今日はナイター練習がありました!予報では雨だったのですが、天気も回復し、その代わりかなりの蒸し暑さが残る一日となりました。これも台風の影響らしく、本当に天気が大きく変化してきた時代なので、なかなか準備するほうも大変ですが選手が少しでも思い切ってがんばれるような環境を整えていきたいと思います!
火曜日に、『がんばる事』と『良い選手』という事について考えてもらってからの最初の練習!どれだけグランドの中で考えた事に挑戦、発揮出来るか?が楽しみでした。ゲーム形式の中でチャレンジしてもらいたいのですが、まずは『意識させる事』からやっていきました。ゲームをやっている途中に止めずに声を掛けながら少しでも気付いたり意識してもらえるような時間にしたいと思いました。
今日もOBの尊志くんが一緒に参加をしてくれたのでみんなにとって良い刺激を与えてくれていると思うし、良い雰囲気で関わってくれるから選手にとっても学びの一つになると思います。こういう違うカテゴリーの選手が加わってもみんなが遠慮なくやれる事、また関わってくれるほうも遠慮なくやってくれるような関係性はとても大事だと思います。
今日は『ゴール』というものを意識してほしいと思ってメニューを組んでいきました。
この梅雨の時期は室内でやる機会も増えてくるし、外で出来る時は出来るだけゴールに向かう、シュートを打てる設定にしたいと思っています。これは、シュートを打つ側だけではなく『シュートを打ちやすい設定の中でも打たせないようにする守備側の粘り』も大きな狙いの中に入っています。結局、プレッシャーの掛からない中でいくらうまいシュートが打てたとしても、試合は、サッカーとはプレッシャーの中でプレーをやり続けるスポーツだから練習からその習慣を付けさせないといけないって思っているし、そのプレッシャーの中でプレーが出来る、出来ないを判断してほしいと思います。
まずはアップはリフティングと1対1を行いました。リフティングでは、しっかりと思った、狙った場所で扱える習慣が大事です。だいぶ1年生までが意識が変わってきているのを感じるし、チームに入って4ヶ月。成果はしっかり出てきていると思います!もちろん2,3年生は余裕も感じられるようになってきているし、成果は全体に見えてきていると思います!
そこから1対1ですが、ここでは少しだけ最初の設定を変えました。
試合により近い状況という事をイメージし、『奪う所からのスタート』という形でやりました。意図を理解している選手は『良い準備』からスタート出来ます。でも、意図がまだ理解出来ていない(試合のイメージが作れない)選手は棒立ちからのスタートになっていました。サッカーって一瞬の判断で大きく局面が変わるし、その為の準備の速さもかなり重要なのですが、そこの大切さが見えずに『能力・体力・技術』にしか目がいかない選手は完全に伸びない選手だと言い切れます。どこで気付くか?は試合というものへ取り組み方が変化すれば変わると思います。勝敗にしか目がいかない選手ではきっといつまでも気付かないでしょう。選手としての能力を伸ばしていく為にも、大事な事へこだわりを持てるようになってほしいと思います!
そこからは3年生は4対4。1,2年生は5対5と6対6という形でゲームをやっていきました!ここでは時間内をやりきる事がまず最優先でした。がんばるとか良い選手って事へのこだわりとがんばりをここで発揮してほしいと思っていたので、そこを促せるような声掛けを意識し、みんなが時間をやりきる選手に成長してほしいと願いながらやっていきます!
まずは1年生ですが、自分達で決めたがんばりの定義が『周りに伝わるまでやっている状態』だと言いました。自分ではなく、周りが判断するというものと考えています!それだけに、今日は自分以外の周りからがんばりは果たして感じられたでしょうか?もちろん全員ではないだろうけど、感じれたのも全員ではないと思うし、みんなで決めた『定義』である以上は全員がやるようにしなければなりません。
2年生は『やりきる事』と定義しました。こちらも同じです!自分の中だけではなく、周りにそれが伝わる事を前提にしています。だから、自分以外からそれがどれだけ伝わってきたか?だと思います。外から見たコーチの個人的な意見では、まだまだ関わりが遠いし、遅いと思います。でも決してがんばっていないとも思いません。みんながんばろうとしているのはわかります!!ですが、大事なのはコーチに伝わる、コーチに評価される事ではなく『自分達で決めた事を自分の責任でやれる事』です。これは全学年共通だと思うし、評価を周りにもらう事は大事ですが、まずは自分が胸を張れるがんばりを発揮していく事にこだわっていきましょう!!
3年生はここに来て踏ん張れる、気張れるようにはなってきています!!強気な姿勢でやれるようにはなっています!
でも!!!!
です。もっと各自の中のこだわりを持ってほしいし、やらなければいけない事を整理して考えてほしい。自分の考えが周りと違うのであればとことん話し合って解決してほしい。もっと考えをすりあわせてほしい。各自の『やってほしい事』があるのは当然ですが、それをやるかどうか?を決められるのはその本人なのですから、そこを尊重した上で一緒に良い意見として考えるようになればいいですね!シュートゲームでは、ゴールへの高い意識は出てきているし、シュート自体にまだうまさはないですが、『きっかけ』を与え続けていく中できっと良い方法を見出していくと思います。
最後のシャトルランもしっかりとやりきりました!!尊志くんもきちんとここまで一緒にやりきってくれるのは良い事だと思うし、今後も一緒にサッカーを考えていけるメンバーの一人だと思います。みんな引退、卒業してから気づいた事が山ほどあると思うし、そんな尊志くんの立場からもまた選手に色々伝えてほしいと思います!
ゴールへの執着心、ゴールへのこだわりを持って、これからもがんばっていきましょう!!