今日はナイター練習の日でした!!
今日はエリート塾も今年度最終という事もあって、スタッフでも話をした結果、新1,2年生をエリート塾生とゲームをさせるという事にしました。エリート塾生も試合は楽しいだろうし、お互いにとって良い刺激になるのではないかと思いました。新美コーチ、堀金コーチ、宮崎コーチがお手伝いに参加をしてくれたので3人で元気に担当してくれました!!
自分は新3年生となるメンバーと新高校一年生が4人来てくれたので一緒に活動をする事になりました。とは言っても自分も含め、昨日のベゼルさんのトレーニングの結果、かなりの筋肉痛があり(笑)、もちろん回復の早い中学生は大丈夫ではあると思うのですが明日は試合という事もあって、少し軽めにしようと思ったのと高校受験が終わったこの時期に、新3年生になるメンバーにも進路について考えてもらおうと個別の進路面談をしていきました。18名いるので、今日の練習時間だけでは全員とは面談しきれなかったのですが、春休みのうちにも進路に関わる動きはしていかないといけないので、今は3年生にもなっていないけど、みんなが将来の自分を考える時はもう来ているので、どんな自分になりたいのか?を今後は定期的に面談しながら各自がしっかりと自分の意思を持って、進路を決められるようにしていきたいと思います!
いつも言ってる事ですが、悔いを『全く残さない』ようにするのはほぼ不可能です。ですが、『減らす』事は可能です。自分の意思で、自分で決断して行動する事によって確実にそれは減っていくものです。誰かの意見とか、誰かのせいにしてしまうから後悔ばかりが残っていくのです。自分の人生ですから、自分が責任を持って考える、決める事をこの中学生の時にしっかりとやろうと努力をしてほしいです!
一人一人と話し、今日は10名と面談が出来たのですが、みんな受け答えも本当にしっかりとしてきました。でも、将来についての考え方についてはまだまだ浅はかだし、明確なものではありません。もちろん将来についてまだ考えた事もあまりないからでしょうが、自分はこのチームが魅力あるチームを目指しているのであれば、やっぱりこういう将来の形も視野に入れていかないといけないと思っています。逆に言えば、こうした考えをしていく先に、本当に良いもの、魅力ある人間の形も見えてくるような気もします。一人一人の心の根っこを聞き出すのはなかなか自分の力量では難しいでしょうが、それでも寄り添っていく事に意味があると思っているし、今は言えなくてもどこかのタイミングで言ってくれる事もあると思います。自分は子供にとって必要な時に必要な人でありたいし、自分のタイミングを優先させると子供がしんどくなる事を知っているので、これからも子供との距離というものは大切にしていきたいと思います!
新高校1年生のメンバーも、ちょうど一年前に同じように進路面談を個別にしました。
その時の自分が言った通りになったかどうか?は別としてやっぱり一年間なんてあっという間です。一日一日を無駄にしない為にも、どんな自分になりたいのか?なろうとしているのか?が具体的に分かっているほうが良いに決まっています。ただただがんばっているだけでは、何への努力で、何の成果が残っていくのか?も分からないのです。目的があってこそ、がんばりががんばりであったのか?も分かるのです!
自分も指導者としてはもちろん、一人の人間としてどんな人間になりたいのか?があるし、そこへ向けて毎日を具体的に行動します。弱い自分もあって、なかなか毎日を思った通りには進めていけませんが、目的がある以上、そこがブレないうちは絶対にその形になれると信じています。子供と対話をする時に本当に大切だと思うのは、自分自身が子供にアドバイスを出来るだけの経験をしているか?という事です。分かりもしない事を知ったかぶりをして上辺だけの事を言っても何の説得力もありません。中学生にもなれば、感性は優れ大人の内面をすぐに見抜いてきます。だからこそ手抜きは出来ないし、持っている全てをぶつけて向き合っていかないといけないって思います!
自分は指導者をしていて、毎日毎日子供の事で考えさせられます・・・。うまくいかない事のほうが圧倒的に多いですが、うまくいく事を基準にしている自分の弱さがまだまだある証拠です。うまくいくとかいかないとかを、自分の感情で決めてはいけない事を今日も教えられました。子供と対話していると本当に自分がしないといけない事がよく分かります。指導者なのに、教えてもらっている感覚に出会います。それを頼りないと思われるかも知れませんが、子供にとって最高の指導をする為には子供の事を本当に知らないといけないって思うのです。まずはそこを引き出す能力がないと本当の意味で子供と向き合えないと思うようになってきました。純粋にそれを見抜いてくる子供がいてくれるからこそ、自分は手抜きする事なくがんばれているんだと思う。この年代だからこその指導者、という形がちょっとずつ見えてきました!ファルコを開始して10年以上経過して、ようやく『ちょっと』なんです・・・・。
未熟ですが、だからこそ良くならないといけないって誰よりも思っています。このまま未熟だって事を言ってるうちは話にならないので、自分自身が顔を上げて最高のチームというものを目指してやっていこうと思います!これからも選手と一緒に心が繋がった指導者になれるようにがんばりたいと思います!