんな勉強を経ての今日の中区スクールでは、スクール前からゆっくり、じっくりみんなと話をしました。一人一人に対話の目的を持って『自分達はどうしてスクールに参加しているのか?』『今日のスクールで何をしたいか?どうなりたいと思っているのか?』というものを持って参加しているのか?という確認と、『それがないと来ただけになってしまう』という現実の話もしました。

子供にはすぐに伝わるものではないかも知れないけど、今すぐに伝わらなくても今後の子供が考えるきっかけになったり、考える材料の一つになればいいと思います。

家に帰って親や家族に『今日一日の出来事』をどれだけ具体的に話出来るか?がその子自身に目的があったかどうか?に繋がっていくのです。『普通』とか『別に』なんて答えでは何も分かりません。何がどのように普通であり、そもそも普通って何なのか?って事までしっかりと言える為に過ごす理由を考える必要があると思います。子供が読んでも意味が分からない事かも知れませんが、こういう事を自分はスクールという場を通して伝えています!経験を重ねながら『何を?どのように?』していく事が大事か?を考えてもらいます。なりたい選手の形には、自分自身しかなれないのです。その事を理解し、自分が自分の為に努力をする事!それが大事なのです。サッカーを習っている、いないは全く関係ありません。サッカーをやりたい意味を持っているかどうか?が大事なのです!

スクールだから、自由だから・・・・目的まで『何もなくても自由』ではこちらとしても指導をする意味がありません。そういう所はこれからもスクールという場に来てやる以上は必ず明確に持ってもらおうと思います!!!

今日はほぼ、対話をしながらのスクールで写真もありませんが、みんなが対話を通して間違いなく『自己責任』を持ち始めた事だけは明確に見えました。それがあってこそ、『今日の成果』が残るのです。この基本の形を忘れずにこれからも、どの場面でも子供がそうなっていくようにがんばりたいと思います!!