馴れ合い!!クラブユース大会!!4日目

今日は朝から今中代表と一緒に昨日に引き続きアスパ五色へ行きました。

今日はクラブユース大会の4日目となります!今日はクレーのグランドで5試合目になるのでピッチの状態も荒れてしまっている中での試合となるのは覚悟していたのですが、もちろん相手も同じ条件なので、そこは割り切ってがんばるしかありませんでした。今日は代表とまずは副審の仕事からやる事となりましたが、その試合後に『こんなにハードな副審は久しぶりでしたね〜』とお互いに言うぐらいに速い展開のサッカーの副審だったのでかなり疲れましたね。。。

それでも審判をする事も選手の為にやるべき責任だし、それを当たり前だとしてやる事は指導者として当然ではあります。指導者側からすれば当然ですが、選手からすればそういう事に対してもっと敬意を持つ必要があると感じます。自分には良いのですが、今中代表や新美コーチは仕事がある上で関わってくださっている存在だし、そういう人から自分達の環境を整えてもらえる行為は全て感謝をしなければいけない事です。もちろん自分の親であっても送迎であったり、弁当であったりと本当にお世話になっているからこそ自分達が試合だけに集中出来る意味をもっとよく考えなければいけません。今日一日を通して、みんなの『傲慢さ』は目に余るものがあったし、謙虚な気持ちがないと成長はないと思います。

今日の試合の相手は同じ北播のイルソーレ小野さんでした。

力があるのは十分に分かっている相手に対して、アップの前から個別には選手に話はしておきました。自分に出来る部分で伝える所と伝えすぎない所を考えて話はしました。出ている選手にはもちろんですが、出ていない選手に対しても個人が何をすべきか?を考える事の意味や価値についても話をしました。

やっているつもり・・・というものはいい加減に捨てよう!と。やっているかどうか?は最終的には周りが決めるものだし、自分の基準で決めるものではない。その事をしっかりと伝えた上でそれぞれに考えて活動をしてもらいました。今、自分がやるべき事を自らの判断で考える事、それが大切であり、それが全てです。分からない事は聞けば良いけど、考える前から聞いたり、教えてもらう事を先に期待するからズレてくるのです。

自分で決めた自分のやりたい事(サッカー)を自分の為に努力する事は選手をやる上で当然の義務だと思います。

試合のほうは、とても熱のこもった内容でした。

各自が強い気持ちでボールを奪おうとする姿勢は十分に感じれたし、今のみんなが出来る最大限はやれたと思います。ですが、これまで自分自身の足りないものを感じながらも『本気で向き合わなかった』ツケはやっぱり回ってくるもので、『ここだ!』という場面で必要な力を発揮出来ない事が大きな敗因となっていました。

個の能力が高く、それを集団の中で活かし方が分かっている相手に対して何とか食らいつこうとがんばる各自の粘りは心を打たれるものがあった。簡単にはやられないって気持ちは痛いぐらいに伝わってきた。これ以上はやれないってぐらいのがんばりや粘りがあちこちで見えた。

すごいと思った。

でも、自分達はこの試合の為に努力をしてきたんではない事を考えてほしい。

この日を通過点としながら先の目標を目指している事を考えないといけないのです。試合後にみんなに聞いた感想でも『やりきった感』が強すぎて、『もっとここを改善すれば・・・』というような発想への転換はないようでした。自分はこのファルコで燃え尽きるような事はしたくないし、これから先に繋がる確かなものを身に付けさせないといけない。ここから広げていく考え方を持たせないといけないのに視野がなかなか『先』に向かない。先があっての今だと思えるようにならないと結局はいくらがんばっても『今日だけ・今回だけ・今だけ』になってしまうのです。

それが一番怖いのです。せっかくがんばった事すらきちんと残らなく、ボヤけてしまうのです。

同じ事を繰り返さないように、自分自身が何かにきちんと気付いた事だけでもこれまでとは違うと言える。

このままでは終わらないし、終わらせない。

がんばった、だけでは済ませられない。自分自身勝負所だと思っている。

馴れ合いにならないように、気張ろうと思います!!