今日は加美スクールの日でした!!
スッキリしない天気の中、蒸し暑さがある中での活動となったのでこういう時って何だか体がダル重たいって感じがすると思ったし、そういう時こそ気持ちが『あ〜しんどいな〜』ってならないように声掛けをしていこうと考えていました!!骨折で一ヶ月ぐらい出来なかった5年生の拓海くんも復活してくれたので久しぶりに17名全員が揃いました!!
梅雨のムシムシさを吹き飛ばすように元気にがんばろうと思いました!
まずはステップからのスタートです!みんな意欲的に取り組んでくれている中で、今日は『顔を上げる事』を意識させたいと狙いを持って声を掛けました。ラダーのルールは3つあるのですが、ルールはルールとして守りながら、それ以上の何かを意識してこそ初めて『自分の中の成果』になってくるので、そこまでがんばって気持ちを持ってほしいと思います!というよりも意識させる声掛けですね!!
次はアジリティ・クロスをしました!!みんな良くなっているのですが、ここでもこだわってほしいのは『踏んで速い』という事ではなく、『踏まずに速く』をやってほしいのです!
何事も自分で考えて、物事を捉える力を持ってほしいと思うし、反対にそれがないと全て『やらされるだけ』になります。それが一番成果としては残りにくいので、自分で考えて自分で行動する事はスクール生であろうと自分が絶対にやるべき事だと伝えていきたいと重ています。スクールの5つの約束事にも、
①あいさつを握手でする
②自分で考える
③責任を持つ
④チャレンジする
⑤協力する
とあるように、この5つがしっかりと出来ているか?と聞いたらほとんどの子が出来ていないはずです。特に②と③の自分の事としてもっと自覚を持たなければいけないと思っています。
何をやるのも、どんなメニューをやるのも、『自分なりに考える習慣』がものすごく大切で、それが出来る子と出来ない子では達成感が大きく違ってきます。与えられる喜びと、自分で獲得する喜びでは質が全く違うので、そこは子供に経験してもらえるようにしたいですね!
次はレベル6キャッチをしましたが、ここでも『どうして成功しているのか?失敗しているのか?』という原因を自分なりに考えているか?なんです!子供はよく言います・・・『今日はあかんかった〜』と。何が?と聞くと、『記録が下がった』と言います。結局、この発言が一番成長に関与していると言っていいぐらいなのです。勉強でも、成績が数字で下がると努力していないとか、がんばっていないとか評価されているんだと思います。でも、周りだってがんばっているんだし、そちらを認められるようにならないと自分だけの調子で決まるものではありません。記録が下がったからという結果を見ての評価ではなく、『何故その記録で止まったのか?』が分からないといけないって事です。その考え方をこの小学生年代だからこそ習慣付けさせる必要があると最近本当に思います!
今日は6年生の賢士朗くん、元秀くん、5年生の敦政くん、龍晴くんがレベル6をクリアしてくれました!全体的にも背中で捕らえる回数はかなり増えているし、良くなっているのは確かなので続けてほしいのと、考えてほしいと思います!
次はリフティングをしました!最初は検定で、次は測定、最後は2個のボールでやりましたが、ここでも『取り組み方』に大きな差が見えました。
基本的に個別にやっているメニューでは個人が成長しない方法を選んでやっているのあれば干渉しないようにしているのですが、全体に悪影響となる場合は指摘をします。今日でも5年生が本当に集中力がなく、自分のタイミングでやる気を失い、そこからは自由な行動に切り替えるのです。何をやっても良いのではなく、自分がここに来ている責任を果たす事の意味をまだ理解していません。学校での様子も正直目に見える感じです。全員がそうではありませんが、一人がそうすると必ず二人目が出てきます・・・そうやって『感染』していくのが人間の弱さなので、そこをお互いに言い合えるような雰囲気にしていきたいと思います!
記録のほうは6年生の壮太くんが11回→28回に!!5年生の敦政くんが46回→一気に104回に!!同じく慎平くんが15回→16回に!となりました!!
最後はまた手繋ぎサッカーをやりました!!
コーチはこのサッカーをやる事で、本当に考え方の成長をする事を確信しています。ですが、やはり数名の子供は『え〜〜〜』と嫌がります。。。そこでも分かるのですが、やっぱり伸びていく子、うまくなる子は受け止め方で決まります。要するに、え〜と不満を口に出す子は『自分がやりたい事をやりたい』だけなのです。うまくなりに来ました!なんて簡単に言うけど、与えられたものは嫌です、なんて矛盾で誰が成長するのでしょうか?自分がしたい事をやりたいならば最初から学校の放課後に好きなメンバーと好きな事だけやれば良いのです。わざわざスクールに来る必要がないって事です!みんなをうまくなりたいからって来ている以上、コーチはうまくなる為の材料を与えます。それをどのように料理していくか?はみんなが決められるのです。
やってみたけど、不味かったから教え方が悪い、なんて考え方をする選手は結局どこに行っても自分のワガママでしか動けない狭い考え方の人間になるだけです。大成していく人間というのはやっぱり共通点があり、自分もこれまでの成長を見てきた中で一番思うのは、『自分でプラスに受け止められる選手』です!それしかありません。状況をプラスに捉えられる選手は必ず成長しますし、うまく、強くなります!
みんなが口だけではなく、『うまくなりたい』と思うのであれば『今日はスクールでこんな事をして、自分がこういう風にやってみてこうなったから、こう学んだ』って事まで報告出来るような時間に自分でやってみてください!『チャレンジする』というルールがあるのもそういう意味です。何かを残す、為に何かにチャレンジするって事を今後も忘れないようにがんばってください!