練習=トレーニングとは??西脇スクール♪

今日は西脇スクールの日でした!!

昼間は良い天気だった事もあって日が長くなってきた夕方以降も暖かい気温の中で行う事となりました。ゴールデンウィークがちょうど水曜日と二回重なってしまったので3週間ぶりとなりましたが、みんな元気そうだったし『スクールのルール覚えてるで〜!!』と言ってくれたり、スクールに来る時の自分をつくってくれているのはうれしかったです!!

そして今日も早く新美コーチが来てくれていて準備をしてくれたので、早く出来上がった中で子供も早めに来てくれていました。そして子供から『試合してください!』と申し出があったのでスクール前にはゲームを楽しみました♪当たり前で単純ですが、コーチから『やろうか?』ではなく、子供から誘ってくれる事に意味があるし、これが本来あるべき姿だと思っています。自分達は『混ぜてもらう』立場のほうが子供にとってもメリットがあると思っています。段々と『意図的に』この状況を作れるようになってきました!!

スクールはステップからのスタートでした!!

まずはラダーのルールも確認してから、がんばってもらい次はアジリティ・クロスをしてもらいました!だいぶこちらにも慣れてきたし、30回を越えるようにはなっているようです!!まだ30回を越えない子も焦らない事と、『少ないから悪い、遅い、鈍い』といった感覚は持たないように、持たせないようにしていきたいと思います。誰にも得意、不得意はあるし上達のペースはあるので、途中に何度も言いましたが『がんばっている時間に意味がある』事を全員に自覚させたいと思います!

次はレベル6キャッチをしました!

これもボールとまだ友達になれていません!自分の体から『遠ざける』ような感覚で投げる・蹴るようにしているからです。これは言葉では簡単ですが、ここを分かってくると『ボールを受ける』事が出来ます。サッカーの試合でもトラップがうまいと呼ばれる人は『ボールを自分の体に吸収出来る』のです。今はまだ『取る』感覚のみんなが、うまくなっていくと『受ける』に変わってくるし、その変化を楽しみにしています♪これも、スピードには差がありますが、誰もが出来るようになってくるので焦らないで関わっていきます!

今日は自分は4年生の宮崎 春ちゃんを担当しましたが、明らかにうまくなっているし時間内を目一杯努力する姿勢は今後の成長も予感させてくれます!!それはみんなにも当てはまる事なので、どんどん良くなっていく姿を楽しみにしています!

次はリフティング検定と測定をしました!

これもレベル6キャッチと通じるものがあり、ボールと仲良くなれるかどうか?ですね!どうしてもボールと自分の体が『反発』しているのが多く、それが要するに『ミス』なのです。ボールを自分の体で受けるという事が出来る事によって、どの箇所でやっても出来るはずなので、その『感覚』を『言葉』にして伝える事が出来れば自分は立派な指導者だと思います(笑) 今はまだそれが的確に出来ないのが課題ですね。。。

検定では6年生の中川 孟紀くんを担当しましたが、『フリーで15回』の課題に挑戦していました!自分としてはこの課題の前は『フリーで10回』ですから、今回も15回クリアする事よりも『また10回が出来る』状態であってほしいのです。そういう状態でこそ『クリア出来た』と言えるのです。だから孟紀くんにも10回を越えよう!という事を目標にがんばってもらったのですが、10回、11回、13回も出来るようになった中見事に5分間でクリアしました♪しかも良かったのは『15回で止めずに16回やった事』でした。ついつい回数が到達すると止めてしまうものですが、出来るなら続けようとする姿勢はこれからも伸びると思いますね!!

フリーの回数は6年生の遠藤 波琉くんが10回⇒20回に、中川 孟紀くんは11回⇒16回へと更新してくれました!!

次は『体の賢さを体感するゲーム』をやりました!

やっている子供には最初にそれは伝えません。最初がどういう状態か?を見たいからです!そして2種類やったのですが、最初の難易度が比較的簡単なほうではしっかりと10回中8回以上みんなが成功しました!ですが、2種類目は10回中2回や3回の成功に下がるぐらいちょっと難しい事をやりました。それでも、そういう習慣を持たせないと自分が一緒にゲームなどをしていて感じるのが『一つの事しかしない』イメージが強いのです。それが全体の流れにも反映されていて、集合一つにしてもなかなかゆっくりしてしまうし、その度に『集合はどうすれば良いかな?』と聞いて確認をします。それでもまた時間が経って集めると同じようになります。。。そういう『一回で物事を次に繋げられない』のはこういう力が弱いからです。そこをトレーニングで十分に良くしていくのは可能なのです。大人はそれを待てずに『もっと早く集まれ!』と言ってしまったり、雰囲気で早く集まるように仕向けたりしてしまいがちです・・・。でも、それでは子供は本質的な変化はしません。子供自身が理解をして行動を変える事に意味があるので、今は『下積み期間』と考えてほしいのです。子供が自分の力で『気付く時』なので、こちらはその『考える材料』を提供するだけです。どのタイミングで気付くか?は子供によって違うので、見守る保護者の方も他人と比べたり比較しないように待ってほしいと思います!

子供は必ず気付きますので、それまで一緒に見守っていただきたいと思います!

トレーニングをするという事がどういう事か?という話をした上で、『自分が思った通りに出来るようになると楽しいから、まずは思った通りになる前に何かを思った上でプレーをしてみよう!』という事をテーマにしてゲームをしました!!

自分はそこを見てるよ!という事を伝えて、コーチと4,5年生チーム対6年生でやりました。前後半やるようにして、前半終了してから一回、後半終わってから一回の二回『自分が思った通りにプレーが出来た人は??』という問いかけもして確認しましたが、みんな『まずまず』だった様子です。ですが、みんなの自己評価よりも自分が外から客観的に観ていて『何かを考えてからプレーしていた』事を確実に見えたのが良かったし、その回数は明らかい増えています!!サッカーをやる、足元がうまくなる、というような『あらすじ』のような中身ではなく『今日はこういう事をやろうとして、こういう風に出来た』という『ストーリー』が残っていくような練習にしていきましょう!!

みんなのこれからを楽しみにしています♪♪