今日は良い天気に恵まれた一日でしたが、明日から接近してきそうな台風が心配でもあります・・・。そんな心配な気持ちとは裏腹に、綺麗な夕焼けだった今日は思わず少し見とれてしまい、また撮影をしてしまいました(笑) 今日は色々と思う事がありました。

日中はファルコの中学生のサッカーノートの返事をしながら選手の抱えている問題や悩みを自分なりに考えたりしました。きつい日差しの中でトレーニングをやってみると体が壊れそうでした(笑) 年老いていく自分を感じました(泣) でも、たまたまブログを見ていると昨日でちょうど『記事5000件目』でした! ファルコの立ち上げから11年が経ちましたが、これまで多くの選手と一緒に現場であれこれ考えたり気づかされたり、発見したり、悔しかったり、考え込んだり、落ち込んだり、毎日を一生懸命に生きながら綴ってきたこのブログの記事もここまでの数になると、やっぱり自分の中でも達成感があります。終わりはありませんが、ここまで続けてきた事に意味があると思っています!選手にも何かを続ける大切さはずっと言ってきているし、自分がこうして何かを通して手本となっていく事は大事な事だし、これからも日々をがんばる子供を応援しながら自分も成長していきたいと思います!

さて、話が少し飛びましたが、今日は西脇スクールに新たに体験として3年生の大晃(ひろあき)くんが参加をしてくれたので、またみんなにも本当に良い影響を与えてくれました!

スクールという場所は基本的に『楽しむ』事を第一に考えています!

ですが、楽しむ感覚が『自分の好き勝手』では困ります。場所にはルールがあり、参加には目的があるのが大事なのです!自分は近年の子供を通して『場所や環境には恵まれていく中で肝心な心を失っている』感じを受けているし、それをスクール生であっても自分で考えて、自分の意思でやる事を最低限の事として考えてほしいと思っています!

そういう意味で今日は新しい大晃くんを前に、みんなにいつものように5つのルールを言ってもらったのですが、言葉だけでは誰の頭にも入りませんから今日は一つずつルールとその意味(どうやってそれをやるのか?)を一緒に加えて言ってもらうようにしました。それでも、自分の頭で考えて発表してくれる子は多かったし、みんながそうやって成長しているのを感じました!!今日はせっかく仲間が増えた事もあって、そういう意味を考えてもらう時間をつくるようにしてみました。

まずはステップからスタートをしました♪

ステップは今日もしっかりとがんばってくれていたし、大晃くんもみんなに教えてもらいながらうまくやっていました!!

次のレベル6キャッチも各自は自分の事を考えて練習をしてくれている中で、新しい大晃くんの立場を理解し、教えに入ってくれた6年生(波琉くん、雅久くん、冬馬くん、孟紀くん、旬くん)達。とても丁寧に、良い言葉を使って選んでやってくれていたと思います!その雰囲気もあって本人も一生懸命にやってくれていました!!

それは良かったのです!が、反対に『無関係』な態度で全く関わろうともしない子もいました。スクールのルールには自分で考える、協力する、チャレンジをする、なんて言葉がありますが、それをやろうともせずに自分だけの事で楽をしている子もいたので少しだけ話をしました。まずは様子を見てみんながどうするか?を観察してからいつも自分は話をします。

リフティング検定をやる時も、『いつもと同じ子』と組もうとする訳です。居心地が良いという代わりに『緊張感がない』事により成長は停滞します。そこで、『来ている意味を考えよう!うまいとか下手とかじゃなく、みんながうまくなりに来る、サッカーをやりに来ているんだったらもっと自分で考えてみんなの事も考えようよ!新しく来た立場でみんなにどうしてほしいと思う?その事を自分からやってみてあげてよ!』という事を言いました。素直で真剣に聞いてくれたみんなは、検定から普段やらないメンバー同士で組んでやってくれた事で当たり前と言っていいかも知れない『新鮮な変化』が起きました。

6年生が4年生の女の子をそれぞれ捕まえてやってくれた事で、お互いに良い緊張感が生まれました。そして、6年生の熱心な指導のおかげで4年生の女の子達もいつも以上に必死になってがんばってくれていたし、萌恵ちゃんは一つクリアするなど素晴らしい成果まで見せました。またそのクリアを受けてコーチと一緒にハイタッチをしたのは6年生の教えてくれた波琉くん!!自分の事のように喜ぶその姿はとても感動しましたね♪

そういう空気があると誰だってがんばろうと思えるはずです!今日はクリア出来なかったけど、一緒に10分間がんばってくれた雅久くん、孟紀くんもとても良い雰囲気で関われていたし、その証拠に春ちゃんも、陽徠ちゃんも、一生懸命でした!!

人と人が関わるって本当に大事で、お互いを思いやるとか気配りをする気持ちとかってこうした『実戦』で覚えていくものだと思います。その中で相手の気持ちを理解したり、痛みを分かち合ったりする素晴らしい仲間になっていくんだと思うのです。子供にはこうした場をどんどんと提供していくのが大事だと思いましたね!

その検定でがんばった後に、測定をする前に『こうやって一人一人ががんばれば全体の中の雰囲気が変わるし、誰かがうまくなっていくんだよ!いつも自分とは限らないけど、周りの為にも自分ががんばろう!測定もみんなの記録が生まれる雰囲気を各自のがんばりで作っていこう!』と言ってやってもらうと、本当に良い集中した空気が生まれその中で6年生の雅久くんが25回⇒38回に、旬くんが104回⇒156回に、孟紀くんが20回⇒23回に増えました!!回数だけではないですが、各自の雰囲気が出した成果だと思います!

最後のゲームは3チームにして勝ち残りでやりました♪勝ちたい気持ちを前面に出している子もいたし、感情が出てくるぐらいにがんばってくれていました。人間って感情を出した時ってうまくいかないものです。自分もそれは経験で理解しています!ですが、色々な事に早く気付くにはやっぱり感情を出し切る事から始まると思っています。そこからの考え方を考えていくのは大事ですが、慌てずにサポートしていこうと思います!!

今日が誕生日の春ちゃんも、自分の意思で流れに関わり見事に自らを祝うバースデーゴールを決めました♪お見事です(笑) 自分からやればそれだけの成果が必ず残る!!だからこそ、その自分からやる雰囲気や環境をつくれるようにがんばりたいと思います!