今日は朝から1,2年生の紅白戦を行いました!!

今日はミーティングをしてから一斉に準備をしてもらうようにしました。ミーティングでは目的と手段について話をしました。みんなはサッカーをやっている事自体が手段であり、目的ではない事を選手に確認してもらうようにしました。良いサッカーをする為の戦略だったり、勝つ為の方法が『目的化』してはいけない事。サッカーをする事を手段にしていく事。そして、その為にたくさんの手段があり、その手段を一歩ずつ確実に歩んでいこう!という話をしました。1,2年生に足りないものが明確に見えてきている今、この夏だからこそ!暑い今だからこそ気付かせるチャンスと思っています。何もしなくても暑い、しんどいこの時だからこそ本当に、本心がサッカーをうまくなりたい、強くなりたいと思っているのか?という事を問う為の時間にしていきたいと思っています!

その話をしてから、自分で考えて準備に関わる事、仕事を見つける事をやろうという事で準備をしてもらい、アップをして試合をするようにしました。でも、まだ準備では楽な事しかしない、やらされているという1年生が多くいるという2年生からの感想もあったし、改善していく部分はたくさんあります。

ミーティングをしても、自分の意思を伝えない、言わない、聞かないという選手はいます。それが自分にとって責任を感じていないからでしょう。それをいかにして気付かせるか?を今後もリーダー達と中心になって考えていきたいと思っています。

自分の事をしっかりとやる上で仲間の事に協力をする事が必要だし、それが出来てこそ選手としての責任も果たしていけるという事を理解させていきたいです。

試合は25分ハーフで行うようにしました。その試合をやる前にも『罰ゲームという言い方は適切ではないけど、やっぱり勝敗が出るという事はそれだけの理由もあるから、負けたチームは何かを努力しようか?』という提案をして、みんなで決めてもらって負けたチームはコートをリレー形式でダッシュするという形でやるようにしました。意図や意味を持ってやる事はすごく大事で、それがないとやっぱりいくら暑かったり、しんどかったとしても何も残らない事に早く気付いてほしいと思います。

試合は序盤から『人の事を指摘するばかり』の一方通行な声が多く、見ているだけでも不快になるような感じがたくさんありました。その事をやっぱり本人は気付いていないので、途中止めて話をしました。

みんなは『良くなりたい』『信頼されたい』という事を口に出して言いますが、その為の行動をやろうとしません。頭では分かっているけど・・・という事は言いますが結局行動しなければ自分も環境も変化はしません。その事を分かってほしいし、2年生は分かってきている所です。だからこそ2年生に言う事と1年生に言う事も違ってくるし、個別にも違ってくるのは仕方がないと思うので、もっと個人が自分という人間と向き合ってほしいし、自分を今よりも良くしていこうという努力をしてほしいと思います。

止めた後からは話もした事もあって、雰囲気は変化しましたがそれでも仲間に文句を言ったり自分の事を棚に上げる選手は相変わらず存在するし、自分がやるべき事をやる事にどうしても力を注げません。

紅白戦のほうは、後半に入るとあからさまな暑さに負けた体力低下が目立ち、人に期待し、自分がやらなくなるという分かりやすい現象が起きました。

この事も前提で最初に詳しく説明をしました。みんなには今後の人生においても、自分にとっての不都合な事は起きると。暑い、きつい、辛い、しんどい、嫌・・・という時にこそ何が出来るか?が自分の『本音』だと。

その時に見事に人のせいに、周りのせいに、勝手に期待をするみんなを観て、やっぱり変わるべき時だと思ったのです。足りないものは分かっている。だからこそ、今日は終わってからキーパーにだけトレーニングをさせました。自分から逃げない事、弱さと向き合う事、その時間を経験してほしかったのです。いつまでも『自分の中ではがんばった』という狭い基準を越えてほしいのです。自分には分からない自分の限界を、可能性を自分で決めないでほしい。

向き合ってほしい、戦ってほしい、越えてほしい・・・・

応援しか出来ない自分にもどかしさがあるけれど、それでも自分は自分がやるべき事を精一杯やるだけ!!がんばろう!!!