今日はナイター練習がありました!

まだテスト休みと修学旅行のメンバーとの休みがあったので火曜日から少し増えたものの、まだ半分ぐらいの人数でがんばっています!新美コーチと一緒に今日もメンバーとがんばりました!!テーマは変わらずに、自分を出し切る事への挑戦、ですね!頭では、言葉では簡単に思う、言える話ですが実際にやるのは相当に難しい事なのです。特に1年生にしたら本当にしんどい事だと思うけど、やっぱり『何かを乗り越えた経験』が人を強くするのです。みんなはうまくなる事と同時に強くならなければなりません。それはみんなが『湧き出る魅力を伝えたいから』です!足先だけ、小手先だけの器用さでは周りには伝わらないのです。中身から湧き出てくるもので勝負していく!!夏までの暑い季節に、みんなの心も熱くなってほしいと思います!

毎週思うのが『木曜日が疲労度のピーク』に感じるのです。分かる気もするのですが、どうしても週の中頃という事もあって精神的にもしんどい時だと思うのですが、ずっとやってきてそこは感じるだけにだからこそ敢えてがんばらせてみる為の良い時間としてやっていこうと思います!無茶はさせてはいけないけど、無理はさせるという事の境目は本当に難しいですが、ここを越える精神力や体力は本当に自分の財産となっていくはずです!

まずは1対1をして、2対2、4対4という流れをしました!

サッカーをしながらサッカーに必要な事を気付いてほしいのが今の考え方です。練習という中ではドリル練習やオープンスキルの練習など様々な形式があるのですが、今は自分としては『サッカーとは???』って事を本当に理解してほしいのです。当たり前のようで、全く分かっていない子が多く、それは行動として出てきます。サッカーをやる、という感覚ではなく『決められた(言われた)ポジションにいるだけ』の選手が本当に多く、その様子を見ると本当に悲しくなります。子供って本来遊びからスポーツに入っていくもので、その時の純粋な気持ちをどこかで大人が奪っているからです。『こうしなさい!』と指示してしまい、それが正しい事だと勝手に植え付けているからです。だから、サッカーをやる上で『自主的な発想』を持てない子が減っていると感じます。まずは、こうした部分を自分からやれる選手にしていきたいと思います!

1対1では、間違いなく、自分のせいだと理解は出来ますが、2対2になるともうすでに『人任せ』が始まります・・・。人のせい、人に期待、人に任せる、という考え方をすぐに持って『逃げる』選択肢を持つ選手が出てきます。しかも、その理由が『自分がしんどいから』です。それを理由にしていたらサッカーというスポーツを仲間と一緒にやる事など不可能に近いのです。一人一人の信頼する気持ちが11人繋がってこそ、サッカーはうまくやる事が出来るし、楽しくなるのです。一人でも自分だけの事になってしまうとその楽しさは半減してしまうのです。バラバラになって楽しいはずがない事をみんなは理解しなければなりません。そして、その為に『今は下手であっても、うまくなりたい思いは伝える義務がある』事を理解してほしいのです。下手だから何もしない、関わらない、ではいつまで経っても状況は変化しません。下手だから注意するなんて事は一切しませんが、『何もしない』事に対しては絶対に指摘をします。それが一番『無駄な時間』ですから。。。

みんなは練習をする事の意味や意義をもっともっと考えないといけないって思います。誰の為の時間で、何の為の時間なのか?それを『自覚した時間』にしなければいけないと思います!

みんなはハードなメニューをやると、本当に『え〜〜〜』とか批判的な『本音』がすぐに漏れます。それぐらい弱いのです。本音というのが一番信じられる部分であり、そこが強いか弱いか?がその人を信じれるかどうか?な訳です。そういう意味では、どれだけ普段真面目だったり、良い人間っぽく振る舞っても本音の部分で『ズルさ』や『せこい』部分が出れば信用はなくなるものです。当然、それは指導者である自分も自覚している事なので、当然ですが自分がそういった事をまずはしない事が最優先です。子供に対しての一番の説得力は『自分の姿勢』だと思っていますからね!

隣の芝生は青く見える

という言葉があるように(この意味は、よそは良く見えるって事です。よそのお父さん、お母さんは優しく感じる、見えるっていう事ですね。。。(笑))、自分に不都合な事が起きると他の場所をうらやましく思う事って弱い人間なら誰でも思う事です。大人でもあります。あの会社うらやましいな〜とか・・・。自分も実は指導者を始めた頃(15年前)は、『もっとうまい子供教えるほうが楽しいし自分を出せる』なんて思い上がった指導者だったのです。要するに、『現状への感謝がない』人間だったのです。足元が見えない人間は先で成功する事も出来ません。

今は、どのチームに誘われても(そんな事はありませんが)、このチームのこのメンバーだから楽しいと胸を張って言えるしこの場所に誇りを持てます。だからこそ、自分は同じ気持ちで選手が『この場所で努力したい』を思ってもらえるチームにしないといけません。今はそれは未完成かも知れないけど、必ずそう思ってもらえるような環境作りをして、みんながここに『努力をしに来るのが楽しい』と思えるようになってほしいと思います!願うだけではなく、自分がその環境を作らないといけない立場なので、これからも現場と向き合い、選手に必要なものを提供していけるような指導者になれるよう、がんばりたいと思います!

自分は昔こんな言葉を教えてもらいました。。。

男は顔つきで人生が見える、と。

要するに、がんばってきた人の顔って表情に出てくるって事です!自分は社高校の体育科卒業で、1年生の夏には遠泳実習があり本当に死にかけた経験をしました。ですが、その経験を終えた後に『変わったね』と言われたし、ずっと『ここからが体育科のスタート』と言われてきた意味も後で分かりました。だから、今の選手達にも『こんなに自分はがんばったんだ!』って思いを口に出さずに顔に出してほしい!雰囲気に出してほしい!それは必ず誰かが観ているし、伝わるって事を分かってほしい。今しか出来ない精一杯の努力を、毎日の時間を惜しまずにがんばってやっていきましょう!!