クラブとして、ファルコとして!北播カップ!!

今日は朝から加西の北条中学校さんで北播カップの初日がありました!

こういう大会をうやっていくと、『もう一年が過ぎるんやな〜。。。』としみじみ感じるのですが、その感じを3年生の誠くんがわざわざ来てみんなを応援してくれた事によってより一年前をハッキリと思い出す事が出来ました。あまり気温が上がらない中でしたが、誠くんや今日も多くの保護者の方々の声援を受けて2試合がんばりました!

天気も雨にならずに出来た事は良かったし、今日はみんなが試合を経験出来る事も良かったと思います!今日の会場の準備や運営、対戦をしてくださった北条中学校さん、三木東中学校さんには感謝をしたいと思います。

そんな感謝の気持ちを持ちながら精一杯の自分達のサッカーが出来るように今日も今中代表、新美コーチと一緒にがんばりました!

今日はまず最初に三木東中学校さんと、次は北条中学校さんとの2試合をさせていただきました!

どちらのゲームも主導権を握れる時間は多かったのですが、だからこそその時のプレーの選択肢の数や余裕、判断などが問われる中での試合となりました。各自が今、自分の弱さと向き合おうとしている中、技術のレベルについても自分自身で納得いかないレベルである事を感じています。その中でどのように改善していくのか?どうやってこだわっていくのか?を一つ一つ試す為の試合となっていくので、その貴重な試す時間をうまく使ってほしいと思います!

最初の試合では開始2分で元くんのヘディングゴールを皮切りに得点を効率良く奪い、どんどん選手も交代させながら試合を行えた事、出来るだけ多くの選手にA戦を経験してもらう事をしながら8−1での勝利となりました。交代した選手は自分の持ち味をしっかりと出せるかどうか?でしたが、まだ自分の武器として自覚している部分は薄いような気はしました。

点差が開いてくると、相手のテンションもあったりして試合を真摯にこなすという事が簡単そうでなかなか出来ません。ましてや、自分達はクラブチームであるという『変な特別意識』を中学校相手の時に、よく出してしまいがちです。ハッキリ出す訳ではなくても、心のどこかで考えてしまうという事がこれまでのファルコでもありました。だから、今日はそれをなくして、どれだけ最後まできちんと試合をやれるのか?を挑戦してもらうように2試合目はこだわっていきました。

最初の試合では交代をさせながらという事や点差の事もあって、しっかりと出来たとは言えない形でしたが、それでもゲームを不快にさせるような所まではなかったし、最低限という評価です。でも、2試合目は自分達の中でも試合の中で修正点をしっかりと話し合える時間が多かったし、人もボールも動きが多くなっていきながら相手ゴールに決める流れが多く、良いサッカーになったと思います。また昨日のゲームで内面の弱さを露呈した守備陣も、今日は思い切ってやろうとする時が多く、ミスは相手のプレッシャーの低さの分減っていましたが、本質的にはまだまだ改善されていません。ただ、前向きな気持ちでやり続けられた事と、各自がやろうとしたテーマに関してはしっかりとやれていたと思います!

B戦のメンバーは、今日はゲームをしている時の様子と、その後の様子を注意して見ていました。何を思ってピッチに立ち、その後はどうだったのか?を見たかったからです。半分ぐらいの選手は相手に関係なく、自分がやるべき事に狙いや思いを持って取り組めていました。ですが、残りの半分は真摯に戦えているという状況ではありませんでした。変な余裕ぶった部分を出したり、自分の所で責任を負わずとも『何とかなるだろう・・・』という軽い気持ちで周りに任せる子がまだまだいます。

そこへのこだわりや気付きが出てこない限り前への一歩は踏み出せません。今は自分が出来ない弱さを出して、それを受け止める為の作業をしなければならない事も理解しなければいけません。

各自の成長がチームの成長に繋がるという事、その各自というのが自分であるという事を自覚してもらいたい。

自分達はこのクラブで何を学び、どうなっていきたいのか?がブレてはいけません。目の前の試合で良いプレーをする為だけに何かをやるのではなく、その先の将来まで見据えないといけません。高い志を持って一日を大事にしていく事が将来の自分の力となっていきます。きっと今日来てくれた誠くんは、あの時もっとがんばれたのにな〜。。。という思いがあると思うし、それは誰にだってあるはずです。先になって気付くよりも今精一杯の自分なのか?を見つめてほしい。余力を残しているような状態で、ちょっとスライディングをしたぐらいで、自分をがんばったと甘やかしている場合ではありません。がんばった分だけ素晴らしい未来があるのと同時に、やらなければつまらない人生になる事も常にみんなの中では『紙一重』なのです。どちらに転ぶかどうか?の間に立っていつも生活しているのです。だからこそ、その日、その時に一生懸命やれる自分であるようにこれからもがんばっていきましょう!!