関わりによる成長!!西脇スクール♪

今日はナイターで西脇スクールがありました!!

二学期が始まって2回目となりますが、秋祭りの練習が始まったりして全員が揃わない状況にはなりますが、みんながサッカー以外の場所でもがんばる事はとても大事な事だと思うし、サッカーをしたくても出来ない辛さは本人の事なのでこちらとしては出来る時のがんばりを応援してあげたいと思います!

前回体験参加に6名の子供が来てくれたのですが、今回から正式入会をしてくれたので一緒にがんばれる事になりました♪この西脇スクールには西脇小学校区のメンバー6名でスタートしたのですが、やっている中で子供同士や親の繋がりも出てきた事もあって、その範囲は同じ西脇の重春小学校区のメンバーへと広がり、今は加西市まで広がってきた事で範囲ももちろん人数も20名になりました♪一つのスクールで行う人数は20名が一番良いと言われているのですが人数がどうこうよりも自分が一番大切にしたい繋がりが増えた成果が一番うれしいですね!!

スクールは今日もステップから開始しました!!

ステップでは細かく、速く、という事を意識しながらやってもらっています!何を目的に行っているか?という事が明確化されると子供は取り組む姿勢とその成果を速く実感する事が出来ます。なので、指導者としてはその目的をいかにして伝えられるか?が大事になってくるし、そこへのこだわりは自分が追求していきたい所です!

ステップの次はレベル6キャッチをしてもらいました♪

ここでもボールとの関係性を高める目的に添ってやれるようになってきています。自分勝手ではボールは言う事を聞いてくれませんが、自分のほうから歩み寄るような姿勢で関わっていけば自然とボールとの関係性は高まってきます。背中でキャッチするなんて事は通常の生活の中ではありえない事ですが、『体のどの部分でも扱える』事はサッカーという限られた難しい場所で扱うスポーツをするにあたってものすごく有利に出来る事になります。技術面の余裕はもちろんですが、『思った通りに扱える』事をここでは獲得してほしいですね!今日は5年生の伸之助くんがレベル6に到達してくれました。前回参加してくれて今回がまだ二回目の爽志くんはもうレベル4を成功させているので、今後も楽しみですね♪

次はリフティングをしてもらいました!!

ここではマーカーを使ったトレーニングになりますが、これもレベル6キャッチと一貫して行っているものとなります。何かを共通してやらせていけばどこかのきっかけで全てが良くなっていく事も考えられるのでなるべくテーマがズレ過ぎないような形でスクールはやっていきたいと思います。シュートをしたり、ドリブルしたり、パスをしたり、みたいな『単発的』なものではなく、『そういった部分を繋げる関節的な役割』を獲得させたいと考えています!目に見えにくい成果となっていきますが、自分はスクールの生徒を指導してきて将来サッカーをする、しないは別にものすごく大切なものを獲得出来る為の事を考えているのでこれからもやっていきたいと思います!

その後はフリーの測定をしてもらいました!

ここでは、自分の世界に入って自分の記録へ挑戦するという自分との戦いをする時間です。うまくいかない日、調子の悪い日だってあるでしょうが、それも含めて向き合って勝負していく事が大事です。諦めたり、やめたり、逃げたりするのは一番簡単で、一番愚かな行動。そういう無責任な責任の取り方ではなく、きちんと向き合って、戦える人間になってほしいと思いますね!

今日は6年生の夢起人くんが12回→17回に!瑠偉くんが34回→54回に!奨瑛くんが16回→18回に!翔太郎くんは7回→20回(バウンドリフティング)に!蒼依ちゃんが10回→20回(バウンドリフティング)に!と更新してくれました!!

最後はゲームをしましたが、今日も手繋ぎサッカーをやってもらいました!!これは子供にとっては最初はストレスになってくる事でもあるかも知れませんが、サッカーは仲間との協力によって成り立つものである『仲間のありがたみ』を知らない選手は成長する可能性をどんどん減らしていきます。いくら自分自身の技量を上げて思うように技術を発揮出来る選手になったとしても、それを発揮させてもらえるかどうか?は周りとの兼ね合いによって決まるのです。ヘディングが得意なら高いパスをしてくれる仲間が必要で、ドリブルが好きならコースを空けたり足元へパスをくれる仲間がいる。シュートが得意ならパスをくれる仲間が必要で、ボールを奪いたいならコースを限定してくれる仲間がいる。サッカーでのプレーの成功の裏には必ず『自分以外の人の協力』があるという事です。その事を言葉や理屈ではなく、肌で、感覚で感じてほしいと思っています。この手繋ぎサッカーにはそういう効果があると思います!

西脇スクールは他地域から集まってくれている事もあり、この効果は絶大になります。誰だって初対面のメンバーと一緒にやれば緊張したり、遠慮したり、思うように出来ない事は多々起きます。そういう中でも、こうやって繋がる事によって思いを合わせたり、それがうまくいって喜びにかわったり、反対にうまくいかなくて一緒に悩んだり。。。という経験は成長していく為に必要なのです!!

先週に比べてみんなの感じるタイミングやプレーのアイデア、協力の仕方が良くなっていました。不都合な状況(一人で思うように動けない)だからこそ学ぶ機会なのです。何を?どうすればうまくいくのか?です!不満しか頭に浮かばない、否定しか浮かばないようになると人間は終わりです。自分を基準にしてしまうと成長は止まります。

この手繋ぎでは、隣の子がどうすれば気持ちよく動けるか?を考える大きなチャンスです♪それが分かれば自分へのパスをくれる仲間へ『感謝』をする選手になります。人に対して『与えた』ものは自分へ返ってくるものです。それを『先に求めるか?先に与えるか?』なんです。そこの差なんですね!

こういう事を子供は感じ取る力が素晴らしいので、きっとどんどん仲は深まっていくし、協力する喜びも分かってくると思います!色々な地域だからこそ見える人の姿だったり、自分の姿を理解しながらこれからも成長してほしいと思います!!