来ている意味を作る事!加美スクール♪

今日は加美スクールの日でした!朝の間は少し天気も怪しかったのですが、午後からは良く晴れて室内も暑さが厳しくなってきました。ここからは梅雨の季節になってきて、蒸し暑さが出てくるので水分はしっかりと補給してほしいと思います!

今日も参加してくれたメンバー達で試合をどんどんと行うようにしていました。自分達が楽しんでサッカーが出来る時間を大切にしてほしいのと、何よりも『自主的にやっている試合』に意味と価値があるので、勝利とかうまくなる事だけを目的にするのではなくやっぱり自分が好きで楽しめるサッカーをしてほしいと思います。もちろんその為には、勝利だったりうまくなる事は大事になってくるけど、そこを目的化するのではなく自分がサッカーが好きな気持ちの根本を大事に出来る人間になってほしいと思います。好きだからやる。当たり前のようで、当たり前ではなくなってきている今、ここは整えていくべきだと思います!

前回体験で参加をしてくれた6年生の宮崎 壮太くんは正式に入会をしてくれたのでこれからも一緒にがんばりたいと思います!

まずはステップから開始しました!

加美スクールは3年生がすごく元気があって全体の活気を上げてくれている存在ではあるのですが、やっぱり3年生という年代にありがちな『すぐに飽きる』という習性は今後の自分の声掛けや設定を作る上での課題だと思っています。すぐに飽きる3年生が悪いのではなく、飽きさせる自分のやり方が問題になってくるのです。常に目新しい事をやる必要はないだろうけど、声掛けを変えたり意識させる所を変化させたりして、子供自身がいつもと違う事を考えながらやれるような新鮮さを提供していくのが目標です!実際はまだまだ!!自分の良い指導者への挑戦もこれからこれから!!って感じです!

ステップもラダーでは5年生の山本 翔太くんが特に今年度最初から非常に高い意識でやれているし、良いのは『毎回』なのです。元気な時だけ、気が乗っている時だけがんばる子は多いのですが、価値があるのは『いつでも出来る』事です。それを翔太くんが一番高い意識でやっているのは良い事だし、それが周りに反映されてくるといいな、って思います!

次はレベル6キャッチをしました!

3年生も人数が5人いる事もあって、お互いを意識しているだろうし、誰かがやっていると自分もやろうとする刺激を受けている事もあって良い成長が見えます。ただし、それは『自分の意思でやりたいと思っているか?』の本質的な所には問題があると思うので、各自が自分でそう思えるような形にしたいのが自分の考え方です。

5,6年生はそれぞれに自分の精度にこだわりながらやれるようになってきているのですが、5,6年生に言いたいのは一番簡単と言えるレベル1が疎かになっていくのです。これは、何事にも共通するのですが『慣れてきた事によって基礎が疎かになる』現象です。レベル1は拍手を5回以上するのですが、それを『早くしなきゃ!こんな所余裕やし』って『慢心』の気持ちがあるから、よく見ていると拍手が2回や3回、4回の子ってたくさんいます。そういう事は指摘はしません。各自がそれを『クリア』と思ってやっているのですから。それをチェックしているもう一人が気付いてほしいのと、『それを許す自分』の弱さに気付くべきです。本当にうまくなる選手はやっぱり自分をごまかしたりはしません。本当の成長の喜びを知っているからです。そういう選手になったほうが気分も良いだろうし、自信も生まれるものです。ごまかしたりせずに、自分を本当に高める努力をしていこう!!

今日は6年生の山口 賢士朗くん、5年生の於保 敦政くん、足立 龍晴くんがレベル6を完全クリアしてくれました♪

次はリフティング検定と測定をしました!!

この時は上級になってくるとコーチのチェックを受けないといけない事もあって、今日は賢士朗くんのチャレンジをチェックしていました!!今は順調にクリアしていく中でも5回目になってきているので、みんなそれぞれの『壁』にあたっています。誰もが、この壁を越えないと成長はしないのですが、どうしても出来ない事はやる気がしない、という子と粘り強くがんばる子に分かれます。ただし、そこを選ぶのは本人ですからやる事を強制もしないし、やらなければ自分の楽しさや喜びがなくなるだけの事なので、それを分かってもらえたらと思います!今日は賢士朗くんは3級をクリアし、いよいよ残り2級、1級、特級という3つになりました!!この壁はもちろん高いですががんばれば越えられないはずはないですし、どんどんボールを触って友達になって、越えてほしいと思います!

3年生のメンバーもゆっくりであっても確実に触れるようになっているので今後が楽しみです!最後のフリーの測定では、やる前に『精一杯がんばる事の意味』を話した事もあって、集中した良い雰囲気だった中、5年生の於保 敦政くんが36回⇒46回に、3年生の谷本 瑠くんが10回⇒11回に、藤原 将介くんが7回⇒8回に、山田 那月くんが8回⇒9回となりました!!

その後はライフキネティックというトレーニングをまたしました!

この時に目的のズレが生じたので少し話もしました。みんなはトレーニングをやる事、スクールに来る事の意味をまだ理解していません。『受け身』過ぎて『教えてもらいに来ている』子が多すぎるのです。もちろん『分からない事は教えてもらう』事は正しいのですが、自分でまず考えるという事もせずに全て受け身になっている状態では何を教えても入っていきません。各自で考えて疑問を自分で持ってこそ、初めてアドバイスというものが効果を持ちます。多くの子が『来て、言われた事をやればうまくなる』という考え方でいるから成長が遅くなっていく一方なのです。

誰がサッカーをやりたいのか?何の為にやりたいのか?

が最低限、各自にあるべきだと自分は思います。来る事にきちんと意味を持たなければ『うまくなる』事もありません。うまいという事は何なのか?時間が掛かってもそこをきちんと伝えてやっていこうと思います!来ている時間に『意味を持たせる事』が自分の最大の目標です!!がんばりたいと思います!!