繋がる、繋げる!トップリーグ!!

今日はまた本当に暑い一日となりましたが、3年生がトップリーグの試合を行う為に三田学園中学校さんに行きました!!本来は予定されていた日とは違ったのですが、7月中に日程を消化しなければならないという事で急遽入った日程でしたが、それでもこの三田学園中学校さんは高校とも隣接しているのですが芝生のグランドになっているので、本当に良い環境で試合をさせてもらえる事は選手にとってはありがたい事だと思います!

昨日の試合で忍くんが骨折してしまい、チームとしても痛手にはなりますがそれでもみんなが何かを考えるべき時だと思うし、そういう意味がある事だと受け止めてみんなが何かを変えてほしいと思います。忍くんが抜けて忍くんと同じ事をやるのは不可能ですが、違ったやり方を違った選手がやれば良いし、それをみんなが理解をしてチームとして活かしていけば問題はないと思います。みんなで考える良い機会であると思いながらも、怪我でやれない悔しさは本人が一番強いと思うので、その悔しさをみんなでカバーして、また一緒に出来る日を迎えられるようにがんばりましょう!!

今日は怪我人もあったのですが、『これも何かを考えるべき時だと受け止めて前向きにやっていこう!』という事をみんなに話をしてアップをしました!今日は高校生がリーグ戦を行っている時間だったのでアップの場所は限られていたりしたのですが、それでもみんなにとっては芝生という環境はありがたい事だと思うし、色々な面で恵まれている事に感謝をしてほしいと思う。

今日はトップリーグの一日開催という事で特別なのもあって、三田のサッカー協会からも審判派遣をしてもらったり運営にはお世話になったりとみんながサッカーをする為に様々な協力を受けている事は忘れてはいけない。保護者の方々の送迎もそうだし、弁当だってそう。一人の力でサッカーは成り立たない事を理解し、チームの一員として周りへの感謝の気持ちも大事にしてほしいと思う!そんな事を気付かせてくれる環境がある事にも自分が感謝をしたいし、こうして選手と一緒に考えたり、がんばったり出来る事をうれしく思います。

試合は暑い日差しの中行われました!

本当に良い天気だったし、選手はやっぱりきつかったと思うけど、そういう時にこそ何を思えるか?何が出来るか?になってくる。良い選手とは苦しい状況下で何が出来るか?をしっかりと考えられる、行動出来る選手だと思うし、自分の環境が整った時(体調・天気・グランドなど)にしか発揮出来ない『限定』の選手は良い選手とは言えません。自分自身がその時の環境に応じて自分を変化させられる事が本当に大事になってきます!

今日はワントップにして攻撃の起点を真ん中ではなく、サイドにしていく事を一つの狙いに持っていました。前半からその狙いはうまくハマっていたし、左のサイドを起点に相手を崩す回数は増えていきました。ですが、攻撃に転じた時の守備への意識、『もしかしたら・・・』という予測を含めたものが足りなかったのでしょうか?!攻撃がやりきれなかった時の一発のパスに選手同士の距離が遠く、チャレンジはあるけどカバーが遠い状況が続き、試合中の選手同士を観ていてもそこへの対応を始めたのは30分近くの時間が経過してからでした。ただ、そこへの気付きがようやく選手から生まれた事、何かを変えないといけないって中で思ってくれた事は大きな変化だと受け止めています。

試合のほうは、選手同士の遠い距離感の中に入られてしまう事が多く、先に失点してしまうのですが、ちょっとずつその間が狭く、また気付く選手が増えてきた事で対応していきながらも、やっぱりサッカーというものが面白く、相手もまた変化していくものですから対応した上を狙ってくれば当然また崩される事も出てきてしまい、先に2失点をしてからの得意の攻撃の形で1点宗一朗くんが返しましたが、勢いが出た攻撃の終わり方がまずくカウンターで再度失点し、前半は1−3でした。

ハーフタイムには少し守備陣には距離感の話はしましたが、その場の事をいくら話しても、結局はそれをまた違った形で起きてくるものへ対応しなければならない訳で『正解』はないのです。その時、その場で必要に応じた事が出来るかどうか?というサッカー選手としての対応力であり、それが一人では難しいからお互いを助け合える協力出来る関係性が必要なのです。もっと中で細かい会話をするべきだしそれを練習中からやっていくしかないと思っています。ファルコは『真面目』だから一人一人ががんばろう、って思う所があるのですが、協力すればその力がより大きく発揮出来るという事をこの夏で伝えていければいいな、と思います!

後半に入って、相手はサイドのケアを真っ先にしてきました。

それに対して同じ位置で同じ事をしようとしたうちは当然後手になったし、ここは選手達が変わらなければいけない部分だと思います。サッカーって一つの事が常に通用するものではないし、武器だって『他にあるから強みとして使える』のです。『それしかない!』と信じていく気持ちは大事ですが、本当に一つしかなければ相手は対応に慣れるし難しくなくなるのです。人はそうした環境の変化において成長をしてきたし、それはいつの時代も変わりません。みんなが成長する為の時間と場所はたくさんあります。ファルコを卒業すればそれぞれがバラバラになってまた新しい仲間とサッカーをしていくのです!慣れた仲間だからこそ分かり合えているという『良さそうな言葉』でごまかさずに本当に考えなどを擦りあわせていく作業をしていく力が必要です。その作業をしっかりと出来るようになっていれば新しい環境にもすぐに入っていける訳です。『慣れ』で分かるのではなく『自分の心で理解をする事』を引退を視野に入れた今、やっていく事が求められます。

サッカーを続ける、続けないを別にしても人つぃて社会に出ていく中で求められる力です。なりたい自分になる為に必要な事をこれからもサッカーという素晴らしいスポーツの中から見出していきましょう!!人と繋がる力、人を繋げる力。大事にしていこう!!