今日は加美スクールの日でした!!
蒸し暑い中だったのと、5年生が自然学校に行っているので今日は3年生と6年生だけでの活動となりました!人数は9人だったのですが、それでもみんな元気に集まってくれたしそんなみんなと一緒にがんばらせてもらいました!!
いつもの5年生がいない空気の中でどのように時間を使うのか?って事をしばらく観察していると、6年生の寺尾 元秀くんに『コーチどうしたん??』と観察している自分を逆に観察されていました(笑) 子供ってよ〜〜〜く大人を観ているんだな〜って改めて思いました。自分が出しているちょっとした空気をすぐに感じ取るし、だからこそ自分も自分が出している空気感を大事にしなければならないと思います!
スクールはいつものようにステップからスタートしました!!3年生はちょっと慣れてきた中でどうしても『飽き』が出てきてしまいます・・・。それによって動きも雑になってくるのですが、そこで『怒る・注意をする』のは今までと同じだし、それでは問題解決にはならないので『どうすれば良くなるか?』を自問自答しながらやっていけたし、冷静に声掛けをやり続けていけたのは自分の成果ですね⇒子供を変化させる所まではいかなかったのは自分の下手さです!!(泣)
次はレベル6キャッチをしました!!
でも、それをやる前のアジリティ・クロスの時から『数える子』が座っている状況が目につきました。自分としては、やっぱりスクールに来ている90分間はサッカーをがんばる時間にしてほしいのです!給水をする時間も含めて『練習時間』ですから大切にしてほしいのです。休んでいる時間を『楽しい』と勘違いされては困るし、みんなが楽しいと感じるのは努力をして目標を達成した時であるようにしてもらいたいのです!
だから、ゆっくりみんなと話をして『良い準備をする意味』を伝えました。何故、良い準備をするのか?その必要があるのか?という事を3年生にも伝わるようにと道筋を立てて話をしたものの、なかなか満足に伝わる事はありませんでしたし、そういう自分の『伝え方の下手さ』を痛感しながらも、これも一つの勉強としてもっともっと良い言葉選びをしたいと思います!!
その話をした後にレベル6キャッチをしたので、同じように相手を数える時はしっかりと数えてくれていたしこれを習慣付けていきたいと思います!
今日は6年生の山口 賢士朗くんが2周クリアしてくれました!!同じく石塚 啓心くんは残り1回の17回、寺尾 元秀くんは残り2回の16回とレベル6まではしっかりと到達しました!!宮崎 壮太くんは12回とレベル4をクリアしてくれたし、こちらも自身最高記録となりました!!
次はリフティングをしました!最初は検定で、次は測定をがんばってもらいました!
検定の時は自分は2級に挑戦している賢士朗くんを担当しましたが、もうクリアが見える所まで来ているし、この級ぐらいまで来ている子は自分で自分のタッチにこだわりや理解を持てるようになっています。だから、失敗に対してのアドバイスも必要ないし、自分の中で出来上がっっている『イメージ』に追いついたらきっと成功すると思います!こうなった選手と話していると本当に面白いし、自分が出来ない理由をしっかりと自覚出来ているのはとても素晴らしい事だと思います!
測定では、3年生の高尾 慶悠くんが18回⇒19回と記録を更新しました!みんな取り組む姿勢は変化が出てきています。でも、3年生の中でも数名は『目的意識が続かない』事が出ていますが、それは成長速度もありますしゆっくり見守っていきたいと思います!
次はボール2個でのリフティングに少し挑戦してもらいました!
3年生はバウンドさせながら、6年生にはノーバウンドでのリフティングだったので非常に難しい経験をしてもらいましたが、慣れるのも早い、脳みそが柔らかい小学生はすぐに対応し、6年生の山口 賢士朗くんはすぐさま成功させるなど、やっぱり検定が進んでいる事もあって『出来る理屈』を頭の中に作るのが早いのです!!つまり、『リフティングも考えてうまくなるもの』である事を証明してくれています。中には、時間だけたくさんかければ出来るようになると思っている人もいるようですが、そうではなく『かける時間』ではなく『かけた時間の中身』なのです。それが分かれば人の成長速度は格段に速くなると思います!!
そこで『二つ以上の事を考える』という事を気付いてもらった後に最後のゲームは6年生対3年生でやりました!普通に考えれば6年生が圧勝してしまう設定なので、普通にはやりません(笑)
今日は6年生には特別ルールを設定しました!
6年生には足で扱うボール以外に手でボールを一つ持ってもらいました。そのボールを持っている人がタッチされても3年生ボールになってしまうというルールにしたので6年生にしたら頭を休める暇のない状況でやってもらいました!!10点先取というルールで、結果的には10対8で6年生が勝利したものの、かなり頭はやられたようです(笑)
終わった時に『すごい頭が疲れたわ〜〜』という6年生の言葉があったように、とても大切な経験をしてもらいました!!普段は恐らく体しか疲れていないのですが、こうして考えて頭も同時に疲れるというのはすごく大事な事なんです。3年生も序盤はルールを活かしきれてなかったのですが、途中からちょっとずつ頭が動くようになり、一つの事だけではなく同時に二つの事をやれるような場面があったのは大成功だったと思います!まだ3年生が本人の自覚でそこまで出来ているとは思いませんが、こうした経験の繰り返しによって意図的に出来るようになると思います!
これからもうまくプレーをする為の『良い準備』を怠らないようにしてほしいと思います!