自分で気付き、自分で改善!八千代スクール♪

今日は八千代スクールの日でした!

まだまだ日差しが強い時間帯で体育館の中も暑さが残る状態でしたが、いつものように来たメンバーからゲームを楽しんでいました♪ 自分でサッカーをやるという当たり前『のような事』がなかなか出来ない時代になってきている部分を自分は最低限の責任として考えてもらいたいと思っています。やらされるスポーツでは面白くないし、自分が好きでやる事に意味も意義も出てくるものだから、自分でやるからには自分で考えるという事は小学生であってもやるべき事だと思っています。中学生を指導するようになってから思うようになったし、同じ所だけを見ているとどうしても気付かない事ってたくさん出てきてしまうので、これからもこの小学生と関わっている時間も本当に大切にしたいと思っています!

今日もスクールはステップから開始しました!今は八千代スクールメンバーには『速くやっても足音を立てないように!!』という言葉で伝えています。その為にどうするか?の工夫はみんながやるべき事ですが、その考える習慣は絶対に身につけておいてほしいですね!

次はアジリティ・クロスをしましたが、こちらも40回を越えるようにがんばろう!という事で6年生が目指してくれています。全体では30回を基準にしたいという事で言っています。だから30回出来れば良いのではなく、35回や40回と自分の目標を上げて取り組んでほしいと思います!

同じメニューでも、『取り組み方』によって変わってくるし声掛けでも変化する事は出来ます。自分もそこは一番大事にしているし、今日も途中に一人『今日は何かめちゃくちゃしんどい・・・』という言葉を漏らしました。それはそれで子供の本音だし、そう思わせてしまう、考えさせてしまう自分のほうに問題はあると思ったので、どうやってそこを変えようか?って事をそこから考えてメニューを変えずに声掛け、言葉掛けを変えていきました!

なぜ、しんどいと思うのか?って事ですが、やっぱり目の前に集中出来ていない、余計な事を考えてしまう時間があるからだと思うのです。そうではなく『のめりこむ』ような環境を作れば自然とがんばるはずだし、その状況をいかにして作れるか?を自分で挑戦してみました!

方法は色々あると思うのですが、自分が今日仕掛けてみたのは『良い部分を褒める』という単純な事をやってみました。『おだてる』のではなく『褒める・認める』という事です!そうすれば、自然と褒められた子は前向きになるし、しんどいと思っている子もそうすればいいんだ、って事を学びます(というよりも、そうなるように仕向けます)。そこで、しんどいと言ってる子も必ずがんばろうとする瞬間が出てくるから、そこを見逃さずに『いいね!』と言えれば大丈夫なのです。そのタイミングこそが指導者には大切な部分だし、ずっと課題としてあると思います!

やってもいないのに、無理におだてたりするとやっぱり人は図に乗るので、反対に『これぐらいでいいんや』と思ってしまうのです。そうではなく、がんばるという事ががんばった時に認めてもらえる経験を学ばせるのは大切だと思います!

レベル6キャッチでも、考えながら取り組めているだけの成果は出てきているし、今日は自分は4年生の東田 帆希くんを担当したのですが、レベル6到達の15回まで成功したり、ボール感覚はかなり良いと思います!!6年生の門脇 由起くんは6週連続2周クリアという記録を更新中なのと、八重 謙太郎くんも6週連続レベル6クリアをしています!!どこまで続くか?が楽しみですね♪

次はリフティング検定と測定をしました!!

この時に、みんなと話をしました。検定を見ていても6回目になってくると自分にはなかなかクリア出来ない壁に当たっているのですが、その壁に遭遇した時のみんなは『出来ない』と諦めてしまっている感じが出ます。実際に自分が今クリア出来ない理由を自分なりに考えて聞いてみると、『失敗によって気持ちが下がる』とか『うまく出来なくて集中もできなくなる』みたいな事をしっかりと答えてくれました。それだけ自分の事が分かっているのは素晴らしいと認めた上で、『サッカーって元々足でやるスポーツだから失敗のほうが多いのは当たり前だし、それをマイナスに考えてはいけない。ミスが当たり前だと思えば、うまく出来た一回一回をもっと喜べるはずだろ?そういう考え方をしてみよう!』と気持ちを前向きにさせるような話をしてみました。

その後の測定はやっぱり変わったし、みんなの中でミスを怖がらない様子が見えました。今日は6年生の八重 福太郎くんが53回⇒一気に91回に、4年生の東田 帆希くんが91回⇒115回に更新してくれました!!

そこからライフキネティックトレーニングを今日もやりましたが、やっぱり子供の脳は柔らかく、すぐに出来るようになってきました!!自分も一緒にやりましたが、余裕はありませんでした(笑) やっぱり脳って使わないと衰えるのと、頭で分かっていても体がついてこないという事が起こるので(笑) マメに使っていきたいと思います!!自分ももっともっと進化していかないといけないですしね!

最後のゲームでも、『今何が出来るか考えて!!』という事を常に言いました。子供は自分ではそんなつもりはなくてもゲームに関われていない・・・サッカーで言う『消えている時間』が長いのです。特にミニゲームのような形ではたくさんボールに触っている選手がそれだけ関わりがあるというのは言わなくても分かる話です。関わった失敗なら良いのですが、止まっている、何もしないまま、関わらずに終わるのが一番意味のない時間になるのです。そういうのをなくす事から始めていきたいし、まだまだこれからだと思っているので焦らずにやっていこうと思います!!