今日も素晴らしい天気に恵まれた中、練習試合をしに芦屋大学総合運動場まで今中代表と一緒に行きました!
残った1年生中心のメンバーは新美コーチにお願いをしていたのでこちらの2,3年生メンバーと一緒にやるべき事をがんばろうと思いました。良い天気過ぎて暑かったですが、これからのシーズンはこんな暑さとの戦いにもなってくるし、それに打ち勝てるような内面の強さが重要になってくると思います。先日、練習の時に主将の元くんとチーム状況について少し話をしました。その時の元くんの印象も手伝って、自分は今のチームをまた新たにテコ入れしていこうと考えています。それは当たり前と言えば当たり前なのですが、3年生が最上級生になった事により『慢心』な部分が出てきている事。2年生は良い意味で『先輩』になった自覚でこの時期は非常にテンションが高く、1年生は当然緊張や新鮮な気持ちだけでがんばってくれます。そういうサイクルは必然的に起きるのですが、その中でも良い部分は継続させていくにしても、良くないと思う部分はやっぱり改善しないといけないという事を3年生とはやっていかないとって思います!本当の意味での手本となれるようにがんばってほしいと思います!!
大きな建物をバックに、少し新鮮な場所での撮影となりました(笑)
今日は2年生が先に試合をして、3年生が後という流れでした!まずはメンバーを決めてアップをして、準備をしてから試合をするという事で2年生からのスタートとなりました!!
2年生は先ほど言ったように先輩という自覚が芽生えてきた事で、これまでなかなか自分を出せないままだったのが、ちょっとずつ出てきています。試合のほうも考えてやろうとする姿勢が随所に見られて、確かな成長や変化を感じれます。ただしプレーの精度がどうしても低く、相手に奪われるというよりもミスで相手ボールにしてしまうシーンのほうが多いのが大きな課題。でも、今日の試合中に今中代表とも話をしていたのですが、『こうするんだよ!』という提示を我々指導者がやるのではなく、『何が足りないと思う?』という事をひたすら問いかけ続ける方法をしなければいけない事を改めて感じるという話をしました。実際に、試合の中でも仮に何かを伝えた時に、次にその子がやる時の思いとしては『コーチに言われたから・・・』という心理になるのです。それでは何の為に?というものがないので、その子の中に残らないという結果が出るのです。ですから、時間がいくら掛かろうとも各自で判断をしてプレーさせる習慣は大事で、その掛けた時間の分だけ2年生が良くなっている事は今日たくさん見えました!
試合のほうは2試合通して、ポジションを固定せずにチャレンジをしてもらいましたが、どこに入っても『最低限やる事』は分かってきている感じでした。でも、最低限ではやっぱり最低限なので、『サッカーっぽい』けどサッカーをうまくやっているという言葉には程遠いものとなります。だから、自分達の中で何を?どのように改善していくか?をもっと向き合って考える必要がある。ミスをしたら『ごめん』だけで済ますのではなく、何がどうごめんなのか?をハッキリさせていかないといけないですね!
まだまだ一つのプレーが終わってから会話をしようとしている傾向が多く、今日は試合の中から審判をして話したりしたように『どうすれば自分が良い形でプレー出来るのか?を考えろ!』という事です。みんな『起きた事への対応』だけをしようとするから間に合わない事が多い。そうではなく、『こうすればこうなる』という事を先に考えるような考え方を伸ばしていかないといけません。足が速いのではなく、体が強いのでもない。だったら考える速度で相手を上回るしかありません!!2年生はきっとそういう部分を伸ばしていく必要があると感じています!!出来ると思いますしね!
次は3年生のゲームでした!!
こちらもポジションは全く違う所でそれぞれがサッカーをやってもらいました!自分が今、みんなに手に入れてほしいのは『違うポジションであろうと自分の長所を出せる選手に』という事です。自分の狭い世界観の中で『俺はここしか出来ない』と決め付けるのではなく、可能性をもっともっと広げるようにしてほしいと思います!そのチャレンジをやれる時期は今しかありません。みんなは最高学年となり、夏を終えると引退となってしまいます。それまでに今出来るチャレンジをしておくべきなのです!失敗のほうが多い経験を今しておく事で、大きくなってもチャレンジ出来る人間になるのです。そうやって人生をずっと向上心を持ってやれればきっと成長し続けられるはずです。自分の可能性を自分で決めてしまわない事!そこへの挑戦を一緒にやっていきたいと思います!
試合のほうはあまりお互いが噛み合わずにたくさんやられてしまいましたが、大事なのは『何をやろうとしたか?』『うまくいかなかった次は?』という部分です。違うポジションでやれば勝手も違うし、うまくいかないのは当たり前ですがそれだけで終わってしまっては意味がないので、そこからやるべき事を考えるのがみんなの使命なのです!
グランドの条件も良いとは言えない中でしたが、それでも試合の合間には砂ホコリが舞わないように水蒔きをしてくださったり、環境を少しでも整えようと努力してくれる三宮さんの姿勢には頭が下がりました。それに対して、果たしてみんなは『真摯』にやれたと言えるでしょうか?出来ないから、うまくいかないからって投げ出すとか落ち込むとか、やらないとかって姿勢は良い事でしょうか???常に周りに対して『おかげさま』という気持ちを持ちたいですね!自分の感情だけで行動をしてしまうのは誰のプラスにもなりません。
それは十分に考えてほしいのです!ファルコの為とかコーチの為ではなく、『これからの世を生きる自分自身の為』にです。自分は指導者として、大切な事を伝えていかなければなりません。今理解出来る、出来ないは別として伝えなければなりません。みんなが未熟な心で、今自分を嫌いになろうが、恨もうが、絶対に先で後悔させない為の事をしなければなりません。そういう責任を背負って自分は指導者をやっている訳ですし、だからこそがんばらないといけないって自分に言い聞かせています。
今日目の前に見えたみんなの成果と課題がまた自分の指導へ繋がるヒントとなっていくのでがんばっていこうと思いますし、みんなも自分を高める為に努力を惜しまずにがんばりましょう!!