『させる』ではなく『気付かせる』!加美スクール♪

今日は夕方は加美スクールがありました!!

日中は台風の影響を受けて風雨も強くなり、各小学校や中学校も少し早めの下校をしていたそうです。何もなければそれが一番良いのですがもしも何かがあっては遅いという事もあり、安全面の配慮を持って今日はファルコの練習は中止としました。加美スクールのほうはバスで来ている子もいて連絡も着きにくい状態だったのでやる形にしました。

それでも怪我をしている二人以外は全員が来てくれたのと前回見学をしてくれていた6年生の宮崎 壮太くんが今日は体験参加をしてくれたので15人で活動をする事が出来ました!体育館の中は雨の音で響き渡っていましたが、子供達の元気な声のほうが大きくなったし、今日もそんなみんなが何かを持って帰られるようにしたいと思って一日がんばりました!!

今日もステップからのスタートでしたが、意欲的にやってくれていた子とまだまだ『無意識』でやってしまっている子がいます。でも、やっていない子にはそれだけの意味があると思っているし、『やらない理由』だったり『考えてやる必要がない』と思われているとすれば自分の指導に問題があるという事を考えても、無理にやらせるという事は一番良くないと思っています。ではどうするか?という事でやっぱり『子供自身に決めさせる』事だと思います。良いかどうか?の判断を大人が見た目で下すのではなく、やっている本人がそれで満足出来ているか?という事を一番に尊重していきたいと思います!

誰だって本音は『良くなりたい』はずなので!!

ステップもラダーとアジリティ・クロスの2種類をやりましたが自分は今日は5年生の山本 翔太くんを担当したのですが、ラダーの時からかなり意欲的だったし、明らかに『自分から何かを変えよう』としている意識が伝わってきます。特に今はこの5年生のメンバーから多くの意識改善が見られるので、その気持ちを尊重しつつ評価もしていきたいと思っています。子供が自信を持てばさらに良くなっていくはずなので!

次はレベル6キャッチをしました!!

今日は6年生の石塚 啓心くんを担当しましたが、とても上手にやっていたしレベル6を完全クリアし、2周も成功しました♪コーチの前でやるプレッシャーも多少あったと思うけどうまくやれるようになっていましたが、3周目はコーチがわざと急かした事によってミスも起きたし、焦っても出来るぐらいの余裕や技術までこだわってほしいと思います!今日は5年生の於保 敦政くんが3週連続のレベル6クリア!!足立 龍晴くんも2週連続のクリアに成功!6年生の寺尾 元秀くん、5年生の山本 翔太くんは16回とレベル6に到達していますし、もう本人達の中にも完全クリアは視野に入っていると思います!!

3年生もがんばってくれていてみんなレベル3をクリア出来るようになってきているのはすごいと思うし、毎回見る度に良くなっているような実感を受けます。こうして観ていると大事なのは『コーチの観ている場所』ではなく『観ていない場所』での努力が成果を生むんだと思いましたね!!

次はリフティングの検定と測定をしました!!

検定でも意欲的にみんなやれていましたが、10分間という時間内の集中力はやっぱり学年によって違うし、3年生にとっては同じ事(しかもうまくいかない事)っを10分間やり続ける力はまだちょっと足りないように見えたのですが、今後の成長が楽しみな部分です!今日は5年生が非常に意欲的でもあったので、声を掛けながら5年生のほうから『コツを教えてください!』という質問もあったりしたので、ちょっと自分なりのコツを伝えたりしました。もちろん大事なのは『これが絶対』ではなく『こういうやり方も一つあるよ』という感じですね。

子供が決める事を自分が奪ってしまわないようにしたいと思います!測定のほうは黙々とやれるようになってきているし、雰囲気が引き締まってきたのも感じるので、こういう中で記録というものは必然的に生まれてくると思います!

今日は6年生の寺尾 元秀くんが82回⇒85回に、5年生の足立 龍晴くんが37回⇒78回に、今中 聖くんが9回⇒11回に、松岡 倫生くんが12回⇒15回に、閑念 慎平くんが14回⇒15回に、3年生の高尾 慶悠くんが16回⇒18回に、谷本 瑠くんが7回⇒10回に、今日が体験の宮崎 壮太くんは11回で目標は20回に設定してくれました!

そこから少し『反応ゲーム』をして、みんなに『トレーニングとは体を賢くする事で、体が賢くなったというのは自分が思うように自分の体を動かせる事』だという話を伝えました。その上で最後のゲームを自分の思うようにどれだけ出来るか?という事をテーマにやってもらいました!!

今日は5人の3年生チーム対10人で二人組になった5,6年生チームでやりました。どちらもそれぞれによく考えてやれていたし、前半は5,6年生は5組全部がゴールを決めるなど非常にまとまりがあったりうまさがありましたが、前半終了間際に得点を決めた3年生に『みんなでやろうよ!!』という事を話してまとまりを促した後、後半は5,6年生もなかなかゴールを決められないぐらいに3年生も粘りを出し始め、普通に良い試合になりました。自力に勝る5,6年生が勝利はしましたが、3年生も『自分の意思で』プレー出来る子、回数が増えた事が大きな収穫でした!!それぞれが何かのきっかけで目覚めるなんて事は子供の世界ではたくさん起こりうる事なので、そのタイミングをどれだけ与えられるか?という指導者としての挑戦をこれからも楽しんでがんばろうと思います!!