指導者として!コーチミーティング!!

今日の夜は月一恒例のスタッフミーティングを行いました!

智貴コーチは残念ながら今回は不参加となりましたが、残りのスタッフで行いました。毎回行っているのは、月の予定とスタッフの予定を合わせて、エリート塾の気付いた事や様子、課題などの話。同じようにファルコのやっている事、気付いた事、様子などをみんなで共有していきます。その上で、今月はどういった事に取り組んでいこうか?というような話をしていきます。正解はない中で、それでも根っこは『子供が良くなっていく為に』という事が全てなので、その基準だけはブレないようにしていきたいと思います!

毎回行っているミーティングの中で、非常に良くなっていると感じるのは一人一人が自分の意見を言ってくれる事です。一方通行ではなく、お互いに意見を出し合えるようになっている事、選手にもそうなってほしいと言うからには指導者もそうやっていかないといけないという事をみんなが自覚してくれているのが本当に一緒にやりながらありがたいと思える所です。自分一人では分からない事や気付かない事をこうして分からせてもらえる機会を大事にしていきたいと思います!

今日、メインにした議題は『サッカーをやる上でやるべき事とは?』という事で考えてもらいました。

目先の技術的な要素だけではなく、色々な要素が重なり合って選手は出来上がっていく事やプロのカズ選手が48歳になった今でも現役で、プロでやり続けられるのはどうしてか?という観点などからも本当に大事な意見が出てきました。選手目線であったり、大人目線、指導者目線など、様々な視点から考えてもらい、共通して絶対に必要な事とは?という事で非常に良い意見が出てきました!!

その意見を拾いながらまとめていくと、だいぶ整ってきました。選手がすべき事として言葉にすると、

『自分の意思で仲間と協力出来る事』

となりました。これがサッカーをやる上で絶対に必要な、やるべき事だと決まりました。サッカーは『個』を磨くみたいな事はよく言われます。特にサッカーを始めた最初の頃ってそうなりがちです。もちろん必要です!ですが、個に着目しすぎる事で仲間との関わり合いが弱いとか、そういう事は関係ない。個人的に上を目指せば良い、みたいな考え方になっていく傾向が見られます。でも、サッカーって11人(8人)いて成り立っているだけに周りの為に動きながらその中で『自分を活かせるかどうか?』だという事です。自分だけが目立つのではなく、チーム(組織・集団)の中でどう活かせるか?を考えられる事が個人としてやるべき事だと話がまとまりました。後は、この考え方をどのようにして子供に伝えていきながら、理解をしてもらえるか?という事です。今月はこのテーマに向けて指導者みんなで考えながら現場で取り組んでいきたいと思います!