今日はナイターで西脇スクールがありました!!
外はちょっと肌寒さもあるぐらいでしたが、室内ですので蒸し暑さが強いぐらいでした。。。そんな中でしたが今日も新美コーチと宮崎コーチのサポートを受けてスクールをやりました!今日も11人全員が揃っての活動となりましたが、みんなが最初のゲームに積極的に参加をして楽しめるようになっているのは良い事だと思うし、サッカーがどんどんうまくなっているように思います!(自分の中では!!)
途中入会してくれたメンバーもしっかりと流れを理解してきてくれているし、行動もメリハリが見えるので、みんなにとっても良い刺激となっています。人がこうやって繋がっていくというのはファルコがやりたい形でもあるし、理想は成果などを残して人がこちらを向くのではなく、やっている子供発信で人が集まる事。正直な子供が素直に広げてくれる事が最大の成果だと思っているし、そうなるように目の前の子供がいかに満足をしてくれるか?へのこだわりは大事にしたいのですが、子供に合わせるのではなく『こちらに来ている意味もしっかりと理解してもらう』事はより大切にしていこうと思います!
今日もステップからの開始です!!
ラダーは少し慣れては来ているのですが、まだ引っかかる回数の多さと『失敗した時にやめてしまう仕草』が改善すべき点だと思っているので、子供がそうなってしまっている現実を変えたいと思います。子供に伝えるのではなく、自分の中の言葉掛けなどで自然と変わっていくような形に出来ればと思います!
アジリティ・クロスの時は先週数える選手の態度について少し話をしたのを今回は6年生の角田 旬くんが覚えてくれていて周りへ注意の声を掛けてくれました!!面白かったのは、その旬くんが一回プレーした後に自分自身が注意した『座って数える』事を自分がやってしまって周りに指摘されていた所でした(笑) そうやってまだまだみんなそれぞれが未完成な状態ですから、気付きながらお互いに声を掛け合っていけば良いと思うし、それが子供同士で起きている環境が良いと思います!
その注意をしてくれる、気付いてくれている事を確認出来た事もあって今日はさらに座って相手の数を数える姿勢について『どうして良くないか?』を考えてもらう話もしました。結局、『良い準備で決まる』という事で話をしていき、子供達がどうしてそういった事をしなければならないか?を伝えるように心がけました。
やる意味などを確認した後はレベル6キャッチをしました!!
本番のテストよりも『そこへ向けた練習時間の大切さ』を何度も声掛け続けました。結果よりも過程。過程があってこその結果ですから、そこを子供には一番分かってほしい部分です!たまたまだったり、一発に『期待』をするのではなく、自分が意図的に出来る事を増やせるのが大事です!そこまでがんばろうという事でレベル6に取り組んでもらいましたが、練習時間は非常に有効に使えていたし、本番で記録まで出せなかった子も当然いましたが、
『毎回うまくいく訳じゃないんだよ。でも、うまくいくように努力をする事はもっともっと大事な事なんだ!』
という事は伝えました。先週話をしたように、西脇スクールの子はとにかく失敗に臆病な印象があるので、失敗をする事が悪い事ではないって事を心から思ってもらえないと『チャレンジ』は出来ないと思うので、ここの雰囲気を変えたいと思っています!スクールごとに課題は違ってくるので、同じメニューをやりながらでも声掛けは変わっていくし、そのスクール独自のカラーは出させたいですね!
今日は5年生の高木 伸之助くんが2週連続でレベル6に到達の15回までいきました!全体的には回数的な部分は別として、ボールを扱う加減とか距離感は本当に良くなってきています♪
次はリフティングで、検定、測定、2個のボールを使ってやりました!
検定ではしっかりと自分の課題と向き合っていましたが、今日は5,6年生の数名には少しアドバイスを与えました。がんばろうとする姿勢がしっかりと出ているのにうまくいかない子にはそれなりの助けをします。でも、ここもちょっとした関わりをするだけで、その子なりに理解をしたり分かればすぐにまた離れます。こうやって『自立させる為の補助』は微妙な距離感でやっていくしかないと思っています!
今日は5,6年生の中でもちょっとしたアドバイスから抜群の変化を見せる子もいて、やっぱり脳が柔らかい(最近コーチの中でよく使う言葉です)から、変化も早いのがよく分かりました!!フリーの測定では、6年生の遠藤 波琉くんが25回⇒30回に、中川 孟紀くんが16回⇒19回に、5年生の西口 陽向くんが10回⇒14回に、4年生の宮崎 春ちゃんは3回⇒5回になりました!!!ここでもそうですが、回数よりも『取り組む姿勢』のほうが大きな成果を感じられるし、それだけの全体的な空気感が変わってきたから記録更新も出ると思っているので、がんばった本人はもちろんですがみんなの成果だと思いますね♪
2個のボールでリフティングをしてもらった後に、『やっている事に意味がある』事を話した上で、最後のゲームは6年生対4,5年生でやりました!人数も6年生が6人で4,5年生が5人と学年が低い上に人数まで少ないので・・・・最初普通にやらせると6年生が簡単に得点を決めてくれていたので、
『このままだと6年生が勝ててしまうよね?』という事で次にボールを6年生には一個追加して同時に何かをする事を設定に加えました。これは他のスクールでも行ったのですが、やっぱり頭を必然的に使うし、うまく使わないと簡単にやられるけど、うまく使えば勝てるという経験をしっかりと6年生は獲得してくれました!序盤は4,5年生に一方的にやられましたが、最終的には6年生がしっかりとゴールを決めるなど、自分達の力で試合をひっくり返したのは見事でした!!この時もうまくいかなかった序盤の流れに諦めたりせずに、アイデアを出し合ってくれた事が全てだったし、だからこそ結果に繋がった6年生の見事な『内面的な勝利』と言えます。自分はコーチをしながら6年生には本当に良い意味での願いがあって、そこを少しずつですが『本質的な変化』があるように思えます。だからこそ、この関わりを増やしながら彼等が本当の意味で『サッカーをうまくなりに来ている』と胸を張れる場所と時間にしたいし、そうなるようにこれからも自分もがんばりたいと思います!